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ソウル スカイ

もう8月も終わりますね
今年の夏はすごく忙しかった宗文です

と更新できない言い訳してます・・・すみません・・・

共に生きる がまだ途中ですがshortあげます
会社員ルーミンのバレンタインのその後です

2月に付きあい始めての8月という設定です


[ソウル スカイ]



「やーシウミン!!!!」

昼休み終了直前に後ろから声をかけられた

振り返って見上げるとチャニョルが手を振っている

「ランチにいなかったけど・・今外回りから戻った?」

「うん・・・得意先から今戻った・・・腹減った~」

そういうとチャニョルはニコニコしてシウミンの顔を覗きこむ


「そうそうこれ・・・今貰って来たんだけど・・俺都合悪くて・・
シウミン行って来れば?」

チャニョルはシウミンの手に2枚のチケットを握らせた

「なんだこれ・・・」

「ソウルスカイの展望予約券」

ソウルで1番高い建物として4月に完成したタワーが
ソウルスカイという名前だったっけ・・・とシウミンは小首をかしげる

「これさ・・・今日のなんだよ・・それも時間指定でさ・・・
もったいないから誰か行かないか・・・って取引先から貰って来たの」

「お前行けば?」

「俺・・・今日この時間にベクとライブ行くんだ・・・」

そういえば入場時間が予約の順番で決まるって話だったな・・・
入場料ってたしか・・・27000w・・・2枚で54000wか・・・食事に回せるな・・

シウミンはルハンと夕食の約束をしていた事を思い出して
夕食の前にちょっと展望台で夜景を見てから食事でもしよう・・
軽い気持ちでチャニョルから入場券をもらったのだった





「めずらしいなぁ~ワールドタワーで待ち合わせって・・」

ルハンはそう言うと新しくできた高層ビルを下から見上げる

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「げぇ~俺・・・高いところ大嫌い・・・しうちゃんと遊園地デートしてないから
ばれてないけど・・・できればみっともない姿見られたくないな」

ルハンがぶつぶつ呟いてると
後ろから肩をトントンと叩かれた

振り向くとシウミンが笑顔で立っている
思わずルハンの頬が緩む・・・

「ルハンお待たせ・・・何ぶつぶつ言ってるの?」

「えへへ・・・なんでもない」

シウミンは時計を見て時間がないな・・と呟くと
ルハンの手をとってずんずんと歩いていく

ショッピングモールの中を歩いていくので
ルハンはてっきり買い物予定なのかと油断していたら

「はい・・行くよ」

展望台ロビーと書かれた入口を入っていく

へっ?

ルハンが質問する隙も与えずに
シウミンはルハンの手を握って歩いていく

中に入ると搭乗前のような
厳重な持ち物チェックがあった

タバコを吸う人たちはライターを取り上げられ
飲みかけのペットボトルも取り上げられる

ルハン達は取り上げられるものもなかったので
すぐに通過できた

「しうちゃん・・・」

「チャニョルにチケもらったんだ・・今日のこの時間のチケ」

「しうちゃん・・・」

「ルハン知ってた? このタワー120階の展望台に行くのに
エレベーターでたった1分なんだってさ」

ルハンはシウミンに弱い姿は見せられないと
必死に笑顔を作っている
でも心臓は恐怖でバクバク冷や汗が背中を流れている

高速エレベーターに乗ると
外が見えなくて安堵のため息をついた
壁がスクリーンになっていて
展望台までの1分間で
ソウルの街並みなどがうつされている
空からの映像だったりして
それはそれで別の意味でルハンの不安を煽った


エレベーターの扉が開いた


うわっ・・・・

目の前の窓から丁度日没が見えたのだ

ここが120階という事を忘れてルハンはシウミンの腕をひっぱる

「しうちゃん・・・見てみて・・綺麗だよ」

日没

「あれって南山タワーだよね」

キラキラした瞳でルハンが
南山タワーの後ろに沈む夕日を見守る

その横顔をシウミンは見つめながら、来て良かった・・とホッとする

気乗りしてないように感じたのは気のせいだったかな・・・


日が沈んでもまだ周囲は明るい

「せっかくだからぐるりと回ってみよう」

日没のこの時間
周囲はカップルであふれている

そんな中シウミンは少しも隠すことなく
ルハンの手を握ってきた

ぎゅっ・・・

日没の時ははしゃいでいたルハンだが
ここは120階だと思い出したようで
シウミンの手を強く握り返してくる


「少し窓の方に行ってみようよ」

足元を見ると白い床になっている所があった
シウミンが窓の方に引っ張っていく・・・

するとルハンの足元が突然透明になって
真下の景色が目に入ってきた

「おっ・・・ここって曇りガラスが透明になる仕掛けなんだ・・
突然にびっくりするなぁ・・・・」

シウミンは面白そうに床下を覗いている
地上から555mの高さ・・・・下を走る車は蟻の様に小さく見える

足元


「しうちゃん・・・もうだめ・・・」

ルハンが腰が抜けた様にへなへなと座り込んだ
瞳は涙であふれそうになっている

「まじ?」

ルハンと付きあい始めてまだ日が浅い
まさか高所恐怖症だったとは・・・

シウミンはルハンの腰をガシッと掴むと
窓から離れ、建物の中心部まで連れて行った

まだ指がぶるぶると震えているルハンの指を
やさしく自分の手で包み込む

「悪かった・・・ちょっと休憩しよう」

そういってcafeの席にルハンを座らせる



アイスアメリカーノを手にしてルハンは小さく呟いた

「ごめんね・・・俺・・・高いところダメなんだ」

「この間南山タワー行ったよな・・・
だから俺大丈夫かと思って・・あっ・・」

シウミンは何かを思い出したようにルハンを見つめた

「南山タワーそのものはそれほど高くない・・・
ソウル市内が眺められるのは山の上にあるからだ・・・
そうだ・・・ケーブルカーに乗らなかった・・・
どうしても車で行きたいって・・・お前言ってたのは・・それか・・」

コクン

ルハンは小さくうなずく

「じゃあ遊園地なんてもってのほかだな」

コクン

「しうちゃん・・・こんな俺・・・嫌いになった?」

ルハンがシウミンの様子を伺うようにそっと顔をあげる

くすっ

「バカだな」

シウミンの笑顔を見てルハンも小さく笑った

「遠くを見るのなら大丈夫だろう? 観覧車と違って揺れないしさ」

「うん」

「もう少し夜景を堪能して夕飯たべに行こう」

「うん」





この後

床下が最初から透明の部分で
シウミンが負けず嫌いのルハンの性格を逆手にとって
なんとか窓の所まで歩かせる事に成功した

シウミンに手を引かれて
絶対に足元を見ず
遠くを見つめながら窓まで到着
そしてまたシウミンの顔だけを見つめて
透明な床の場所から離れる事ができた

「やればできるじゃん」

シウミンに褒められて
自分でも十分頑張った達成感もあって
ルハンは大満足だった


「頑張るルハン・・俺は好きだよ」

「しうちゃん・・・ずっと俺のそばにいてね」


帰りのエレベーターもわずか1分で地上に着いたけど
その1分間も混雑しているどさくさにまぎれて
ルハンはしっかりシウミンに抱きついていた


「楽しかったか?」

「うん・・・
日没見れて綺麗だった」

「また見に来るか?」

「今度はしうちゃんと日の出がみたい」

「ダメだ・・・ルハン・・・それは無理だ」

「え?」
(なんで・・・なんで・・・2人で日の出見れないの?)

「ソウルスカイの営業開始時間は朝の9時半からだ・・」



おしまい




この夏休みにソウルに遊びに行って
ソウルスカイに行ってきました
ルーミンがデートしたらどうかな・・・って妄想しながら見てました

床下の透明な場所は迫力ありましたね~私は平気でしたが
屈強な男性(欧米人)がビビッて腰抜かしてたの見て
ルハンも腰抜かすだろうな・・・って


時間を予約して入場券を買います
1度行ってみると楽しいかと思います・・・・・・
スカイツリーはまだ上ってない宗文でした



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るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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