初めまして

初めまして宗文と申します

とうとう新しい場所を入手して新しい話を書くことになりました

名前を変えてませんので分かる方は分かると思いますが

ELFのヒチョルペンです(正確にはハンチョルぺん)

ずーっとハンチョル話を書き散らしてきましたが

ここにきて後輩グループのCPにドハマりしまして・・・・こんな事態になってしまいました


他のブログも試してみたけど(森とかね・・)勝手がわからないので

話をかくよりも設定することが大変で諦め・・・FCさんに戻りました

今では鹿さんと包子さんの幸せを祈るのが一番の重要課題になってます


鹿さんダウンでライブ欠席の日

神聖な、るーみんぽっぽの場面をジョンデにより面白くしてもらった日

ここを始めることになりました

ドタバタパロ系が多くなるかと思いますが

小心者なのでクレームは遠慮させてください

ヒチョルを嫌いになったわけではありませんので

たまにここに出てくるかも・・・

過去のハンチョル話はリンクしてありますので興味ありましたらどうぞ


るーみんは世界を救う!!!!!!
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プラネットより愛をこめて 前編

ひとつめの話がドタバタなのは

鹿さんに早く元気になってもらいたい・・・という事からです

神聖なるぽっぽコーナーでじょんでに包子が襲われてしまい

動画サイトをみながら悔しさに布団をかみしめていただろう鹿さんを想って←

宗文の大好きな漫画がベースになってます(笑) 

これ知っている人はけっこう大人~(笑)


[プラネットより愛をこめて]  チェンside


プラネット国情報部勤務

これだけ聞くと内情を知らない人は「超エリート」官僚だと思う

僕が採用試験に合格して配置された時は、親戚家族が大喜びしてくれた

確かに働いている人間は、すばらしく頭が良くてイケメンでスーツ姿もカッコいい

しかしその内情はテレビ局のAD並の待遇のひどさ、

仕事のハードさに精神に異常をきたすものも出て

普通の人間だったら早く配置換えして出て行きたいという部署だった


僕たちの直属の上司は 

「氷のシウミン」というコードネームを持っているエリート少佐だ

その下に僕とベクキョン、チャニョル、セフンと4人が付いている

若くして少佐にまでなった上司は

僕たちよりも小柄だがキリリとした一重なのに大きな瞳

意志の強さを表す眉毛

口数は少ないけど

考えることも行動することもすごく男前で

だけど捜査に入ると仕事に没頭するあまり

常識外れな行動も平気でするため

気づくと部下は少佐に憧れている僕たち4人しか残らなかった


僕たちはどんな扱いを受けても

少佐に憧れているのでどこまでも付いていく決意は固い

(この間4人で飲んだ時に「地獄の果てまで付いていく~」ってチャニョルは

宣言していた)

少佐の上司の部長なんかは

平均的な官僚さんなので少佐の事を煙たく感じている

この2人はあまり仲良くないが少佐の手柄が自分のポイントになるために

表面上は大人の付き合いをしているようだ

2人の会話を見ていると「キツネとたぬきの化かし合い」に見えて仕方ない


情報部という特殊な部署のために

忙しいときと暇なときの差が半端ないし予想ができない

だから恋人はできないし、できてもすぐに破局となる

家庭持ちの人なんかは即離婚になるだろう・・・・



今は任務が無いためデスクワークが続いていた



そしてデスクワークが続くとシウミン少佐の機嫌が悪くなる

本当に現場が大好きな人なんだなぁ・・・・

「セフン・・・」

今もマンネのセフンが提出した書類を手に、クイクイと手でセフンを呼んでいる

書類の間違いに付箋をつけて目で語る

その目が子猫のようにクリンと動くのでつい見惚れてしまうんだ

「すぐに直します」

セフンはそう言うと書類を受け取って自分の席にもどり急いで直す

少佐はその様子をデスクから見ながらニッコリとほほ笑んだ

そうシウミン少佐は無駄な事はいわない・・・

だから彼が声に出して怒るときは本当に怖い

でも笑った顔はものすごく「可愛い」ので

僕たちはそのギャップにやられたりしている


するとシウミン少佐のスマホが机の上でぶるぶる震えた

その表示された画面を見て嫌そうな顔をする

ピッ

うっそ~電話切った・・・・着信拒否かぁ~?


多分あの人からの電話なんだろう・・・・・

僕のスマホにもカカオトークが来ているお知らせの点滅がついている

後ろの席のセフンがこっそりカトクの返事をしている



やっぱりあの人が連絡してきたんだ・・・・


僕はこれから起こるだろう事に少しの不安と沢山の期待でワクワクしていた

プラネットより愛をこめて 中編

[プラネットより愛をこめて] 中編 TAO side


「あーん!!!!!!!しうちゃんに会いたいよ~!!!!!」

「ルハンうるさい!!!!これやるから見て落ち着いて」

「しうちゃん~」

さっきからルゥちゃんがうるさいので

レイがこの間作った「しうちゃん写真集」をルゥちゃんに渡す

その写真集を胸に抱いたルゥちゃんは本気で涙を流していた

この騒ぎはもう1週間続いている・・・僕たちはもう呆れ果てていた


僕たちは泥棒。仲のいい仲間でチームを組んでいる

ルゥちゃんがリーダーで、僕とレイが現場担当

クリスとカイが情報入手担当

ギョンスが会計などお金の管理をしている

僕たちの実家は超お金持ちだから別に泥棒しなくてもいいんだけど

退屈する毎日に飽き飽きして

いつの間にか美術品を中心に泥棒をするようになった

お金に困らないところから盗んできて換金して

お金に困ったところにプレゼントしている・・・・いわゆる「義賊」ってやつ?

プラネット国に来てからクリスの屋敷をアジトにしているんだ


このまま仲間でわいわいと暇つぶしの義賊ごっこが続くと思ってたのに

突然ルゥちゃんが恋に落ちたの

本当にあれは突然だった・・・・

ルゥちゃんは天使のような容貌で、男女問わず誰もを虜にしてしまうんだ

人の心の中に入り込むのが得意でモテモテだった

スポーツをするような感覚で平気でエッチできちゃう人だったのに

今では初恋している中学生のように好きな人を想って悶々としている

その様子は可愛らしくて、僕たちも協力しなくちゃって思わせるものがあるんだ


ちょっと前に僕が仕事中にへまして捕まった時に

ルゥちゃんが捨身で僕を助けに来てくれた

その時たまたま

同じ場所で捕まって拷問を受けていた「しうちゃん」に一目ぼれ

僕を助けにきたはずなのに

しうちゃんを助けて僕はついで・・・みたいな扱い・・・あの時はひどかったよ

それからルゥちゃんの猛アタックが始まったんだ

「10回切って切れない木はない」ってことわざのごとく

僕たちが知らない間に2人は恋人同士になったようだった


相手は情報部の少佐で多忙を極めていて

「氷のシウミン」と呼ばれている人

そのコードネームどおりに本当に「氷対応」されているルゥちゃん

それでもめげずに大量の愛情表現をしまくってる

人間って障害物があればあるほど燃えるんだね~


「ルーハン・・・あっちの執事さんと連絡とれたから

今から少佐の館に遊びに行って来い」

クリスがそう言ってルゥちゃんにほほ笑む


え? クリス・・・執事さんといつお友達になったの?

「レイとタオと3人で行って夕飯食べてこい!!!!

ご馳走してくれるって言ってたから」

「え????それってお泊りしてもいいの?」

「はぁ? お泊りできるかどうかは俺は知らねぇぞ!!!!!

それはお前らの問題だろうが・・・・とにかくうるさいからさっさと行け」

さっきまでグズグズと泣いていたルゥちゃんは

天使のようなほほ笑みを僕たちにむけて

「荷造りしてくる~」って自分の部屋に飛び込んでいった

相変わらず立ち直りが早い人だ・・・


「それにしても・・・本当にあいつ変わったな」

クリスがため息をつきながら呟くと

「今が初恋まっただ中って感じでいいじゃん」

レイが楽しそうに答えた

シウミン少佐に会えるなら・・・あの人にも会えるかな?

少佐の部下にカッコいい人がいて最近仲良くなったんだ

僕は「マンネ」というコードネームをもった彼にカトクを送る

レイも少佐の側近にあたる「チェン」にカトクを送っていた

「僕とカイは今日の夜はフリーって事でいいんだね?」

リビングでテレビを見ていたギョンスがクリスに聞いてきた

「ああ・・・俺たち3人は好きなようにすごせばいいさ」

その答えに満足してギョンスはニッコリと笑った


「あーん!!!!!どの服着て行こう!!!!!決められないよ~」

部屋から聞こえて来たルゥちゃんの声に

「女子かっ!!!!!!!」という突っ込みをその場のみんなが心の中でしていた

プラネットより愛をこめて 後編

[プラネットより愛をこめて] 後編 セフンside


「うわぁ・・・いつ来てもシウミン少佐のお宅って大きいですね」

チェンと僕は少佐に連れられて少佐の家に来ている

最近は月に1度位 少佐の家で夕飯をご馳走になっているんだ

ベクキョン、チャニョルの両先輩は

用事があると断って即行帰って行ったけど

僕が思うには絶対にデートだよ・・・2人は付き合ってると確信しているんだ


インターフォンを鳴らしたシウミン少佐が「私です」と言うと

かちゃり・・・

オートロックの外れる音がする

すっごい~手動じゃないんだ・・・・

毎回のことながら僕が感動していると

少佐が急にチェンの後ろに隠れてドアを開けさせた


どどどどどどどどどどどどどどどどどどど!!!!!!!!!

誰かが走ってくる音がしたかと思うと

「しうちゃああああああああああああん」

ひぇぇぇぇぇぇぇぇ

チェンが金髪の美青年に思いっきり抱きしめられた

と思ったその瞬間

「ちがーう!!!!!!!!」と投げ捨てられた

僕たちは一瞬何が起きたのか分からずに茫然としていると

「アッハハハハハハハ」と少佐の楽しそうな笑い声が響く

「しうちゃん!!!!!わざとやったね!!!!いじわるっ」

ああ・・・この人はルーハンさんだ

「チェン・・ごめんな・・」

少佐はチェンの手をとって立たせ

スーツをパンパンと叩いて謝った

職場ではあまり感情をあらわさない少佐も

ルーハンさんの前ではたくさん笑う・・・笑うようになったんだ

さっきカトクが来たから知ってたけど

ルーハンさんとその仲間の人たちも今日の夕飯には招待されている

「パンダ」のコードネームのタオも来るから楽しみにしてたんだ

タオは僕と年が近いせいかすっかり仲良くなった・・・というより懐かれている

ルーハンさんと少佐が恋人同士になってから

部下の僕たちもお互いに交流しあうようになってすっかり仲良くなった・・・

そしてルーハンさん達は少佐の密命で動くこともあるように僕は思ってる


明日は僕たち休みだから今夜は夜通し話が弾みそうだな~

そんな事を思いながら玄関から中に入っていく


う・・・・

少佐・・・重くないんですか???????

僕たちの前を歩くシウミン少佐の背中にルーハンさんがへばり付いている

少佐はおんぶするわけでもなく、ルーハンさんが自力でしがみついている状態

少佐は嫌な顔するわけでもなく普通に歩いていて・・・・

背中のルーハンさんは・・・うっとりとした顔をしている・・・・


分からない・・・この人たちの事・・・分からない・・・

僕が眉間に皺をよせて頭を抱えると

横にいたチェンが僕に向かってにっこりとほほ笑んだ

そう

全てを悟ったかのような僧侶のようなほほ笑みだった


うん・・・そうだね・・・・

2人が幸せならどんなスタイルでもいいんだね

僕は分かろうとした事を諦めて

チェンに向かって優しいほほ笑みを返したのだった

プラネットより愛をこめて おまけの話

[プラネットより愛をこめて] おまけの話


夕食が終わりリビングでお酒を飲みながら

チェンたちやレイたちはまったりとした時間をすごしていた


シウミンはソファに座り、その背中にはルーハンがへばり付いている

「例の国の件はありがとう・・・君たちのおかげでだいたいの様子は分かった」

「情報部って大変ですよね~映画なんかだと二重スパイとか・・本当にいるんですか?」

レイの質問にシウミンは苦笑しながら

「ああ・・・俺たちの部署は監視カメラが設置されてて下手な事は話せない」

「だから少佐って目で僕たちに話すことが多いんですね~」チェンが納得する

「しうちゃん・・・」

シウミンの耳元でルーハンが甘えた声をだす

「ん?」

シウミンが時計に目をやってルーハンに笑顔で何かを囁いた

ルーハンが可愛くうなずく・・・

「いつもの部屋を用意してあるから2人ずつ寝てくれ

風呂も部屋に付いているのを使っていいからな・・・」

シウミンの家はゲストルームが五つもある広いお屋敷だった

その屋敷に訳あって少年時代から1人で住んでいる

老執事と世話係の仲居が3人コックが1人

母親は幼くして亡くし

父親は健在だったが再婚して新しい家族と共に生活をしている

愛情の乏しい少年時代を過ごしてきたシウミンは感情を表すのが下手だった

ルーハンたちが遊びに来るようになってからシウミンに笑顔が戻った

老執事は嬉しさのあまりいつも泣いてしまっている状態だ


「じゃあ俺たち寝るから」

そういうとシウミンはルーハンの手をとって2人で部屋に消えて行った



「相変わらずラブラブだねぇ~」タオがため息をつきながら呟く

「でもあの2人って・・・シウミン少佐って男同士の経験ってなかったと思うけど」

セフンの一言で残されたメンバーの興味はその1点に絞られた

「どう見ても少佐がリードしてるんじゃないのかな?」チェンの見解

「えーでもルゥちゃんは女の子扱いが大嫌いで『男の中の男』を目指しているよ」

さっきまでの雰囲気だとどうしてもシウミン左ルーハン右という感じで見てしまうけど

実際はどうなんだろう・・・

「しょーさって・・・いつも髪の毛ツンツンしているけど前髪おろすと超かわいくなるんだよ」

「タオ・・・なんで知ってるんだ?」

「僕が捕まった時に少佐も捕まってて・・・拷問されていた時は前髪が下がってた

すっごく可愛いくてルゥちゃん一目ぼれしたんだよ」

チェンもセフンもそんな可愛いシウミンを見たことがないので想像もつかなかった

「僕・・・ルーハンから聞いたよ~」

酔っぱらったレイが爆弾発言をした

「シウちゃんは愛に飢えているからルゥが沢山愛してあげているのって・・・

泣きながら甘えてくる姿は本当にそそられてたまんないんだよ・・・って言ってたよ~」


想定外の事にレイ以外の3人は言葉を失った


「もう寝ようか・・・」誰ともなく言い出してそれぞれゲストルームに入っていく


シウミン少佐の寝床で甘える姿を想像して眠りにつくことになる4人だった



おしまい

前髪は大事

[前髪は大事] プラネットより愛をこめて番外編


「なんかのど乾いたな・・・」

チェンはベットから起き上がるとパジャマのままキッチンを目指すが

「あ・・ここはうちじゃなかった・・・少佐の家だった」

隣のベットに寝ているレイの姿を見て思い出す

時計を見ると明け方の5時半を指していた

朝食までまだ3時間位ある・・・何か飲んだらまた寝直そう


そう思ってチェンはリビングに設置されているミニキッチンの冷蔵庫に向かう

シウミン少佐から好きなように使っていいと許可を得ているので

(なんとパジャマも自分専用のものまで用意されているのだ!!!!

少佐のうちは広すぎるしキッチンは料理人がいるので勝手に入れない!!!!

なんていう生活なんだ・・とチェンは毎回感嘆する)

パタパタとスリッパの音をさせてリビングに向かった


するとコーヒーのいい香りがしてきた

見るとミニキッチンに誰かがいてコーヒーを淹れているようだ


え???????

いかにもシャワーを浴びたばかりという感じで

バスローブを羽織った人物がそこにいた

髪の毛が乾ききってなく

前髪が降りているためチェンは最初気づかなかった


すっげ~可愛い人・・・男? 女? どっちなんだろう・・・

そのちょこちょこした動きと大きなつり目をみて

チェンは腰を抜かさんばかりに驚いた

「シウミン・・・少佐・・・」

チェンの声にシウミンは振り向いてほほ笑む

「なんだ?いやに早いけど・・・お前もコーヒー飲む?」

驚きのあまり声も出ず無言でコクコクとうなずくチェン


髪型が違っただけで・・・すごく可愛らしくなっちゃうんだ・・・

これが昨日タオの言っていた超かわいい少佐なんだ・・・

「はい先に飲んでいいよ・・どうぞ・・・」

シウミンからコーヒーを渡されたチェンは見つめたまま視線を外さない

「どうした? 俺の顔に何かついてるか?」

「少佐の髪型・・・初めて見るので・・・違う人かと思いました」

チェンの言葉にシウミンは、ふふっと小さく笑った

「俺さ・・・童顔なんだよね~何か知らない間に歳不相応な肩書ついたし

この顔でバカにされないように・・・っていつも男っぽい髪型にしてるんだ」

「髪の毛が乾いてないから、今その髪型なんですか?」

「まあな」と言って笑った顔がすごく可愛い


これは・・・ルーハンさんが一目ぼれするのも納得する・・・僕でも一目ぼれするかも

そう思いながらチェンはコーヒーを一口飲んだ

シウミンは慣れた手つきで手元にあるカップにコーヒーを注ぐ

トレーの上にカップが2つある・・・

ひとつはルーハンさんの分なんだ・・・とチェンがぼんやり考えていると

「ミニ~どうかした?」という声が後ろの方から聞こえて来た

「ハニ~先にチェンに淹れたから遅くなかった・・・今持っていくよ」

ミニ?????誰のこと????ハニ~って誰の事????

ルーハンはいつも「しうちゃん」ってシウミン少佐も「ルハン」って呼び合ってるのに・・・

「ああ? チェンがもう起きてたのか・・・」

チェンは自分の前に立っている人物が誰なのか

把握できずにプチパニックになっていた

今シャワーを浴びました状態で、

上半身裸のまま腰にバスタオルを巻いただけの人物が立っていた・・・・・

えええ? この人・・・この顔って・・・ルーハンさん?????

着やせするタイプなのか

鍛え抜かれた上半身にはほどよく筋肉がついていて

髪の毛は濡れたままオールバックにしているので

太陽神アポロンの彫刻を彷彿させるような美丈夫だ・・・

いつもの天使のような可愛い風貌から別人のように見える・・・



ルゥちゃんは「男の中の男」を目指しているんだよ女の子扱いされると怒るよ・・・

タオの言葉が脳裏によみがえる


2人のいつもと違いすぎる姿に茫然としていたチェンを気にする事なく

彼氏臭をぷんぷんさせたルーハンと

可愛い彼女にしか見えないシウミンは

それぞれのカップを持ったまま仲良く寝室に戻って行った



あの人たち・・・分からなすぎる・・・・

僕の常識を突き破って存在する人たちなんだ・・・

でも可愛い少佐とカッコいいルーハン・・・なんかお似合いかも・・・

そして小さくため息をつくと

「前髪って大事なんだな・・・」と呟いた



数時間後

朝食のために食堂にいったチェンは


「しうちゃ~ん!!!!!!ルゥに食べさせてよ~」

「自分で食え」

いつもの髪型でいつものやりとりの2人を見て

何故かホッとするのだった

馴れ初め 前編

[馴れ初め]  前編  プラネットより愛をこめて番外編


今日も朝からため息をついている

何を話しかけても生気のない返事・・・

ルゥちゃん・・・やっぱりあの日からおかしい・・・・


タオは大好きなルゥグォの様子がいつもと違うことに心配していた

「レイ!!!クリス!!!! 今日もルゥちゃんご飯食べてないよ~」

「ああ・・・放っておいても大丈夫だ・・・そのうち食うから」とクリスの言い分に

「ルゥちゃん目のしたにクマ作ってるし・・心配だよ~」と泣きそうになる


「じゃあ・・・タオ・・これ持って行って話してくれば?」

ギョンスが果物の盛り合わせを持ってきてくれたので

トレーにコーヒーと一緒に乗せてルーハンの部屋の扉をノックした


「ああ・・・タオ・・・」

「ルゥちゃん!!!!!!何でごはん食べないの? タオすごく心配なんだけど」

力なくほほ笑む姿みてタオはますます泣きそうになる

「ルゥちゃん・・・タオを助けに来てくれたあの日からおかしいよ!!!!

あの少佐に会ってから・・・ルゥちゃん少佐の事好きになったの?」

ルーハンの肩がピクリと動いた


「好き? そうか・・・好きなんだ・・・」

「へ?」

「ずーっと少佐の顔が浮かんで・・・少佐の事ばかり考えて

会いたくて会いたくて胸がぎゅーっと痛くて・・・涙が出そうで・・・・

ご飯なんて食べる気もなくなって・・・・」

「ルゥちゃん・・・」

「そうか・・・・俺・・・少佐が好きなんだ・・・」

「ルゥちゃんって・・・・今まで人を好きになったことってないの?」

「俺ってすぐに人から好かれるから・・・自分から好きになった事って無かったかもな」

呆れた顔のタオに気づくこともなく

ずっと分からなかった自分の気持ちに

やっと説明がついて晴れ晴れとした顔をしているルーハン・・・

タオの持ってきてくれた果物をパクパクと美味しそうに食べ始める

ほっとしながらもタオは自分が捕まっていた時に

同じく捕まっていたシウミン少佐との事を思い出してルーハンに話をし始めた

「少佐って・・・可愛い顔していたけど超男らしかったよ~

タオが捕まった自分が情けなくて死にたいって言ったら

『死ぬことはいつでもできるんだ・・・今はここから脱出することを考えろ』

とかタオの事いつも励ましてくれてた」

「まあお前が捕まった理由が

ゴキブリに気を取られたっていう情けないものだったし」

拳法の達人のタオは虫が大嫌いという弱点があった

特にゴキブリが出ようものなら恐怖でフリーズするという。

敵と戦う前に簡単に捕まってしまったわけだった



タオを助けようと敵のアジトに潜り込んだとき

同じ部屋に拘束されていたシウミン少佐の姿が

ルーハンの心を捕えた


一目で恋に落ちていた・・・

ただルーハンは自分から人を好きになったことがなかったので

その気持ちが恋だとは今の今まで気づかなかったわけだった


「会いたい・・・」

ルーハンは救出した時に連絡先を教えあっていなかった事を

今更ながら悔やんでいた

「会えば? ルゥちゃんは命の恩人だから・・・少佐の性格だったら会ってくれるよ」

タオがさらっと言ったのでルーハンは驚いてタオの顔をみつめた

「だって・・・連絡先・・・」

「タオ達の情報網を使えばそんなのすぐに分かるじゃん・・・」

ルーハン達は泥棒・・・美術品を中心にして世界中を飛び回っている

「はははは・・・・そうだな・・・すっかり忘れてた」

「連絡先が分かったらタオが話してあげる」

「?」

「タオね・・・少佐とお友達だから」

タオのドヤ顔にルーハンは思わず噴き出した

「じゃあ俺のこの恋が成就するようにキューピットになってもらおうかな」

「うん任せて」


それから数日後

本当にタオのおかげでルーハンはシウミンと食事をする機会を得ることができた

馴れ初め 中編

[馴れ初め] 中編 プラネットより愛をこめて番外編


「ちゃんとお礼をしなくては・・・

と思っていたのですが中々忙しくて申し訳ありませんでした」

会食の席でシウミン少佐がルーハンに向けて笑顔で話し始めた

高級ホテルの中のレストランでランチコースを食している男性6人

スーツ姿の3人とおしゃれなブランドものを着ている華やかな3人とで

クライアントと芸能人との懇親会のように周囲には見える



なんか・・・今日はこの間と雰囲気が違う・・・何かカッコいい・・・

ルーハンは髪を整髪剤でツンツンと立たせた髪型の少佐をうっとりと見つめる


「ルゥちゃん!!!!ぼんやりしてないの!!!!」

タオに肘で突かれて我に返ってあわてて笑顔を繕った


タオのおぜん立てで

シウミンと食事をする事になったルーハンは

今まで味わったことのないドキドキ感で胸が破裂しそうだった

シウミンを好きだと自覚してから片思いの中学生のように

感情をうまくコントロールできないでいる自分に驚いていた

(あれだけ男女問わずに好き勝手やっていたルーハンとは別人だな・・)

隣にいたレイが必死で笑いを押し殺している

(レイはルーハンに頼まれて付き添ってきたのだ)

シウミン側もタオ達が3人で来ると知って

チェンとセフンの2人を会食に連れてきていた

みんな同年代だということで話も弾み和気藹々と時間が過ぎていく

ただ1人を除いては・・・・

ルーハンは必死に自分の気持ちと格闘しながら

シウミンと話を合わせていく・・・が、どうしても異常な緊張感がぬぐえない

気が付くと手元のワインをガブ飲みしていて酔いが回ってしまっていた


何かルーハンって・・・面白いな・・いつも緊張しぃなのかな・・・・

ルーハンの様子を見ていたシウミンはクスっと小さく笑った


自分を助け出してくれた人と同一人物だとは思えない程

緊張しまくっているルーハンが可愛らしく思えた


助け出された時意識がもうろうとしていたけど・・・

意識が戻ったときに最初に目に映ったのはルーハンの顔だった

天使の様に綺麗な顔にとうとう天国に召されたんだと思ったな・・・

シウミンはその時の事を思い出してほほ笑む


それにしてもかなり酔いが回ってるみたいだけど・・・大丈夫かな・・・

周囲を見回すと自分の部下のチェンとセフンは

ルーハンの仲間のレイとタオと話が弾んでいるようだ


仕方ないな・・・・

シウミンはボーイに合図をし周囲が気づかないうちに

何事かを頼んで、支払も終わらせた


バタン・・・・


頑張って起きて話を合わせていたルーハンはとうとう酔いつぶれてしまった

あーあ シウミンはその様子をみて楽しそうにほほ笑んだ

「ルゥちゃん!!!!!」 

気が付いたタオが驚いて体をゆするがルーハンは完全にダウンしている

「あれ? いつもはこんなもんでは酔わないのに・・・」

レイも不思議そうにルーハンの頬をペチペチと叩く



「この様子だとしばらくダメだろうから・・・部屋をとったので

彼の酔いが醒めるまで面倒みるよ・・・」

シウミンはそういうと軽々とルーハンを背中に背負う

「ここの支払いも終わったから、これで今日は解散!!!!

ルーハンは責任もって介抱するので・・・では」


周囲が呆気にとられる中

シウミンはルーハンを背負ったまま爽やかにその場を去って行った



「ルゥちゃん・・・・大丈夫かな・・・・」

「意外と結果オーライになるかもよ~」

レイが意味深な笑顔で答える

「少佐もずっとルーハンさんの事を熱く見つめてましたし」

セフンの一言で4人は顔を合わせて頷いた

「じゃあこの後カラオケでも行きますか?」

「賛成~!!!!」


いつの間にかすっかり仲良くなった4人は

夕方の人が賑わう街中に繰り出していった
プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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