誕生日の意義 

今日はシウミンくんの26歳の誕生日です・・・日本年齢だと25歳ですね

宗文は表ブログにも書きましたが職場がまた変わるのでバタバタしてて
本当にPCを開ける時間もありませんでした

そこにチャンミンショック(笑) が加わりしばらく妄想が中断
他のルーミン話を書いている方々の話を読ませてもらって復活したんです

あのチャンミンに抱きついたシウミン君の笑顔が本当に可愛くて可愛くて・・・
でも相手はルハンじゃない・・・もうジレンマでした


そんなこんなで←

シウミン君の誕生日祝いと言うことで話をあげます

(宇宙ものの話がまだ途中ですが・・すみません・・誕生日は1日しかないんで・・・)

登場していただくのは「プラネットより愛を込めて」のシウミン少佐と泥棒ルーハンです

恋人になりたての頃の話と思って読んでください


[誕生日の意義] プラネット番外編



シウミンは誕生日を祝うという習慣がなかった

物心ついた時には父親は愛人宅で家庭をつくり

大きな屋敷には自分と母親の2人と使用人数人しか住んでいなかった

母親は良い家柄のお嬢様育ちでプライドだけは高く

家によりつかない父親の事もあり精神的に病んできていた


シウミンは母親の癇癪に触れないようにおとなしく毎日を過ごしていたので

まったく子供らしさの欠けた幼少時代を過ごしていた



あわれに思った使用人の執事や女中頭はシウミンに愛情を注いでくれていたが

1番注いでほしかった母からはハグやキスの一つもしてもらった事はなかった


そんな生活をしていたので誕生日を祝うという習慣もなく大人になってしまっていた






「少佐の誕生日って・・・今日なんですね!!!!」

チェンがたまたま見た書類にシウミンの生年月日が記載されていて

その事を知ったセフンと2人で「お祝いしましょう」と盛り上がった

そして3人で行きつけの居酒屋でささやかな飲み会をして

いつもならシウミンの支払うところを2人で出し合った・・・という事が去年あった

それが祝ってもらった初めてだった・・・・

当の本人はクリスマスや新年会のノリのような感じしか受けてなかったのだが・・・





そして今年・・・・

ひょんな事から知り合って

付きまとわれて

いつの間にか心の中まで入り込んできたルーハンが

シウミンの誕生日を異常に知りたがったので

事務連絡をするように淡々と教えた

「えーっしうちゃんの誕生日って今日なの?????」

とすごい形相で睨んでくる

「ああ・・・お前と同じ生まれ年だよ・・・だから何?」

「なんでーもっと早く教えてくれなかったの????

俺たちもう付きあって2か月だよねっ!!!!!誕生日って最高のイベントじゃん」

「だから? 何? イベントなのか?」

シウミンの言葉にルーハンは大きくため息をつく

付きあい始めてだんだんわかってきたことだけど

シウミンはあまりにも自分を大事にしなさすぎた

もちろん命もいつ捨てても構わないという感じで任務にあたっている

この間、子供の頃の話を聞いたが

愛されないで育ったことが自分を大切にしない事に繋がってるのだろう・・・


「ちょっと待ってて・・・すぐに戻るから」

ルーハンはそう言い残すと

入り浸り状態のシウミンの屋敷から車を飛ばしてどこかに出かけた


夕食を済ませた後だったので

シウミンは自分の部屋につながるプライベートリビングで

世界情勢についてパソコンで情報収集をしながらルーハンを待っていた


「ただいまーっ!!!!」

ルーハンが手に大きな白い箱をもって帰ってきた

「しうちゃん!!!!コーヒー入れてよ!!!」

有無を言わせない勢いで言われて

シウミンは黙ってコーヒーを入れ始める

「その箱ってなんだ?」

シウミンが不思議そうにルーハンの顔を見ると

「へへへっ」と笑ってルーハンは箱をあける


「じゃじゃーん」

箱のふたをあけると中から大きなホールケーキが出てきた

『Happybirthday』とプレートが飾られている

「しうちゃんのお誕生日ケーキだよ!!!

ロウソクも年齢分もらってきたからね」


コーヒーを2人分のカップに注いで

シウミンはルハンの元にやってきた


「今日はしうちゃんの誕生日だからお祝いしないとね・・・

もっと早く知ってたらパーティの準備できたのに・・・時間なくて

今年はケーキだけでごめんね」


シウミンは不思議そうにケーキを見つめたまま無言だった


「もしかして・・・誕生日ケーキって初めてなの?」

ルーハンが小さな声で聞いてくる


「去年・・・チェンとセフンが誕生日祝いだって言って

居酒屋で飲み代を出してくれた・・・それが初めての誕生日祝い・・・

だから・・・ケーキなんて・・・初めてだ・・・・」


シウミンの言葉から幼少期を想像したルーハンは

込み上げてくるものを必死で押しとどめて笑顔をつくる

「しうちゃんの誕生日祝いを今からやります」

誕生日の歌を歌いロウソクに火をつけるルーハンを

シウミンはぼんやりと見つめている・・・・


「さあ・・・しうちゃん!!!!願い事をして一気に火を吹き消すんだよ」

ルーハンを見つめていたシウミンがぼそりと呟いた


「・・・誕生日って祝うものなのか?・・・・みんな・・・ケーキにロウソクたてるのか?」


「うん・・・今日はね・・・しうちゃんがこの世に生を受けた大切な日なの

だからありがとうという感謝もこめてお祝いするの・・・」

「・・・・・・・・・」

ルーハンはぼんやりしたままのシウミンの手を握って愛しそうに囁いた

「しうちゃん・・・しうちゃんが生まれてきてくれたから俺と出会えたんだよ

しうちゃんのお母さん・・・どんなお母さんだったにしろ・・・しうちゃんを産んでくれたから

だから今俺としうちゃんが出会うことができたんだよ」

ルーハンは優しくシウミンを抱きしめて耳元でささやく

「しうちゃん生まれてきてくれてありがとう・・・俺と出会ってくれてありがとう」

シウミンの瞳から涙が一筋ながれた

「俺と恋人同士になってくれてありがとう・・・・ミンソク・・・愛している」


ルーハンの一言でシウミンの瞳から涙があふれ出てきた

小さな子供みたいに肩を震わせてしゃくりあげる

その姿が愛おしいとルーハンは感じてもっと強く抱きしめた

「今まで1人ぼっちだったかもしれない・・・

でも今年の誕生日からは俺と2人だよ・・・顔をみせて・・・」

ルーハンは泣きじゃくる子供をあやすかのように

優しくシウミンにkissの雨を降らせた


「ロウソクが消えちゃうから・・・はやく吹き消して」

シウミンが小さくうなずくと

「願い事をしながら吹き消すんだからね」とルーハン

時間が過ぎてしまいだいぶ短くなってしまったけど

ロウソクはまだ全部燃え続けていた



ふうっ~


シウミンが1度に全部のロウソクを吹き消すと

「おめでとう」とルーハンが拍手をしながら祝ってくれた


「ありがとう」シウミンは小さく呟くと

ルーハンの胸に抱きついた



「願い事ってなんだった?」

ルーハンが優しくシウミンの髪の毛をなでながら聞く

「話したら願い事がかなわなくなるんじゃないのか?」

「えっ?教えてくれないの?」

ルーハンが口を尖らせて拗ねるように言うと

シウミンがくすくすと笑いながら答える

「ルーハンが一生俺の横から離れないで・・・

ずっと俺だけを愛し続けてくれるように」


ルーハンの綺麗な顔が

嬉しさでみるみるうちに崩れていく・・・


「うん・・・これからはずっと一緒だよ・・・

来年の誕生日はもっと素敵に過ごそうね」

「その前に来月はお前の誕生日だろう?」

シウミンの言葉にルーハンは目を大きく見開いて驚いた

「誕生日は恋人同士の大切なイベントなんだろう?」


ルーハンの腕の中で

シウミンは上目づかいでルーハンの顔を見つめてニヤリと笑った

ルーハンの背中がぞくりと粟立った

「ああああああああ・・・俺もう我慢できない・・・・

ケーキよりもしうちゃんが食べたい」


ルーハンはシウミンを宝物を扱うかのように大切に抱き上げると

お互いの気持ちを確かめるために寝室に入って行った






誕生日なんて何の価値もないもの

ただの記号のようなものだと思っていた

でも

ルーハンに生まれてきてくれてありがとう・・・と言われて

シウミンは初めて誕生日の意義を知る事になった


ルーハン

こんな俺と・・・出会ってくれてありがとう・・・

こんな俺にたくさんの愛を注いでくれてありがとう・・・

俺に愛を教えてくれてありがとう・・・・・







おしまい



相変わらず・・・朝チュンな宗文ですみません・・・

シウミンくんにとってHappyな1年になりますように・・・
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七夕の誓い

昨日は七夕でした

宗文はハンチョル話を書いている時に毎年「七夕」に関する話を上げてました

なんか七夕好きみたいです・・・

で今年はルーミンで書こうってずっと考えていたんですけど・・・

6月末からのKRYライブの名古屋遠征やらSMT・・・仕事もボロボロ状態で行ったりして

時間が無くて上げられませんでした・・・いいわけです・・・七夕終わってしまいました

「想う」の話が途中なのですが「七夕」の話を先にあげます

今回はプラネットシリーズのシウミン少佐と泥棒ルーハンの2人の話です




[七夕の誓い] プラネットシリーズ


「しうちゃん・・・・俺の国に七夕伝説っていうのがあってね・・・」

ルーハンと恋人同士になってから寝物語に聞いた話

シウミンの国でも七夕はあるようだが

世間に疎かったシウミンはその存在を知らなかった

ルーハンはそんなシウミンに七夕の話をして最後に

「今度の七夕は笹を飾って、お願いごとの短冊をたくさん下げようね」

そう言って、嬉しそうに顔をくしゃくしゃにしてシウミンにほほ笑んだ

そんな事が付きあってすぐ位の時にあった

七夕は明日・・・・・だけど今ルーハンの姿はない・・・・・




「しょーさ!!!!笹ってリビングに飾っていい?」

タオが小ぶりの笹の木を担いでシウミンの家にやってきた

シウミンが驚いて黙ってみていると

一緒に来たクリスとレイもタオに続いてリビングに入っていく

「るうちゃんに頼まれていたの・・・しょーさの家で七夕したいって」

タオの言葉にシウミンは黙って下唇を噛んでいた


「シウミンの所にも連絡はないのか?」クリスが聞いてくる

シウミンは淋しそうにほほ笑むと小さく首を横に振った



1か月前に「実家に行ってくる」と言い残してルーハンは消えた

シウミンを思いっきり抱きしめてから、

その耳元に「なかなか連絡できないと思う・・・ごめん」と小さく囁いた


クリス達の話によると

ルーハンは家の相続の事で話合いに行ったとの事だった

ルーハンの家は資産家だったが跡継ぎの兄がいるので

自分は家に縛られることもなく自由にしていられる・・・はずだった


しかし特別扱いで育てられた兄が「資産家の一人娘」に恋をして

あろうことかその家に婿養子に入ると決めたらしい

ルー家にはまだ弟がいるから・・・と兄も両親もルーハンの許可なく勝手に決めたそうだった

その事をクリスから聞いたルーハンは激怒して

自分の実家に異議申し立てをしに乗り込んでいった・・・それが1か月前

クリスが自分の親から聞いた話では、その件でかなりもめているそうだった

クリス達の元にもシウミンの所にもルーハンからの連絡はないままだった・・・・



リビングに笹が飾られてタオが一生懸命短冊に願い事を書いている

「しょーさ!!!しょーさもお願い事あるでしょ? この紙に書いて下げるんだよ」

「うん・・・ありがとう・・・タオ・・・」

シウミンが力のない声で答えると

「クリス達・・・部屋用意したから・・・泊まってってくれ・・・」

それだけ言って自分は部屋に引き下がっていく

慰めに来たはずのクリス達は

自分達を見て余計にルーハンを思い出させてしまったようだと

申し訳なさそうにシウミンの後ろ姿を見つめていた




今まで1人だった・・・1人で生きてきた・・

だから・・・また1人に戻っても大丈夫だ・・・・元に戻るだけ・・・・


ベットの中でシウミンはそう考えながら天井を睨み付ける

毎日のようにシウミンを抱きしめてくれていた温もりがなくなって

自分がどれほどルーハンに依存をしていたのか

嫌と言うほど実感させられた


最近寝不足が続いている・・・すべてはルーハンのせいだ・・・

「バカ野郎・・・メールの1行くらい送れないのかよ・・・」

大きくため息をつくとベットから抜け出して時計を見た

午前4時・・・・少し明るくなってきたけどまだ起きるには早い

しばらく考えていたがシウミンはベットから抜け出した


リビングに向かうとタオが書き散らかした短冊とマジックが転がっていた

シウミンは、ほう・・・と息をひとつ吐くと短冊に何かを書き込んで

そっと笹に吊り下げた


その時

ガタン・・・・

え?

リビングの扉の開く音がしてシウミンは振り向いた

「しうちゃん・・・起きてたの?」

「・・・・・・・」

「しうちゃん・・・ただいま!!!!やっと戻れた」

ルーハンのいつも通りの笑顔に

シウミンの胸は熱いものが湧き上がり

知らないうちに涙があふれ出ていた


「しうちゃん!!!!!」

ルーハンは驚いて手にしていた荷物を投げ捨てて

シウミンの元に走り寄ってその体を抱きしめる

「ばか・・・ぱ・・か・・・れん・・らく・・よこさないで・・・」


シウミンがルーハンの胸に顔をうずめて泣きじゃくった

ルーハンにしか見せないミニの姿になったシウミンに

ルーハンは嬉しくて顔が崩壊状態だった

「ごめんね・・・ミニ・・・」

「ハニ・・・戻ってきてくれてありがとう」


泣きながら笑顔を作るミニの可愛さに

ルーハンは体中鳥肌が立つくらい感動し

抱きしめる腕に力を込める


見つめあうと2人は吸い寄せられるように唇を重ねた

久々にお互いの唇の感触を味わった後

ちゅっ・・という音と共に名残惜しそうに唇が離れた

「七夕・・・なんとか間に合ったね・・・しうちゃん願い事書いたの?」

恥ずかしそうに瞳をそらしたシウミンを見て

ルハンは一番手前にさがってる短冊に気づいて手にとった


「しうちゃん・・・これしうちゃんが書いたんだよね」

「・・・・・・・」

真っ赤になっているシウミンをギュっと抱きしめ直すと

「うれしい!!!!しうちゃんのお願い事!!!!俺と同じ気持ち」

「俺さ・・・実家と縁切ってきたから・・・これからもずっと一緒だよ」

「なっ!!!!」

「しうちゃんと一緒にいるためなら・・・俺何でもするよ」

ふふふとルーハンは小さく笑う

「しうちゃん・・・愛しているよ」

ルーハンは手にした短冊を大事そうに元の場所に下げると

真っ赤になったシウミンをお姫様抱っこをして

2人の寝室に向かう





『あいつと生涯を添い遂げたい』


七夕の短冊に書いた願いはいつしか叶う

恋人たちの想いは幾重にも重なって2人の愛を織り込んでいく

それはシウミンとルーハンも同じこと

2人は離れていた時間を埋めるために

お互いの肌の温もりを感じているのだった・・・・







おわり

七夕の誓い~おまけの話~

この土日エルプ活動してしまってたので・・・話を上げてませんでした

スパショでシウミンくんが観客席の椅子に乗って興奮している動画みて

ああなんて可愛い子~って思いました

EXOくん達確実に兄さん達に可愛がってもらってます・・・SJはどんどん兵役に行くため

今度のスパショまでは時間が空きそうです・・・

ヒチョルが挨拶で入隊していく弟たちの事を思い号泣してました・・・

そんなヒチョルが好きなルミラーの宗文です←


話は変わりますが七夕の誓いのおまけ話があるんです

「想う」の前に上げてしまいます



[七夕の誓い~おまけの話~]


「るうちゃん~おはよ~」

ルーハンがシウミンの館で目覚めた時は、すでに昼近かった

寝ぼけまなこであくびしながらリビングに来ると

タオとクリスが笹飾りの前で短冊に何かを書いている

「あ? ここ・・・クリスんちじゃねぇよな・・・しうちゃんちだよな・・・」


「ルーハンさま・・・おはようございます。

もうすぐ昼食になりますので軽い物をお持ちいたしますね」

シウミン家の執事がルーハンに挨拶する


「ヨンウンさん・・おはようございます。ここに持ってきてください」

ルーハンは、誰もを虜にする笑顔を執事にむけて、リビングの椅子に座った



「ルーハン!!!夕べ遅かったの~? 荷物ここに置きっぱなしで

少佐のベットを襲いにいったでしょ」

レイがルーハンの横に座ってニヤニヤしながら言った


「しょーさも眠そうな顔してたけど、嬉しそうだった~だからタオも嬉しい~」

「少佐はいつも通りに出勤したぞ」

クリスがタオの言葉を補足するようにルーハンに説明をした


「それにしても一か月連絡もよこさずに何してたんだよ」

ルーハンは、運ばれてきた目玉焼きを突きながらクリスの方を向いた


「もう大変だったんだよ~あのバカ兄貴のせいで・・・」


「大まかな事はきいてるけど・・で・・・どうしてきたんだ?」


「あいつさ~気に入った箱入り娘に手を出して

絶対に離れたくないって孕ませやがったんだ・・・もう結婚させるしかないってなって」


「えええええ? 何それ?」 タオが驚いて大きな声をだした


「あのお兄さんだよね~自己ちゅうな雰囲気漂ってる」

レイが紅茶を飲みながら言うと、ルーハンが思い出してもムカつくと吐き捨てる


「でもさぁ・・・しょーさが女の子だったら、るうちゃんも同じことするような気がする」

タオの何気ない一言に一瞬周囲の空気が凍り付いた


ぷっ

「確かにタオにいうとおりだ・・・俺・・しうちゃん女の子だったら孕ませてた」

ルーハンが大声で笑いだす・・・やっぱ兄弟なんだな・・と呟いた


「結局お前が後継がなくていいんだろう?」

クリスが聞くとルーハンは神妙な顔をしてうなづいた


「もうね・・・俺としうちゃんの将来がかかってるから必死だったよ・・

俺が後継ぎになっちゃったら絶対に引き裂かれるし・・嫁あてがわれて子供作れってなるし

俺ね・・・もう・・しうちゃん以外じゃダメなんだよね・・・どっちにしろ、しうちゃん以外考えられないけどさ」

ルーハンはスイッチが入ったように話し出したら止まらない


「でさ・・バカ兄貴は後継ぎとして育てられてただろう? 俺なんてほったらかしだったろう?

そんな俺が急に後継ぎだなんて親戚が許すわけないじゃん?

そこを上手く利用したんだよねぇ~で結果相手の女の子を嫁にもらうことになったんだよ」


「良かったな・・・」

「まあね~たまたまお腹の中の子が双子だって分かったのもあってさ

双子のうちの1人を相手の家の跡取りにする事になって・・・終わった」


「でもなんで一か月も連絡よこさなかったんだ? 少佐辛そうだったぞ」


「だって・・・しうちゃんの声聞いたら会いたくなっちゃうじゃん?

いろいろ片付けてから戻るつもりだったからさ・・途中で戻れないから我慢した」


「いろいろって?なあに?」 レイが不思議そうに聞いてくる


「ついでだから・・親たちが持ってる隠し財産を俺の名義に書き換えて~

スイスの銀行に口座作って~そこにため込んできた」


「え?」


「そんで親との縁切ってきた」


「はあ?」


「もう絶対にしうちゃんから離れないから・・・また何か言われたらヤダし・・

俺・・・しうちゃんと離れたら死んじゃうもん・・・」

そこまで言うと、ルーハンはニッコリとほほ笑んでコーヒーを一口飲んだ


その様子を見ていたクリス達は唖然として声も出ない

そして各々の心の中で (絶対にこいつを敵にまわしたくない) と思った・・・・・



~同じころプラネット国 情報部~


「あれ?少佐の姿が見えない・・・トイレにしては長いな・・・」

チェンがセフンに目配せして、すぐそばにいたベッキョンを両脇から抱え込んだ

「はぁ?」

驚いたベッキョンの耳に素早く耳打ちをして、少佐の席に座らせる

「監視カメラが作動中だから・・あまり少佐がいないのも困るんです

ベッキョンは少佐と同じくらいの体型なので遠目のカメラでは違いは判りません

戻ってくるまで少佐の席で仕事しててください」

チェンに耳打ちされて小さくうなずくと、少佐の机で自分の書類仕事を行っていた


チェンは少佐の今朝のようすを思い出し、

ロッカーの後ろに置いてあるソファの場所を覗きにいってみた


あ・・・・

後からきたセフンも気づいた




ソファに小さく丸くなって、すやすやと眠っている少佐の姿があった

「そういえば・・・ルーハンさんが不在中は寝不足が続いてたみたいだったけど・・・

そうか・・・ルーハンさんが戻ってきたんだ・・・」

セフンがしまってあった毛布を取り出すと

そっとシウミンに掛ける・・・・

「幸せそうに寝てますね」

「うん・・・良かった・・・少佐の笑顔が見れれば何もいらない・・・」


2人はあどけない顔で幸せそうに眠っている上司を

愛おしそうに見つめていた・・・・・




おしまい

一番大事な人 カイド編

[一番大事な人] プラネット番外編 カイド




ルーハンが珍しく風邪をひいて寝込んだ

いつもならシウミン少佐の屋敷に入り浸り状態だったが

シウミン少佐は海外任務があって

(某国での国際会議に首相のブレーンに紛れ込んでの情報活動)

その間クリスの屋敷に戻ってきている間に熱を出したのだ




「ルーハン・・お粥できたけど・・食べられる?」

ギョンスが声をかけるが、ぐったりとして返事もしない


いつも あーだこーだと口うるさいルーハンが静かだと

返って不気味な感じがする・・・・


「ルーハン・・・こんなに弱った姿初めて見るよ・・

いつもヒマワリの様に明るく元気だからね・・・

ルーハンにはこんな姿似合わないよ・・・」


頭の上の氷嚢を取換えながら、ギョンスは小さく囁いた

今では遥か昔のように感じるけど(実際には十年も経っていない)

ルーハン達と出会った当時をぼんやりと思い出す

あの時は自分とカイはどん底な生活をしていたっけ・・・



ギョンスとカイは同じ養護施設で育った

事故で両親を亡くし、親戚中をたらい回しにされた揚句

養護施設に預けられたギョンスと

若い母親の育児放棄のあげく

餓死寸前の所を助けられて施設に来たカイ

2人は元々歳も近く大人しい性格だったので

気づくと一緒にいる事が多かった・・・

施設内での揉め事や暴力ごとがあっても

部屋の隅で抱き合って

嵐が過ぎるのをじっと待つような子供だった


10年もの間2人は寄り添って施設の中でひっそりと暮らしていた


施設には18歳までしかいられない

高校の卒業と共に施設を出て自立しなくてはならない

カイの2歳上のギョンスが工場に就職し

寮生活を送る事が決まった


施設で迎えた最後の夜に

カイはギョンスにしがみついて離れない

「行っちゃいやだ・・・」と泣き続けるカイに

「置いていくわけじゃないよ・・頑張ってお金貯めるんだ

それまで待ってて」と

ギョンスがカイの頭を優しくなでていた


「お金をためて・・・一緒に暮らそう」

この頃はまだ2人はお互いの孤独さを埋めるために

相手を必要としていた・・・

孤独な魂同士が寄り添う・・・そんな感じだった


就職して最初の頃は休みの度に施設に来てくれたギョンスが

ある時から突然に連絡をくれなくなった

不安に思ったカイが

ギョンスの工場や寮に行っても会えない日が続く・・・


何度も様子を見に来るカイを

気の毒に思った同僚が

「今は寮に住んでない・・工場長の家にいるよ」と教えてくれた


絶対に俺から聞いたと言わないでくれ・・と何度も念を押した同僚の様子から

カイは何かが起きていると感じ取って

教わった工場長の家に向かった



時間は夜の8時を過ぎ周囲は暗くなっている

真っ暗な中カイはじっと待っていた

工場長の家は一軒家だったが明かりがついてなく

他に誰も住んでいる様子がなかった

カイは庭の陰に隠れてひたすら待った

待ちすぎて時間の感覚がなくなりかけた頃

小型の車が駐車場に到着した


腕をつかまれたギョンスが

中年の小太りの男性と共に降りてきて、家の中に入って行った

久々に見たギョンスは頬がこけてやつれた様子が見える


しばらく様子をうかがっていたカイは

2階のベランダの横の窓が少し開いている事に気づき

そこから中に侵入する事ができた



家の中で明かりがついているのは、リビングだけだった

だから2人がそこにいるのは一目瞭然で

カイは迷うことなく明かりを頼りに階段を下りていく

すると・・そこにはカイの想像を超える風景が広がっていた



豚がいた

肥えて薄汚い肉の塊が何かに覆いかぶさっている

カイが豚と思ったのは裸の工場長で

その工場長の下に組み敷かれていたのはギョンスだったのだ


ギョンスの瞳は何も映していないように生気を失って

体には殴られたような傷跡が垣間見える


カイは瞬時に何が起きているのかを理解した

そしてこみあげてくる涙を堪えるように深呼吸をひとつする・・・


周囲を見回すと自分のいる階段の横にキッチンが見えた

足音を忍ばせてキッチンに向かうとそこから包丁を探し出す


「ヒョン・・・俺の大事なギョンスヒョン・・今助けてあげるからね」

包丁を両手で握りしめると

ギョンスに向かって

腰を振り続けている男の背中に刃を突き刺した

贅肉が邪魔して中々深くは刺さらない

驚いた男はギョンスから体を離し

ものすごい形相で振り返った

その拍子にギョンスを突いていた男の

ぬめぬめした下半身が露わになって

それを目にしたカイの怒りが爆発した





身支度を済ませたギョンスと返り血を浴びたままのカイは

2人で手をつないだまま夜の街を逃走していた

2人は寮にも施設にも戻ることなく

そのまま男の家から持ち出した現金と共に

裏社会に逃げ込む事になった


数日後のニュースで男の死亡を知り

2人は真っ当な社会では生きていけないと覚悟を決めた

施設にいた時のように裏社会でも

2人はひっそりと寄り添って暮らしていたのだった


盗難品を横流しするルートを求めていたクリスと

そういう組織のパシリをしていたカイがたまたま知り合った

いろんな偶然が重なってカイとギョンスはクリス達の仲間になる


初めてルーハンと会った時に

彼はギョンスの話しを聞いて泣いた

同情とかではなく怒りの涙だった


そして工場長の死因を調べて

カイが犯人じゃない事を立証してくれた

(カイが刺しただけでは死んではいなかった。

幼児虐待の発覚を恐れた本人がピストルで自殺していた

その事実を2人は知らず自分達が殺したと思い込んでいた)


ギョンスは人生って不思議だな・・・としみじみと感じる

あのまま裏社会で暮らしていたら・・今頃どうなっていたんだろう・・・

組織のチンピラなんて捨て駒だから2人とも生きていないか・・・


「しうちゃん・・・」

ルーハンが寝言で愛する人の名前を呟く

「本当にルーハンの頭の中は少佐しかいないんだね・・・

少佐が一番大事な人なんだね・・・・」

ギョンスはルーハンの頭を優しく撫でると小さくほほ笑んだ

「僕も・・・カイの事しかないから・・同じだけどね」


ずっと弟だと思っていたカイ

その彼が自分が犯されていた時、捨て身で助けてくれた

自分を助けるためなら殺人も厭わない決心を知った時

ギョンスの気持ちも弟から大事な人へと変って行った



トントン


ノックの音に物思いに耽っていたギョンスが我に返った


「ルーハン・・・大丈夫か?」

空港からそのまま駆けつけてきた姿のシウミンが

カイと一緒に部屋に入ってきた


「少佐・・・どうして?」

体調を崩したルーハンはシウミンの仕事の支障になるからと

連絡はしないでくれとギョンスに言っていた


驚くギョンスにシウミンは

「タオからセフンに連絡あって、それで知った・・・

でも任務は無事に遂行してきたから大丈夫だ」と笑顔を向ける


コートを脱ぐと後ろのカイに預けて

ベットに眠るルーハンの頬に手を添える


「ギョンス・・・看病してくれてありがとう・・

こいつ我儘言わなかったか?」


想像よりも憔悴していたルーハンを見て

シウミンは辛そうに眉をひそめてから

愛おしそうにルーハンの唇にそっとキスをした

その感触にルーハンの瞳が静かに開く


「しうちゃん・・・仕事・・大丈夫?」

「ああ・・・もう終わったよ・・あとは側にいてやるよ」

熱でぼんやりしていたルーハンはその言葉を聞いてニッコリとほほ笑む


あっと言う間に2人の世界に入っていくルーハンとシウミンを見て

ギョンスは小さくほほ笑んだ

カイの手からシウミンのコートを取り上げると

近くにあったハンガーに吊るし、カイの腕を引っ張る



「後は少佐にお任せしていいんですね」

「ああ・・・ありがとうな・・」

「えっ・・・少佐・・ほとんど睡眠とってない・・・」


ガツッ・・・


何か言いかけたカイの足をギョンスが蹴飛ばした


「じゃあよろしくお願いします」と言い残して

ギョンスはカイを引っ張って部屋から出て行った




「ヒョン~痛いよ~なんで蹴っ飛ばすんだよ~」


「カイ・・・空気読んでよ・・・」


「?」


「ルーハンはずっとうわ言で『しうちゃん』って言ってたの」


カイはギョンスの言いたい事が分かって苦笑いをした

「本当にルーハンの頭の中は少佐しかいないんだね」


「うん・・僕と一緒」


ギョンスの言葉にカイは驚いて瞬きをした

「僕もカイしかいないよ・・・・僕の一番大事な人・・・」

「ギョンスヒョン・・・」


照れ屋のギョンスはあまり甘い言葉を言わない

ギョンスの気持ちは十分に分かっていても

言葉にして言われ慣れてないカイはフリーズ状態に陥ってしまう


何も言わないカイにギョンスは心配そうに下から見上げた

見上げた顔があまりにも可愛らしくてカイの心臓が爆発寸前となる


うわっ!!!!


カイはギョンスをお姫様抱っこすると

下ろせと暴れるのも構わずに屋敷の中を自室に向かって走る


「ヒョンが可愛い!!!今すぐギョンスを食べたい!!!」

その言葉にギョンスは恥ずかしそうに頬を染めて

カイの胸に顔をうずめた



ギョンスを抱き抱えたカイが廊下を走り去った後

リビングから人影が現れた



「クリス~しょーさ帰ってきたみたいだね」


「カイが空港まで迎えに行ったみたいだからな」


「るうちゃんの部屋に直接行ったのかな?」


タオがルーハンの部屋に行こうとするのに気づいたクリスが

「ば・・だめだ・・今行くな・・」と慌てて止める


「なんで~????タオもしょーさに会いたい~」

(今邪魔したらルーハンにぶっ殺されるぞ・・)

クリスは小さく舌打ちすると

この場をなんとか乗り切るために必死で思考を巡らせた



「あっ!!!!!この間お前が行きたがっていたケーキ屋!!!!

今日からスペシャルメニューが登場だそうだ!!!!

連れて行ってやるから食べに行こう!!!!」


「えーマジ???? やったぁ~!!!!クリス大好き!!!!!」


タオが大はしゃぎをする横で

クリスは小さく安堵のため息をついた・・・・







一番大事な人 ~シウミンside~

お久しぶりです

なかなか更新できずにすみません

もうすぐEXOくん達の日本でのライブが始まりますね

レイさんの不参加・・・
大陸でのお仕事の多忙さで不安に思っていたら・・・やはり・・

これでメンバー欠席がルハン、タオと続いて3回め・・・
ため息しかでません

私は東京ドームの土日しか参戦しませんが
全力でメンバーを応援したいと思います

前回のカイド編のシウミンsideの話をあげます

シウミン少佐・・・B型なんです・・関係ないけど(笑)











[一番大事な人] プラネット番外編~シウミンside~



「今回のミッションは少し時間をかけてでも慎重に行動する予定だ」


シウミンが部下のチェン、セフン、ベッキョン、チャニョルに向かって

小さく囁いた


ホテルの部屋に入るときに盗聴器の有無を確認し、それから5人で打合せをしている


今回の任務は、

国際会議に出席するプラネット国の首相のブレーンとして入国して

開催国のSМ国の情報を収集してくる事だった


最近のSM国はエイネ国と怪しい提携を結んでいるようで

プラネット国としては証拠になるものが欲しかったのだ


5人でそれぞれの役割分担を決めて

SM国の首相の愛人と噂されている女優の家から

証拠になりそうなデーターを探し出してくるという計画が練られた


国際会議にかかる日数は大体1週間位

今日からミッションに入って会議最終日までに出国をする・・・

お互いの役割を再確認している所に誰かの携帯がブルブルと震えた


「すみません」

セフンが携帯の表示を見て眉間にしわを寄せた

シウミンの方に向けると「タオ」と表示されているのが見える


「ここで良いから出ろ」


「はい・・」


セフンが電話に出ると能天気なタオの声が漏れ聞こえてきた

話の緊急性が全くなく、ただセフンの声が聞きたいという電話だった


クスっ・・・


作戦の再確認で緊張していた空気が一挙にゆるむ

シウミン少佐の苦笑にその場の部下達もほっと息を吐いた


『るうちゃん・・・鬼のかく乱って言うんだっけ?

珍しく高熱だして寝てるんだよ~

しょーさに言わないでって、みんな口止めされてんだけど・・

あっセフナに言っちゃった・・セフナ聞かなかったことにしてね』



シウミンの顔がホンの少し歪んだ


るうちゃん・・高熱・・口止め・・・


電話口からもれ聞こえた単語にルーハンの現状が推測され

シウミンは眉間にしわを寄せて何かを考え込んでいる


セフンがタオからの電話を切ると

シウミンが皆の顔を見つめて口を開いた


「事情が変わった・・・お前達には悪いが作戦は変更だ

プロジェクトXで行く・・・フォロー頼む」



プロジェクトX


それを聞いた部下達は一瞬息をのんだ


X計画のXはxiuminの頭文字をとったもの

シウミン少佐が自ら動く作戦だ


最後の手段として使われるこの作戦を最初から使うなんて・・・

部下のだれもが驚きを隠せずに少佐を見つめていると

「今日明日で片をつける・・・

チャニョルとベッキョンは今から俺のアリバイ作りをしてくれ」


「明日の最終便で戻るから

航空機のチケットも手配しておいてくれ・・JAL便がいいな」


「はい・・・」


「俺は今から首相の所に行って明日帰ると伝えてくる」

そう言い残してシウミンは部屋から出て行った・・・・



「おい・・セフン・・さっきのタオの電話なんだったんだ?

俺の所には良く聞こえなかったけど・・作戦を変更させる何か起きたのか?」


ベッキョンが不思議そうに聞いてくる


「タオの話では、ルーハンさんが珍しく高熱を出して寝込んでいて、

少佐には黙っててくれと周囲は口止めされているそうです」


「それで・・即効帰国するのにX計画に変更したんだぁ~」

チャニョルが大きな目を興味深そうにくりくりしながら

納得したようにうなづく


チェンが自分のカバンから札束を取り出してベッキョンに渡す


「はい・・軍資金です・・領収書できれば欲しいですね」


「ベク・・何この金・・・」


「今から俺は少佐になって夜の街に出没すんの!!!!!

そしてお前は能天気な部下Aとして写真をSNSに挙げまくるんだ」


「2人はそのまま休暇とって

国際会議の最終日まで戻ってこないでください」


「了解!!!!お前らはどうするんだ?」


「少佐の行動次第で、どうなるか分かりません・・・

全面フォローに入るけど・・・」

セフンがそう言って口を閉ざした・・・


「今回の任務は大したことないから大丈夫だよ・・・少佐が捕まる事ないよ」

チェンがそう言ってセフンの肩を軽く叩く


「それにあの人・・・ルーハンさんが心配だから作戦を変更したんだろう?

と言う事は、何が何でも成功させて帰ってくるよ」


ベッキョンが笑顔で言うと隣のチャニョルが顔を曇らせて


「何がなんでもって・・・俺の事を救出した時のように・・・

建物から車から破壊してまでも任務を遂行させるって事か・・」


「そうなんです・・・それがX計画の怖いところです・・・

僕達のフォローは、

それをどこの国がやったか分からないようにすることなんです」


セフンが大きなため息をつく


ややテンションが下がり気味の3人を見回りしてチェンが口を開いた


「でもさ・・少佐は変ったよ・・・以前なら僕達の命を助けるためなら

自分の命は捨てても構わない人だったけど・・・今違うじゃん・・・

部下の命は必ず守ってくれるけど・・自分も生きて帰ろうって・・・

これもすべてルーハンさんと知り合ってからだよね」



たしかに以前の少佐は自分に無頓着な所があった

任務が成功すれば自分の命さえ惜しいと思わない人だった


でも今は違う・・・

最善の事態まで行って無理な時は「勇気ある撤退」の出来る人になった



少佐に一番大事な人が出来たから・・・



シウミン少佐とチェン、セフンは

首相の愛人宅から必要なデーターを盗み出すことに成功し

翌日の最終便でプラネット国に帰ることができた


ベッキョンとチャニョルは欧州経由で国際会議の最終日に帰国した


今回のX計画で破壊されたものは

首相が愛人宅に置いておいた高級車2台

それもセフンが用意した過激派の声明文をマスコミに送付することによって

犯人は過激派グループと言う事で納まった






「それでルーハンさんの具合はどうなんですか?」


チェンはおしゃれなカフェテラスで隣に座っているレイに訊ねる

当初の予定よりも早く帰国したので、予定外の休暇が取れる事になった

久々に2人でご飯が食べたいとレイの希望で、待ち合わせをしたのだった


「んー今回は結構しんどそうだったけど・・・少佐が帰って来てから

どんどん回復してきたよ」


「少佐・・看病してるんですか?」


「もうねぇ~甘甘の2人を見ててお砂糖吐きそう・・・・

ずーっといちゃいちゃしてる・・・また2人の絆は強固なものになったみたいだね」


チェンは偶然に見てしまったシウミン少佐の甘えた顔を思い出した

ルーハンにだけ見せる、部下達は知らない可愛い少佐の姿・・

いつもの姿からは想像できない彼氏臭ぷんぷんのルーハン・・・・

幸せそうな2人の姿を見ると、自分も幸せな気分になるから不思議だと

チェンは小さくほほ笑んだ



「神様っているんですね・・・必要な人の所に必要な人を宛がってくれて」


「ふふふ・・そうだね・・・僕にはチェンが必要・・・神様が会わせてくれたよ」


レイのえくぼの浮かぶ笑顔を見つめて

チェンもまた嬉しそうに頷いた

「そうですね・・・僕にもレイさんは必要です・・・」

レイもまたチェンにとって一番大事な人なのだ





おわり
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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