クリスマスの再会 前編

いつも遊びにいらして下さる方々お久しぶりです・・・・

今月は何かと忙しくて更新もただならぬ状態でした

今日はクリスマスです・・・という事でお話をひとつあげます

実はこことは別にFC2小説という場所で、ルーミン話をひとつ書いてました

今回の話はこの話の続きとなります

Eternalという闇の一族の話なのですが、

もともとはSJのハンチョル(ハンギョンとヒチョル)の話でしたが

るぅみんも有りかな・・・とスピンオフ的に書いてみました

まだ読んでない方は

まずこちらの話を先に読んで下さると良いかと思います


Eternal るぅみんver.


↑クリックすると目次にとびます



[クリスマスの再会 前編] Eternal るぅみんver.




シウミンはクリスマスに関して不思議な記憶があった

それは子供の頃から鮮明に思い出すことが出来たのだが

一緒にいる人物の顔だけは靄がかかったように思い出せないという

不思議な記憶だった


大きなお屋敷のおおきなクリスマスツリーに飾りつけをしたり

ものすごいご馳走を前に誰かと楽しく食事をしたり

雪の中誰かと転げまわったり雪合戦をしたり・・・・・


ある程度の年齢になったときに自分の親にこの話をしても

家族でそんな場所に行ったことはない・・・と否定されて

ただの夢だろうと一蹴されてしまったのだった


シウミンはその「夢」の中で

自分と楽しく過ごしている誰かがすごく気になっていた

顔は分からないのに自分と同じ歳だと知ってて

彼の声を聞くと胸がドキドキするのを

ハッキリと感じている自分がいる


そして夢の中の彼は何故か自分を「ミンソク」と呼んでいた・・・・・





今年もまたクリスマスの季節がやってきた

シウミンは高校3年生になっていた

ずっと憧れていた歌手になるべく芸能事務所のオーディションに合格し

今では練習生としてデビューを夢見てレッスン漬けの毎日だった


「シウミン~」

ダンスレッスンの休憩中にレイがシウミンに話かけてきた

プラネット芸能事務所には中国からの練習生も数人いる

シウミンはクリスという中国系カナダ人と友達になってから

そのつながりで中国人の練習生とも仲良くなっていた

レイも中国人練習生だったがダンスがすごく上手で

シウミンは時々細かなステップなど教わったりしていた

そのお返しではないがレイの変な韓国語を直してあげたりして

いつもつるんでいる仲間の1人になっていたのだ

「ん? 何?」

レイに呼ばれて振り向くと

最近練習生になったルハンがレイと一緒にいてニコニコとほほ笑んでいる


「シウミンは今度のクリスマスは予定あるの?」

レイがえくぼの目立つ笑顔を向けて聞いてきた


「いや・・・別に・・今の所・・・ない・・・」


シウミンは自分の頬が赤くなるのに気付いた

理由は分かっている・・・レイの隣にいるルハンだった


たまたま財布を落としてしまい

全財産が入っていたために半分泣きながら探していた所に

親切に届けてくれたのがルハンだった

それが2か月前

そして先月、ルハンが練習生としてシウミンの前に現れた時はものすごく驚いた

同郷と言うことでレイとルハンはすぐに仲良くなって

いつの間にかシウミンとつるんでいる仲間の1人になっていた


初めて会ったときからルハンはシウミンを優しく見つめていた

正確にいうと「凝視」に近いものがあって

その強く激しく優しい視線にシウミンは慣れるまで戸惑っていたのだった

今ではかなり慣れてきたが

やはり見つめられていると感じると胸の鼓動が早くなる


「クリスマスにレッスンが入ってるけど、その後にパーティしようよ」

レイがパーティの誘いをしてきた

「ああ・・・いいよ他に誰がくるんだよ」

「クリスにタオにジョンデ・・・・そしてルハン」


ルハン・・・その名前を聞いただけで胸がドキドキする自分にシウミンは戸惑う

自分より少し背の高いルハンに見上げるような視線を向けると

やはり笑顔で自分を見つめているルハンの姿があった



どうしたんだろ・・・俺・・・ちょっと意識しすぎだよな・・・

なんでルハンにだけ・・・あいつが俺の事見つめすぎるのがいけないんだよな・・・


シウミンが自分の胸が甘く疼く理由を自覚する前に

ダンスレッスンの再開の合図があり、

シウミンは気持ちを切り替えてダンスに集中し始めた











ミンソク・・・俺に気づいて・・・俺を思い出して・・・俺を愛して・・・


現世でシウミンという名前になったミンソクを見つけてから

ルハンはただひたすら待っていた

彼に出来ることはシウミンを見つめる事だけ

思いのたけを込めて毎日見つめ続けていた


人間は生まれ変わるときに前世の記憶をリセットされてしまう

でも愛し合った記憶は魂に刻み込まれているという

ルハンはその話にわずかな希望を持ち

愛したミンソクが生まれ変わるのを待ち続けた

やっと見つけたミンソク・・・

焦ってはいけない・・・ルハンは自分に言い続けて

友達という場所にたどり着いた

さっき自分を見つめていたシウミンは頬をほんのりと染めていた


多分自分の事を意識し始めたのだろう・・・・


抱きしめて口づけをしたい・・・

そんな気持ちにさせるくらい可愛い仕草だった

ミンソク・・・・早く俺を思い出して・・・・

見つめるだけで思いを届けられればいいのに・・・




ルハンは大きく息を吐くと

周囲に合わせるようにダンスレッスンに集中しはじめた


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クリスマスの再会 後編

[クリスマスの再会 後編] Eternal るぅみんver.


クリスマスイブの当日


予定通りレッスンは夕方に終わり、翌日は休みということで

練習生達はみんな大喜びで事務所から外に繰り出して行く


「クリスマスパーティは弘大でやるから・・8時ごろ始めるよ

後でお店の地図はカトクするね」


レイがシウミンにそう言うと

用事があると言って先に帰って行った


タオは別の友達をそのパーティに呼ぶんだと交渉しに行き


ジョンデは母親がクリスマスケーキを作ってくれたから

それを差し入れに持っていく・・と一度家に戻っていった


パーティをするのがクリスの知り合いの店のために

クリスはすでに店にいてあれこれ準備をしているようだった



「俺たち2人っきり・・・めずらしいな・・・

まだ時間あるけどどうしようか?」


(今もルハンの奴・・俺の事ガン見している・・・

そんなに見つめていたら・・恥ずかしいに決まってるだろう!!!)


ルハンと2人っきりにされて

シウミンは自分の心臓が早鐘を打ったようになってきた

急にドキドキし始めたのを気づかれないように

大きく伸びをして、ルハンに何気なさを装って話しかける


シウミンが恥ずかしさを隠している姿が

ルハンには昔のミンソクと重なって見えて

思わずニヤけて目じりが下がってしまう


ああ・・・本当にミンソクと同じなんだな・・・可愛い・・・



地下鉄の駅に向かって2人で歩いていると

急にシウミンが何かを思い出したかのように小さく叫んだ


「ルハン!!!!お前さ~ソウルのクリスマスって初めてだよな?」

「うん・・・」

(大昔からソウルにはいるけど・・・来韓したばかりって言ってるから)


「パーティまで まだ時間あるからさ弘大に行く途中で降りればいいし」

シウミンは良いこと思いついたと言わんばかりに1人でうなづいている


「え? どこに行くの?」


「まあ俺に任せて!!!!弘大に行くのに反対方向からになるけど」


シウミンはそう言うとルハンの腕を掴んで

足早に駅への階段を下りて行った







「うわっ!!!!すっげ~綺麗」


2号線を途中下車してルハンが連れて行かれた場所は

再開発で綺麗に整備された清渓川だった


市民の憩いの場として整備されているので

昼でもたくさんの人々が癒されに訪れる場所として有名だ

夜はライトアップされてその風景がガラリと変わり

恋人達のデートスポットとしてにぎわっている



今日はクリスマスイブという事で

そのイルミネーションもいつもより盛大で美しかった

そしてたくさんの恋人達であふれかえっていた


「ここって・・・昔は川を塞いで道路になってたとこだよな・・・」


ルハンが思わず呟いた言葉にシウミンは驚く


「俺は父さんに聞いたことあるけど・・

なんでルハンがそんな古いこと知ってるの?」


ドキン・・・


「いや・・・俺も・・・何かの映像で見たことあった・・・・

そうそうこの川を再興するための番組か何か・・・」


「へぇ~そんなドキュメンタリー番組みたいなの

見た事あったんだ」

シウミンがそれ以上追及してこなかったので

ルハンはほっと息を吐いた


「ねぇ綺麗でしょう・・・この景色をルハンにも見せたかったんだ」

川のイルミネーションを見つめながらシウミンは嬉しそうに囁いた


うん・・・ミンソク・・・綺麗なのはミンソクだよ・・・


ルハンはシウミンが自分のためにこの場所に連れてきてくれた事が

あまりにも嬉しすぎて涙が出そうになる


周囲が暗くなってきたのをいいことに

ルハンはそっと目じりを指でぬぐった


「あのさ・・・ルハンってどうして・・いつも・・・

俺の事をガン見してるの? あまりにも見られるから俺・・恥ずかしいんだけど」


そう言ってシウミンはルハンの方を振り向くと

ルハンはいつものように優しい笑顔で自分を見つめている


その瞳はいつもと変らずシウミンへの好意で満ち溢れていた


かぁぁぁぁぁぁぁぁ

シウミンは恥ずかしさで赤く染まった顔を見られないように

ルハンに背を向けると川の中に置いてある飛び石を伝って

反対側に走って行こうとした・・・・


うわっ!!!!!!




この日のソウルの最高気温はマイナスを示していた

なので川の横の道は凍り付いていて滑りやすくなっていた

慌てたシウミンはその凍った道で足を滑らせてしまったが


とっさに手を伸ばしたルハンに捕まる事となり

そのまま胸の中に体ごと抱きしめられる姿になってしまった



時間が止まったかのように、しばらく抱き合っていたが

シウミンが我に返って「ごめん・・」と小さくつぶやいた

ルハンはその腕を緩めようとせずシウミンの首筋に顔をうずめる

「ルハン?」

「・・・ミンソク・・・・・俺の・・ミンソク・・」




いつも夢で逢っていた人は自分の事をミンソクと呼んでいた・・・

あの楽しかったクリスマスの記憶・・・

いつも呼びかけていた声はこの声だったはずだ・・・・



ルハンにミンソクと呼ばれたシウミンは

体中に電気が走ったのではないかという位衝撃を受けた

そして自分がずっと待っていた人はルハンだと本能で気がついた



体中がざわざわする

この胸の疼きはなんなんだろう・・・


シウミンの瞳から涙があふれ出てきた

その涙が頬を伝わりルハンの首筋に落ちた

その感触でルハンは我に返ってあわてて抱きしめていた腕を緩める


「ごめん・・・シウミン・・・驚いたよね・・嫌だった?」

シウミンは首を横にふると意外な事を言い出した


「もう一度俺の事を呼んで・・・」


「シウミン?」


「違う・・・さっき呼んでくれた方の名前で・・呼んで・・」


「ミンソク・・・・」


「もっと呼んで・・・もっとその名前を呼んで・・・」


シウミンはそう言うとルハンに抱きついた

瞳から涙があふれて止まらない


「ミンソク・・・ミンソク・・・ミンソク・・俺のミンソク」


「それ・・・子供のころからずっと夢の中で呼ばれていた名前なんだ

そして俺の事を呼んでくれてた声がルハンと同じ声だった」


シウミンを抱きしめるルハンの瞳からも涙があふれてくる


「うまく説明できないんだけど・・・俺・・・

その夢に出てくる人の事が好きで・・でも顔が分からなくて

いつか大人になったら・・・会えるんだと思っていた・・・

ルハンがその人だったんだね・・・」


ルハンはシウミンの頬に手をそえて嬉しそうにほほ笑んだ

そしてその唇にやさしくキスを落とす




俺・・・知ってる・・・このキス知ってる・・・

そしてこのキスをした後に俺はルハンにこう言ったんだ・・・


「なんだ・・・僕たち・・・両想いだったんだね・・・」




シウミンの口からこぼれた言葉を聞いて

ルハンはシウミンを抱きしめて声を出して泣いた




ルハンに抱きしめられて

シウミンは気持ちが穏やかになっているのに気付く

ずっとこうされたかった・・・ルハンに抱きしめられたかった・・・

たぶん・・・ミンソクは俺の昔の名前・・・

ミンソクと呼ばれていた頃にルハンと魅かれあったんだろう・・・




俺たちは運命の相手だということなのか?



ルハンは俺の事最初から気づいていたんだ

だからいつも俺の事見つめていて・・・でも俺は気づかないで・・・



「ルハン・・・ごめん・・俺・・前世の記憶ないんだ・・・

ただルハンを好きだった事は分かってる・・・そしてまた・・・

お前の事好きになり始めている・・・・」


清渓川に沿って作られている遊歩道の隅の方のベンチに2人で座った

周囲はカップルばかりでルハン達が目立つことはなかった


ルハンはずっとシウミンを抱きしめ、涙を流し続けている

シウミンの言葉に黙ってうなづき彼の耳元に「俺も愛している」と囁いた



「ミンソク・・・唇にキスしてもいい?」


ルハンに言われてシウミンは真っ赤になりながらも

小さくうなずいた


ルハンの唇が静かにシウミンの唇に重なる


最初は優しかった口づけも何度も繰り返して行くうちに

どんどん深いものに変って行く


シウミンはルハンからの口づけの甘美さに

体中が蕩けてしまうのではないかと思う

そして自分がどれほどルハンを求めていたのかを

嫌というほど感じられた




クリスマスの夜


離れ離れになっていた恋人達の魂が

長い時間をかけて

やっと再会することができた


もう2度とその手を話すことはない

ずっと一緒にいるんだ・・・・


ルハンはそう心に誓うと

愛する人を抱きしめ

その耳元に愛の言葉をささやくのだった











続く       おまけがあります

クリスマスの再会 おまけの話

[クリスマスの再会 おまけ] Eternal るぅみんver.


~弘大の日本式居酒屋~


「思ったより集まったな・・・個室に入り切れるか?」

クリスが予定していた人数より

多く集まってしまった事に頭を悩ませていると

レイがニコニコしながらクリスの肩をぽん と叩いた


「パーティは人数多い方が楽しいよ~

それにしてもルハン達はまだこないね~」


「タオ~おなかすいた~!!!!るぅちゃん待ってないで始めようよっ」


目の前のクリスマスケーキを凝視しながらタオが大きな声で言う


「じゃああと5分待ちましょう・・・

そこまで待って来なかったら始めましょう・・・・」


ジョンデが時計を見つめて周囲の人々に話始めた時・・・


ガチャッ


「遅れて悪かった・・・」

シウミンがちょうど扉を開けて入ってきた


「タオ~!!!!てめえ!!!たった5分の遅刻で文句いうなよっ!!!!」

シウミンの後ろから入ってきたルハンがタオを睨み付ける


「!!!!!!!!!!!! ?」


その場にいた人々が突然黙り込んだ

その視線は2人に注がれている

正確には2人の繋がれた手に・・・・・


ご丁寧にルハンとシウミンは

「恋人つなぎ」をしたまま入ってきたのだった



2人はごく自然に奥に空いていた席に並んで座ると

ジャケットを脱いだりカバンを置いたりして

つないだ手を一度離した・・・が座りなおしたとき

ルハンがシウミンの腕に自分の腕を絡めて嬉しそうにほほ笑んだ





とうとうルハンがシウミンを射止めた・・・・


その場にいた誰もが感じたけど口に出せなかった

しかしその事をいとも簡単に言えるやつが1人いた


「るぅちゃん!!!!! しうちゃんとラブラブになったんだ~良かったね~」

ケーキ用のフォークを手にしてタオが2人を嬉しそうに眺める


「ふふふ・・・これでルハンは今までよりは凶暴さが弱まるでしょうね」

レイも楽しそうにルハンを見つめる


「凶暴? お前? 俺の知らないところで何してたの?」


周囲の人々がニヤニヤしながら2人を見つめる中


シウミンはレイの言葉の意味が良くわからずに

ルハンに問いただした


えへ?

ルハンは可愛い顔で笑って

シウミンの問いかけをごまかそうとする


すると周囲からルハンを追及する声が次々と上がって行った


「俺~シウミンと肩くんだだけで脛蹴られた」

「僕はシウミニヒョンに頭をなでてもらった後・・・暗闇で頭叩かれました」

「僕はシウミニヒョンと目があっただけでルハニヒョンに睨まれました」


え?

何?

ほえ?


シウミンがぽかんとした顔で周囲を見回していると


「るぅちゃんがしうちゃんを異常な位好きなの皆知ってたよ」

タオの言葉にシウミンは息を飲み込んだ


「異常なくらい好きすぎて、近づく人に危害加えちゃうくらい・・・

そのうち誰も近づくことしなくなったでしょ?」

レイが苦笑しながら説明をする


たしかに・・・ある時から1人で自分に声をかけてくるものがいなくなった・・

そうルハンが練習生になってから・・・時期的に同じころからだ・・・


シウミンが合点がいったという感じでルハンの事を見つめると

「だって・・・シウミンは俺のだから・・・誰にも触らせたくなかったんだもん」と

その可愛いくちびるを尖らせながら言い訳をする


「それに・・・やっと見つけたのに・・ずっと長い間待ち続けて・・・

やっと見つけたのに・・・」

隣のシウミンだけに聞こえるように小さな声で付け加える


長い間待ち続けて・・・・

ルハンのこの言葉がシウミンの胸を締め付けた


シウミンはルハンの耳元に何かを呟くと

周囲を見回してニッコリとほほ笑んだ


「俺とルハンは今日から正式にお付き合いを始めます。

そういう事なのでこれからもよろしくお願いします」


ええええええ?


シウミンの交際宣言に

その場にいた全員が驚いて息を飲み込んだ

もちろん隣のルハンは瞳を見開いたままフリーズしている


「レイ!!!クリス!!!早く始めようよ!!!! みんなお腹すいてるんだろう?」


クリスは眼をパチパチと数回瞬くと我に返って

「ああ・・・さあ・・みんなグラスを持って乾杯からだ」


乾杯~♪



「シウミニヒョンってすっげー男前だね」

「ルハニヒョンってあんなに綺麗な顔してたっけ」


さっきの交際宣言によって

周囲の興味はどうしてもルハンとシウミンに行ってしまう


「るぅちゃんの想いが伝わってよかったね~タオも嬉しいな」

「タオ・・・ケーキさっき食べたよね・・・それ2個目だよ」

「だって~ジョンデのオンマの作ったケーキ超おいしいんだもん♪」


「ルハン・・・このチキン美味しいよ・・・どうした?」

シウミンがルハンの前にチキンの皿を置いた

ルハンは今にも泣きそうに

瞳を潤ませたままシウミンを見つめている


ミンソク・・・ミンソクだけど・・・ミンソクじゃないんだね

シウミン・・・ミンソクの魂を持ったシウミン・・・


生まれ変わると言うことは

必ずしも昔の繰り返しとは限らない・・・ルハンは今そのことを実感していた

ミンソクだったら言わない言葉・・・シウミンはさらりと言い放った




「俺・・・ミンソクの時の記憶ない・・

だからお前の知ってるミンソクと俺は同じとは限らない・・・

そんな俺でも・・・いいの?」

不安そうにシウミンがルハンの顔を覗き込んでくる


うん

ルハンは小さくうなずくと

「俺・・しうちゃんを今また愛し始めているよ・・・」と囁いた









「すっかり2人の世界だね~」

「ああ・・・とりあえず収まるところに収まって良かったな」

クリスとレイが楽しそうに話をしていると

急にタオの声が響いてきた


「あーっ!!!!!るぅちゃん!!!!!皆いるのに~ちゅーしたっ!!!!!!」


「うるせぇ~!!!!!しうちゃんは完全に俺の物なんだよっ!!!!わるいかっ!!!!」


「るぅちゃん!!!!それってバカッぷるって言うんだよ!!!!」


「バカっぷる!!!!大いに結構じゃないかっ!!!!!」


売り言葉に買い言葉


それがバカッぷる るぅみんが誕生した瞬間だった








おしまい


本当にくだらなくてすみませんでした・・・・

プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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