ドームコンサート

遊びにいらして下さる方々ありがとうございます

更新が滞っていてすみません

そう東京ドームコンサートに参戦していたので・・・
終わっても放心状態が続いたので・・・もう明日から京セラですけど・・・

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もうこの子にやられましたわ・・・・

ライブレポは私の表ブログ「宗文のお気楽日和」に書いてます


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東京ドーム2日目のこのシーン

大陸の鹿さんが激怒してセフンとチェンに怖~い脅迫電話をかけてます・・・多分(笑)

なので翌日はチェンとスホになりました←妄想が暴走中

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そして今日はこの色で大阪入りをしたシウミン君・・・

可愛い可愛い可愛い可愛い・・・

でも・・・頭皮大丈夫????

今回はトロッコの真横のアリーナEの通路側でした

よく見えたので幸せな時間を過ごせました

そして今新しい話を書いてます・・・めずらしくリアル妄想です

他にも書きかけの話あるけど・・こっちを先に出しますのでもう少しお待ちください

今回何人かとお会いしました・・・でもここを知っている方はいませんでしたが(笑)
好きなEXOやスジュの話をしているとすごく楽しいですね

私は京セラには行けませんのでライブ参戦はおしまいですが
これからもEXOくん達を全力で応援していきたいと思ってます・・・って

応援の仕方間違ってないかい? と思いますけど・・・すみません・・・

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こんなに髪色変えてるんだね・・・やっぱ心配だ・・・頭皮・・・




写真お借りしました・・・
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ドーム 1

いつも遊びにいらして下さる方々
ありがとうございます

今日はEXOクン達の京セラドーム初日ですね
私は仕事の関係で大阪までいけませんでした・・
薄緑のシウミン君・・・会いたかったです・・・

今回のお話はリアル妄想でラブラブな話ではありません
宗文の頭の中で張り裂けそうになっている話なので
毒だしのつもりで文章にさせて頂きます

この話は1%の真実と99%の妄想で成り立っている話です
リアル妄想なので気に障る方がいたらごめんなさい・・・
登場するメンバーは芸名で統一させていただきます



[ドーム] 1

2015年春

EXOのメンバーは

日本での2回目のファンミーティングを横浜で開催していた

今回は日本の公式ファンクラブが発足しての初めてのイベントだった


3日間5回公演の最後にメンバー達にサプライズが発表される


「10月に東京ドーム3日間、京セラドーム3日間のライブ決定」


東京ドーム・・・今では海外アーティストの憧れの会場だ

その東京ドームで3日間もライブをする・・日本デビューもしていないのに・・

この話を聞いた時は、嬉しいよりも怖い気持ちが先になり

メンバーはリーダーのスホを中心に困惑した顔でマネージャーを見つめる


「SMタウンでステージに立ったことあるけど・・・本当に単独でやるの?」


「この間テミン達が、やっとの思いで手に入れた場所を・・

俺たちが簡単にやっていいのかよ・・・」


「東京ドームって収容人数が55000人なんでしょう・・・

ソウルのオリンピック競技場の倍入るんだよ・・・・」


「そんな場所って・・俺たちだけって・・早すぎない?」


「日本で俺たちって・・・そんなに知られてないのに・・デビューしてないのに」


メンバー達から不安の声が次々と沸き上がってくる

スホはすでにプレッシャーを感じ始めているらしく一言も言葉を発してない


「とにかく決まったんだ・・・腹くくるしかないだろう?

マネヒョン・・・

このドーム公演に向けての日本デビューはあるんですか?」


シウミンがその大きな瞳で見えない何かを睨みつけるようにして

マネージャーに聞いてきた


「ああ・・・カムバ用に用意した曲を日本語バージョンで収録する予定だ」


「タオは? タオはどうなるんですか? カムバに間に合うんですか?」

セフンが不安そうに聞いてくる


「カムバックはタオ抜きでやる事が決まった・・もう撮影が始まるから」

マネージャーがそう言って部屋から出ていく


パタン・・とドアが閉まると

シウミンはドアを睨んだまま

「多分・・タオは戻ってこない・・・」ぽつりと言った

その言葉を聞いてメンバー皆がうなだれたように押し黙った


「タオねぇ・・連絡とれないんだよね・・携帯取り上げられたみたい」


ピリピリとした空気を破るかのように

レイがのんびりとした口調で話しだす


「あいつの事だから俺たちの連絡先なんて

携帯にしか保存してねぇだろう・・・くそっ・・・」

ベッキョンが悔しそうに呟いた


「僕達は僕達に与えられた事を

一生懸命にやるしかないって事なんだ・・」

チェンの小さく呟いた言葉にレイがほほ笑む


「そうだねぇ~僕も個人活動が増えそうで・・不安いっぱいだよ」


レイとf(x)のビクトリアは中国出身だ

この2人が中国での個別活動のために

事務所が特別な「工作室」を設置した

2人はSMのアーティスト以外の仕事を工作室から受けて活動を始めたのだ


「あと半年・・・半年あるって思えばいいじゃん!!!!みんなそんな暗い顔しないで」

チャニョルが大きな瞳をくりくりさせて皆に笑顔を振りまいた


「スホヒョン・・死にそうな顔してます・・・決まってしまった事なんですから

後戻りできませんよ・・・僕達は頑張るだけです」

ディオの発言にスホは泣きそうな顔から必死に笑顔を作ろうとしている


「うわっ!!!スホヒョンの顔・・・超ぶさいく~!!!鏡みてみぃ?」

ベッキョンの言葉にメンバーみんなが笑いだした




あと半年・・・半年しかない・・そう思ったらだめだ

半年もある・・・そう思えば少しは活路が見えてくるかもしれない・・・

でも・・・身の丈あってない会場で集客がなかったら・・・・

シウミンはぶるっと身震いすると自分で自分の体を抱きしめた



メンバーそれぞれの思いが交錯する中

ドーム公演へのカウントダウンが始まって行く・・・・・・

ドーム 2

[ドーム] 2


東方神起のユノの入隊が6月に決まり

チャンミンも11月に予定された


会社としてはK-popの稼ぎ頭が事実上の活動停止となり

二番手人気のスーパージュニアも兵役ラッシュで個人活動しかできない

SMとしては三番手のSHINeeを日本市場で活躍させようと

知名度を広げるために

小さな草の根運動状態での日本ツアーライブをさせていた

つい先日も東京ドームでの初ライブも成功したばかりだ



しかし東方神起の抜けた穴を補充するグループとして

日本側からEXOを要請された

メンバーが抜けてごたごた続きで中国でのMの活動が停止状態の今

事務所としては日本側の要請飲むしかなかったのだ


まだ日本デビューもしてないのに大人の事情で、

「崖から突き落とされても自力で這い上がってこい」的な

まるで獅子の子育ての様な状況下の中

メンバーは必死に今自分達の出来ることに集中していた



もちろんその事は事務所の先輩である

東方神起のユノやチャンミン、

スーパージュニアのメンバー達も気にかけて

事あるごとに食事に誘ってアドバイスをしたり

弟達の不安を取り除くかのような話をしたり

自分達の東京ドームのライブを一緒に見たり

いろいろと親身になってくれていた


いろんな意味でのプレッシャーの中

EXOメンバーがスホを始めとして

押し寄せる見えない敵を相手にもがいている姿を

見ていられなかったのだ




この日はリョウクが

ディオとチェンを呼び出して一緒に食事をしていた


今のEXOの現状を見て何か自分にアドバイスできるか・・と

忙しい時間を割いてその時間を作ったのだった


行きつけの店の奥の個室でいろんな話をして

最後には「気負う事なく楽しめばいいよ」とリョウクは笑った


「でも・・・あんな大きな会場・・・ガラガラだったら・・」

チェンが心配そうに言うと

「そんなの僕たち知らないって思って!!!!

事務所の都合でライブさせられるんだもん・・って責任転嫁するの!!!!

観客動員は大人がなんとかするでしょう・・・

デビューもしてないグループに突然5万人集めろって言ってもね」


リョウクは楽しそうに笑いながら答える


「最初っから成功させようって気負っちゃうと

ぜんぜん楽しくないよ~

自分達が楽しくないとお客さんも楽しくないから」




ああ・・・この先輩達はこうだった・・・



ディオは苦笑しながらリョウクを見つめる


「ボーカルlineとして自己管理はしっかりやってね・・・

一番のアドバイスはそこ・・・僕はイェソン兄さんの復帰ライブで

喉の調子悪くて・・足引っ張っちゃったんだ・・・今でも悔しいよ」



ドン!!!ドン!!!!


話の途中で個室のドアがノックと言えない音をたてた


「おうっ!!!!俺だ!!!!リョウクが来てるってオーナーに言われてさ・・」

ドアを開けるとヒチョルが顔をだした


「ヒチョル兄さん!!!!!!」リョウクが子犬のように嬉しそうに飛びつく


「あっ!!!!後ろにいるのはキボマー!!!!!ひさしぶり!!!!!」


ディオとチェンは年上然としてアドバイスをしていたリョウクが

とつぜん可愛い弟に豹変する姿を目の当たりにして笑顔になる


「おっ!!!!お前らはリョウク担当か・・・

リョウクに旨い物たくさんおごってもらえよ」

ヒチョルはそういうと2人にウィンクをした


「キボマー!!!!キボマー!!!会いたかったよ~今日はどうしたの?」

リョウクに抱きつかれたままキボムは少し寂しそうな顔をした


「うん・・・リョウガー元気そうだね・・

今日はヒチョル兄さんに報告あって・・」


「え?」


リョウクが怖い顔をしてヒチョルを見つめる

ヒチョルも悲しそうな顔をして頷いた


「もう決めたそうだ・・・一応円満退社になるかな」


「キボマー・・・」

リョウクがキボムをぎゅっと抱きしめる



そんな様子をぼんやり見ていたディオとチェンに

ヒチョルは心配そうに声をかけた



「レイ・・は・・レイから連絡はあるのか?」


チェンは下がった眉毛をもっと下げた顔で


「時々電話もらいます・・・元気そうですが

すごくスケジュール過密のようです」と答えた

ヒチョルは眉間に皺をよせて小さく呟いた


「俺は・・・

レイが第二のキボムになりそうで・・嫌な感じなんだ」



ヒチョルの呟きはディオとチェンの心に深く沈んでいった



第二のキボムって・・・それって・・・いやそんな事はない

レイは日本公演を電話ですごく楽しみにしていたんだから・・・




続く

ドーム 3

[ドーム] 3


セフンはドンヘに呼び出されてドンヘの部屋に遊びに来ていた

タオがいなくなってから

元々仲の良かったドンヘからちょくちょく誘いの連絡がくる


寂しがりやのドンヘは入隊前に気持ちがナーバスになる事があり

同時期に入隊するウニョクには言えない事をセフンには漏らしていた


セフンとドンヘは年齢でいえば8歳違う・・・

でも甘え体質のドンヘが相手だと

セフンはどうしても世話をやく係に回ってしまって

気づくとドンヘにいつも振り回されていた




でもそんなヒョンは嫌いじゃない・・

兄の様な友達のような

時には弟のようになってしまうドンヘとの関係は

セフンにとって新鮮で楽しいものだった



今日はドンヘの部屋でお酒を飲みながらスパショのDVDを見ている


「セフナ~東京ドームってSMTやったけどさ・・・あのひろい場所

ぜーんぶが俺達のペンで埋め尽くされるんだぜ!!!!・・・

あーんな天井の上の方にも席あってさ・・・55000人の視線が

俺達に集中するんだよ・・・すげぇよ・・・」



セフンは画面に映し出されている青いペンライトの客席を見る


「海みたいですね・・・ひょんのチームカラーは青だから海底にいるみたい」

「お前らは白だっけ? シルバーだっけ? お前らだって天の川みたいに見えるんじゃね?」


セフンは会場を埋め尽くす星の様なペンライトの様子を想像する

いつもの会場の倍の人数が入るから

いつもの倍のペンライトが光っている・・・・すごいな・・・・・


「お前の所のタオはもう戻らないんだな・・・ダンスとかの構成しなおしだな」

ドンヘに言われてセフンの瞳は悲しげにゆれた


4月下旬にタオの父親が事務所に不信感を持っているとコメントを出した

つい数日前には中国のファンが

SNSにタオの最近のサインの写真を上げた

そのサインからEXOの文字が消えていた


タオとは連絡がとれないままだ・・・あいつの本当の気持ちを知りたいとセフンは思う

タオと東京ドームの天の川を見たかった・・・・あいつ号泣して凄い顔になって

その後は楽しそうに笑うんだろうな・・・・

押し黙ったままのセフンに気づいてドンヘは新しい缶ビールを勧める


「ほれ!!!!飲め!!!

俺たちはプロなんだよ・・・

ペンを喜ばせるのが1番の仕事なんだよ」

そう言って誰をも虜にしてしまうスマイルを向けてセフンの頭をなでた





~某ジムスタジオ~


「ミンソク・・・ちょっと休憩しようか?

ベッキョンお前へばってんじゃないか?」


チャンミンが持っていたペットボトルを2人に渡した


東方神起のチャンミンの専属トレーナーを紹介してもらい

シウミンはジム通いを始めた


体力づくりが当初の目的だったのだが

目の前のチャンミンの体を見ていると自分もそうなりたいと思い

最近は筋トレでモムチャンを目指し始めている


シウミンのジム通いを聞いたベッキョンは自分も始めたい!!!と

くっついてきて最近は3人でトレーニングする事が増えてきた


自分達がまだ東京ドームでコンサートするなんて聞かされてない3月下旬

シウミンはユノに誘われて1人で

京セラドームに東方神起のライブを見に行った


ソウルでのライブはファンの時から何回かは観たことはあったが

ソウルの2倍の会場での日本のライブは初めてだ

気合いが入りすぎて

マネージャーから渡された日本のライブグッズを

金浦空港から身につけて会場入りしたほどだ


初めてドームの客席からライブを観戦する


圧巻だった・・・東京ドームとほぼ変わらない

50000人以上の会場すべてが

東方神起のカラーである赤に染まる

鳥肌がたった・・・


ライブが始まるとカシオペアの1人に戻って

ただひたすら2人のパフォーマンスに酔いしれていた

サインボールが飛んで来れば大喜びでポケットにしまい込む

そしてライブが終了しシウミンは2人からたくさんのアドバイスを貰った

今思えば2人はEXOの東京ドームライブ開催をすでに知っていたのではないか

だから自分を呼んでいろいろアドバイスしてくれたんじゃないか・・・

シウミンはそんな事を思っていると



「どうした? まだなんか心配ごとがあるのか?」

ぼんやりと考え事をしていたシウミンにチャンミンが声をかけた


「シウミニヒョンの心配ごとって・・・トークぐらい?」

ベッキョンの言葉にシウミンは苦笑する


「ああたしかに・・・お前みたいにペラペラと話せるようになりたいよ」



「ライブ中のトークはユノのアレを実践するつもり?」

チャンミンの問いにシウミンは小さく「はい」と答えた




トークが苦手なんです・・・・

京セラの帰りの飛行機の中で

シウミンの言葉にユノは一緒に考えてくれた

「何を話すかを決めておけばいいんだよ・・・・

たとえばライブが5日間あったとすれば5個の話を用意しておくんだ」

「?」

「自分が聞いて感銘を受けた言葉とか・・・いろんな人が言ってる言葉を

拝借して紹介してしまえばいいんだよ」


「シウミンがこの言葉に感銘したんだとファンに紹介するんですね」

チャンミンがユノの言葉を補足するように伝える


「え・・・そんな・・・立派な言葉知らないし・・・」


「偉人の言葉や格言じゃなくていいんだよ・・・たとえば・・・・

『世間でどう言われているか知らんが おれはおれの信念に後悔するような事は

何一つやっちゃいねぇ これからもそうだ』とか」


「ワンピースのゾロの言葉ですね・・・

僕だったら『最後まで・・希望をすてちゃいかん

あきらめたらそこで試合終了だよ』 

スラムダンクの安西監督の言葉が好きですね」

シウミンは2人の言葉から気持ちが楽になった





「ユノもトークは得意とは言えなかったけど・・

2人になってから中々頑張りましたよ」

チャンミンが思い出したよう小さく吹き出した

「どうしたんですか?」

突然笑い出したチャンミンにベッキョンが不思議そうに尋ねる



「あのね~ライブ始まる時って

大声で『とうきょー』とか『ふくおかー』とか叫ぶでしょ?」

シウミンとベッキョンはチャンミンを見つめながらうなづく


「あの人ね・・ユノ・・・ツアー忙しすぎて

今どこの会場だか忘れちゃって」


「忘れちゃって?」


「横浜アリーナの時に『よこはまー』って出てこなくて」

そこまで言うとケタケタと笑いだすチャンミン


「横浜の代わりに『めぇぇぇぇぇぇぇ』て雄たけびあげたんだよ」



めぇぇぇぇぇぇぇぇ????????


数秒すぎてからシウミンとベッキョンが大爆笑した


あのユノヒョンでも緊張で失敗するんだ・・・

シウミンとベッキョンは偉大な先輩も人間だったんだな・・と実感したのだった






続く

地味な話がしばらく続きます・・・需要なんてないかと思いますが
自分のモヤモヤを吐き出すために書かせてもらいます

ドーム 4

[ドーム] 4


~チャニョルオンマのパスタ屋~


チャニョルは母親の経営しているパスタ屋の個室で

スホと2人で人を待っていた


スホ経由でSJのリーダーイトゥクから食事の誘いを貰い

それもチャニョルの母親の店に行きたいと言われたのだった


「俺んとこ普通のイタメシチェーン店ですよぉ~わざわざ来なくても」

「でもここでと指定されたからなぁ」

2人がぶつぶつと言いながら待っていると


「ごめんごめん!!!!遅くなっちゃった」

えくぼの目立つ笑顔を見せてイトゥクが部屋に入ってくる


「おかあさん!!!!すみません!!!!噂通りの美人オンマですね」


部屋まで案内したチャニョルの母親に

最高の笑顔を見せて愛想を振りまく・・・相変わらずそつがない・・・

2人が苦笑しながらイトゥクの行動は見習うべきなんだろうな・・と思う


食事が始まると

何となく雑談が始まってイトゥクは中々本題に入っていかない


スホとチャニョルはイトゥクの本意が分からずにビクビクしていた


食事も中盤にさしかかる頃


「お前達今度の日本公演・・・絶対に成功させる勢いで

腹くくっていかないとだめだぞ」


「・・・・・・・」

十分に分かり切っている事をあえて言葉で出すイトゥク


「この話はオフレコなんだけど・・・

お前らの下の奴らのデビューが決まった」


え???


「詳しい事は俺も知らないけど・・うちの事務所のお得意な

ロマンあふれる謎解きたくさんのコンセプトで売り出すそうだ」


イトゥクに言わせると事務所関係者からは、何も聞いていないけど

広告代理店などの知人から情報をもらったそうだった


「Mメンバーの訴訟などマイナスイメージに加え

他の事務所からもどんどん新人が出てくる・・・お前達のペンが

少しずつそっちに流れていく・・・

事務所としては新人をデビューさせるのは今だと決めたようだ」


「トゥギヒョン・・・」

スホが泣きそうな顔でイトゥクを見つめる

横のチャニョルも心配そうだ


「東方神起の留守の間を埋めるために日本での期待は大きい

そして韓国のペンは新しい方に流れていく傾向がある

となると・・・何が何でも日本で大成功をおさめなくちゃ・・・だな?」


ただでさえ今までのプレッシャーに潰されそうなスホ

イトゥクの話を聞いて益々大きなプレッシャーが彼を覆っていく


色白のスホの顔が真っ青に見えてチャニョルは

「スホヒョン!!!!」と肩を軽く揺すった


「お前らは大丈夫だ!!!!俺らよりもしっかりしている!!!!」

イトゥクの言葉も耳に入らないかのように

「ちょっと・・トイレ・・・」とスホは呆然としたままトイレに行った



「スホは頭いいんだけど・・真面目すぎるな・・・」


「スホヒョンは・・・吹っ切れるまでが大変なんです・・・

ライブでも吹っ切れれば何でもやるんですけど・・・」

チャニョルがイトゥクに愛想笑いをする


「そうだ・・・お前にも言いたかったことがあるんだよ」


へ?


「スホ・・あいつ真面目すぎてMC上手にまわせないだろう?

すぐに俺が俺がって自分で話はじめちゃってさ・・周囲に振ることしない

そう言うところが、うちのイェソンに似ているんだけど・・・」


「まあ・・・少しずれている所ありますからね・・

空気読めないっていうか・・」


「だからお前とベクでトークをまわせ!!!!

スホは締めの言葉ぐらいでいい・・お前ら2人に期待してるぞ」


チャニョルはイトゥクから言われた言葉を

理解しようと大きな瞳を数回ぱちぱちとする


その時スホがトイレから戻ってきた

顔を洗って来たようで顎から水滴が落ちてきている



「お前らは大丈夫だ!!!!俺たちが活動できない分

絶対に日本でも大ブレイク間違いない」


イトゥクに太鼓判を押されてスホも笑顔が浮かんだ

そしてその反面チャニョルに大きなプレッシャーが圧し掛かってきた



期待されるのって・・・嬉しいけど・・辛いなぁ・・・



チャニョルは小さなため息をそっとはいた


続く


なかなか進みません・・・この連休でなんとかします

ドーム 5

[ドーム] 5


~漢江のほとりの公園~


カイはテミンと漢江の畔で待ち合わせていた


お互いに仕事が忙しすぎて

2人っきりで会うのは本当に久々だった

今年は秋が遅いようでこの時期まだ残暑が残っている

かなりの遅い時間

公園は真っ暗だが吹き抜ける風が気持ちよい


ベンチに腰を下ろして

2人でビールを飲みながらお互いの近況をぼそぼそと報告し合う

しばらくすると

会話が途切れ2人は黙ってビールの缶を傾けていた


「あのさ・・・」

カイが言いにくそうにテミンに声をかけた


ん?

テミンがカイの方を向いてニカっと笑った


「お前・・日本のコンサートの事で

俺からアドバイスでも貰いたいのか?」

図星を刺されてカイは苦笑いをした


「テミナ・・相変わらずお前って勘がいいな・・悔しいくらい」

「その言葉そっくり返すよ・・・

勘がいいのに知らないふりも上手だよね」

「それってお互いにな」

2人は顔を見合わせて苦笑する



「俺たちは小さい会場から始まって

日本であちこちライブして

知名度を広げて行ってファンを獲得して

ご褒美として東京ドームだった・・・・

お前らとは全然違う」


言葉を切ってテミンはカイを見つめる

カイは黙ったままテミンを見つめて続きを促す


「日本デビューもしてないグループのドーム公演

お前らのプレッシャーは半端ないよな・・・

でもお前らなら出来る・・・俺はそう思うよ」


「・・・・・」


「東方神起の後継者扱い・・・

羨ましいとも思うけど大変だよな・・・いろいろ」


「テミナ・・・」


「これだけは教えてやる・・・・

あのドームを埋め尽くす五万人以上が

全部自分達のファンで、

自分のパフォーマンスに集中していると思うと

言葉で表せない・・・すごい興奮だった」

テミンはカイの顔をみてニヤリと笑うと


「エクスタシー感じちゃったね~」と言い放った


「感動的な話なんだろうけど・・・お前が言うと下ネタになるな」

カイは苦笑するとテミンの頭をひとつ叩いた





EXOのメンバーそれぞれが

東京ドームという大きな会場にむけて準備をしている時に

ソウル初のドーム球場が完成することになり

そこでの「こけら落とし公演」が決まった

スカイドームでのコンサートは

日本でのドームコンサートの前哨戦として

いろんな演出が予定されていた



コンサートの日にちは10月10日・・・

1年前にルハンが離脱宣言した日に当たる・・・・


いろいろな事が起きるたびにメンバーはお互いを信頼し合って

ますます信頼を強く結びつきあっていく


スカイドームのコンサートが大盛況で終了した後

レイはまた単独仕事のために中国に行った


その後すぐにメンバーは

日本公演に向けての振付の変更を言い渡される

「なんで・・・レイ抜きのフォーメーションなんだ?」

みんな認めたくないけど嫌な予感がしてくる

そしてチェンがメンバーに

レイからあった電話の内容を伝える







「チェン? まだ起きてた? 僕だよ」

「レイヒョン・・・こんな時間にどうしたんですか?」

「あのね・・・僕・・・日本に行けないんだって・・・」

「え?」

「僕・・・日本のファンに嘘ついちゃった事になるね・・・」

「全部の公演にこれないんですか? 東京ドームも?」

「うん・・・ダメだって・・・別の仕事入ってるんだって・・」


嘘だろう・・・半年も前から東京ドームは決まってたのに・・・

チェンは言葉が上手く出てこない


「僕も東京ドームで単独コンしたかったなぁ~

日本でラーメン食べたかったな・・・・

それよりも嘘ついちゃって日本のファンに悪い事しちゃったなぁ」


チェンの沈黙に気づいてレイが明るい声で電話を続ける

「チェンチェン? 何考えてるの? 僕は事務所やめないよ~

たとえ仕事が別になっても・・・僕はEXOのレイだから」


レイのふんわりとした声で言われてチェンは鼻の奥がツンとしてきた


「はい・・・分かってます・・レイヒョン・・・

体調に気を付けて下さい

ヒョンのいない公演も僕たち頑張りますから・・・

終わったら褒めてくださいね」


チェンの言葉にレイは楽しそうに笑った


「僕もサッカーのワールドカップ予選が長沙であってさ

国歌斉唱するんだよ・・・家族が喜んでいるんだ」



チェンの脳裏にヒチョルの言葉が蘇ってきた

(レイが第二のキボムになりそうで・・・嫌な感じがする・・・)



主催者側の思惑で

レイの不参加はライブぎりぎりの日程で発表される


レイという仲間を1人欠いた状態で

EXOのメンバーは

日本デビューと

初めてのドームコンサートの成功を期待され

そのプレッシャーを跳ね除けようと必死にもがいていた・・・



続く



この話は妄想によるフィクションです

ドーム 6

[ドーム] 6


日本でのコンサートは東京ドーム前に

福岡が追加された


福岡はドームではなく去年と同じ会場

メンバー達は東京ドーム前の肩慣らしとして

あまり気負うことなく2日間を過ごした


そしてその1週間後・・・・


事務所も日本側も東京ドームコンサートに向けて

過大な宣伝を行った

若者の街として有名な渋谷の駅周辺を

EXOのデビュー広告で埋め尽くしたのだった

JR渋谷駅はどこもかしこもEXOだらけ

待ちゆく人々は耳に残る えくそ という言葉と

アップテンポな曲に足を止めて耳を傾けている



事務所側は保険として

韓国と中国からファンの観戦ツアーを少なからずの数用意した

客席もほぼ埋まり主催者側は安堵した






「EXOスタンバイしてください」

いよいよ東京ドームの初日が始まる

緊張の中メンバーは舞台そででスタンバイしていた


シウミンは足がガタガタと震えて上手く立てない

小さく深呼吸をして気分を落ち着かせようとする

ふと自分の手を誰かが握っているのに気付いた

「チェン・・・」

「ウミニヒョン・・・僕・・怖いです・・・」

チェンが泣きそうな顔をしている

チェンの頭を空いている手でやさしく撫でてから

スホの方を見ると

もともと白い顔が青白くなっていて

かなり緊張しているのが見て取れた

シウミンはもう一度深呼吸をすると目をつぶった


「よし・・・円陣組むぞ!!!!」

チャニョルの音頭でメンバーが集まってきた


右手をだして重ねあう

「We are one」

「EXO サランハジャ」

掛け声とともにスタンバイの場所に散らばる




きゃああああああああああ~

大歓声とともにコンサートは幕を開けた





始まってしまうとさすがにプロの集団である

会場が倍に広がっただけでファンをあっという間に

EXOの世界に誘ってくれた


3日間の公演は盛況を極め

ハードルが高かった分

物凄い達成感をメンバー達は実感した


東京ドーム3日目

少し余裕の出来たメンバー達にサプライズが待っていた


アンコール前に一度捌けてから

元気よく歌を歌いながらトロッコに乗り込もうとすると

目の前の客席のペンライトの色が違っているのに気付いた

メンバーが不思議そうにスタンド席を見回す

黄色のペンライトの地に赤い色のペンライトで文字が表されていた


EXO  WE ARE ONE

意味を理解したメンバーの瞳から涙があふれてきた



あの4月の横浜アリーナで東京ドーム公演の発表から半年

タオの離脱やレイの日本公演の不参加


いろんな事があった・・・でも今自分達はここに立っている

メンバーの涙に客席のファンからもすすり泣く声が聞こえてきた




うわぁ・・・きれいだな・・・・

トロッコに乗り込んだシウミンは

目の前に広がるペンライトの海を息を飲んで見つめる


さっきまで白い光が宇宙の中の星々を表していた

そして今はEXOのスローガンであるWE ARE ONE と書かれている



東京ドームで2年前に参加したSMTの思い出が脳裏によみがえった


あの時ルハンと、こんな大きな会場で単独コンサートできたら凄いな・・って

将来絶対に成功させようねって約束したな・・・


ルハンは緑色のライトの中シャイニーのダンス補助に入っていて

今度立つときは俺たちのカラーで宇宙を作りだそうぜ・・・って

ルハン・・・今・・俺はその宇宙の中に立ってんだぜ・・・

お前も一緒にいたら・・・隣にいて一緒に見たかったな・・・


そんな事を考えながらぼんやりとトロッコで運ばれていると

アリーナで「シウミン」と書かれたスローガンが目に入った


俺の名前だ・・・・・

俺たちは本当に東京ドームでコンサートを成功させたんだな・・・

シウミンは泣かなかった・・・

涙の代わりに女神のような崇高なほほ笑みを

アリーナにむける


そして次にスタンド席に振り向いた時は

アイドルのはじけるような笑顔に変わっていた



大人の事情で

早すぎる東京ドーム公演を行ったEXOだったが

彼らの努力によって盛況に終わった


そして彼らはまたひと回り大きく成長したのだった


続く

次がラストです・・・つまんないですね・・・すみません・・・

ドーム ラスト

[ドーム] ラスト



東京ドームのコンサートが無事に終わった

心配されていた動員の方も韓国や中国からのファンのツアーがあり

日本デビューに向けて、宣伝をかねていたスポット番組も効果があった


大手CDショップ等もEXOの宣伝に協力し、色んな企画をして

店舗を訪れる人々に印象付けをする


後は同じ事務所のEXOの先輩グループのファン達が力を貸してくれた

当初の心配は杞憂で終わり

関係していたすべての人々が、ほっと胸をなでおろしていた


ものすごいプレッシャーで押しつぶされそうだったメンバーは

やっと肩の荷が下りたと公演後

高級中華料理店で祝杯をあげていた



「明日は早い便で帰国するからな・・適当に切り上げろよ」

「はーい!!!!了解でーす!!!!」

マネージャーに言われてメンバーは元気よく返事をする



「じゃんけんで負けた人が飲むんだぞ~

それ~じゃんけんぽん」

さっきからじゃんけん一気飲み大会がスホを中心に行われていた


少し離れた席でシウミンとチェンは呆れたようにその様子を見ている


「スホヒョン・・タガが外れちゃいましたね・・」チェンが心配そうに呟いた


「まあな・・今日だけは大目に見てやりたいけど・・・・

あいつ酒強いからなぁ・・・

ここは韓国じゃないから

周囲に気兼ねなくて済むから余計悪いな・・・

あの様子じゃ朝までパターンだぞ」



「ディオは・・さっきマネージャーとホテルに戻りましたよ」


「あいつも帰ってすぐに仕事あるからな・・俺たちもホテルに戻るか・・」


シウミンの視線の先にはスホを中心にベッキョン、チャニョル、カイ、セフンが

盛り上がって酒盛りしていた


さっきからシウミンのスマホがブルブルと着信を訴えている

着信があるのを知っててシウミンはほったらかし状態だった


見かねたチェンがシウミンに言った

「さっきから電話なってますよ・・・出ないんですか?」


「ああ・・・どうせあいつからだし・・ここで出ても聞こえないだろう?

ホテルでゆっくり電話するよ・・だから戻る・・お前はどうする?」


「僕もレイヒョンに電話したいんで・・・ウミニヒョンと戻ります」

2人でこそこそと話をしているとスホが急に2人に気づいて声をかけてきた


「そこの2人~なんで参加しないんだぁ? 今日は無礼講~楽しく飲もうよ」

スホの言葉に周囲のメンバーが2人に気づき

恨めしそうな視線を2人に送る・・・


(俺たちばかりにスホヒョンの相手させて・・・ずるいです)


「この状況下・・僕達も朝までメンバーになりそうですね」

チェンの不安そうな声にシウミンはニカっと笑うと


「大丈夫だ・・ホテルに戻れるから・・ちょっと待ってろ」

そう言ってスマホを片手にスホの所に向かった



「スホ・・・悪いけど俺たちもうホテルに戻るからな・・日付も変ったことだし

いい加減に切り上げろよ」


「ウミニヒョン!!!ずるいですぅ~ヒョンあまり飲んでないじゃないですか?」


「そうですよ~まだまだ飲みましょうよ~」

セフンとカイがシウミンの手をとって座らせようとする


「俺もそうしたいんだけどさ・・・これ見て」

シウミンはニッコリとほほ笑むとスマホの画面を見せた


「うげっ!!!!!何これ・・この着信履歴の嵐・・・メールもラインもすごく来てる」


「す・・・ごい・・半端ないっすよ・・・こんなことする人って・・・」


酔っぱらった頭でもメンバーみんなは答えが分かって青ざめる

シウミンにこんなストーカーまがいの事をする人は・・・たった一人しかいない


「こんなに催促されてちゃ・・ここで電話でても、聞こえないだのって文句言うから・・

だから俺ホテルに戻ってこいつに電話するから」


そう言っている間にもスマホはブルブルと着信している

画面には「ルハン」という文字が・・・チャニョルは恐怖のため声が出なかった


「ひぇぇぇぇぇ僕のスマホにも着信ありました」セフンが悲鳴をあげる


「俺があまりにも電話に出ないから・・お前らの所にかけたんだろうな」


「ヒョン~!!!!さっさとホテルに戻ってあの人と話してください」


「僕達何もしてませんからね!!!!そこちゃんと言ってくださいね」


「スホヒョン!!!!俺たちが相手しますから・・・ウミニヒョンもう戻ってください」


弟達の恐怖の反応を見て、

自分の知らない所でルハンが何をしていたのか考えると

小さくため息が出る・・・あまりにも分かりすぎる・・とシウミンは思った



「悪いな・・・先にホテルに戻るわ・・・」

シウミンはニッコリとほほ笑むとチェンと一緒に店を出た


「さっすがウミニヒョン!!!!上手に抜け出しますね~」

チェンの隣にいつの間にかベッキョンがいて自分達の横を歩いている


「あれ? お前・・朝までメンバーじゃないのか?」


「さっきウミニヒョンが話をしている間に

こっそり帰り支度して僕の後ろに隠れてましたよ」


チェンの言葉を聞いてシウミンは

「抜け目ないな・・・ベクは・・」と思わず口にしてしまった


「へへへ・・スホヒョンお酒強すぎるからね~適当に抜けないと」

ベッキョンはそう言うと、可愛く愛嬌たっぷりに2人に向けてほほ笑んだ




結局残ったメンバーは朝まで飲み通して

ふらふらになりながら羽田空港に向かった

チャニョルの荷物はベッキョンが、カイとスホの荷物はディオが

セフンの荷物はシウミンがまとめておいてくれた


「俺・・・死にそうっす・・・」チャニョルがむくんだ顔のまま話す


「ヒョン~肩かして・・・」カイはディオの肩に頭を乗せる


「スホヒョン・・・底なしですね・・・」マンネのセフンは若いだけあって

徹夜は堪えなかったが、飲み過ぎを自覚していて

自分が酒臭くて気分が悪かった


「今日のCAさん・・・笑顔がひきつってるよ」ベッキョンがシウミンの耳元で囁く


「そりゃそうだ・・・シャワー浴びても体から酒の匂いが沁み出てくるからな」


「それにしてもトータルどのくらい飲んだんでしょうね」



ソウルの金浦までの飛行機はもちろん貸切ではない

一般のお客さんも乗り込んでくる

この半端ない酒臭さに辟易とした人達もかなりいたようだ



「えくそとかいうKぽのグループと飛行機一緒なんだけど

すっげー酒臭い!!!!ありえなくない?」


そんなツイートが出回り

世界中のエクセルが何が起きたのか不安に駆られたのは

飛行機が飛び立ってからすぐの事だった




東京ドームで成功をおさめ

次の週の京セラドームではプレッシャーのぷの字もなく

青色兄さん達を見習って

「ライブを楽しむ」事に専念できたEXOくん達であった





おしまい



次は青春ラブラブるーみんを予定しています・・・

包子に惚れる

いつも遊びにいらして下さる方々ありがとうございます

「ドーム」はラストの飲み会を
もっと詳細に書きたかったんですが

自分が話に飽きてきちゃって・・・
でも4月からずっと貯まっていたものを吐き出したくて
そしてここに書かせてもらいました

つまんないですよね~需要はなかったでしょうね・・・
(でもレイさんの不参加聞いてキボムみたいになるのでは・・
そんな不安に押しつぶされそうになりました)

さて話は変わりまして

タイトルを見て気づかれたと思いますが

そうですあの話のパロです
どうしても ルーミンにしたくて力技で作ってます

良かったらお付き合いください


[包子に惚れる] 1



それぞれの出会い

~ミンソク~


ソウルの春は故郷よりも早く来るようだ

まだ風は冷たいけれど春の匂いを運んできている



ミンソクはこの春 故郷の高校を卒業すると

ソウルの大学に進学した

入学してまだ一週間だが

アルバイトの口を探しに学生課にやってきていた


昨日、福祉関係でボランティアをしている劇団のオーディションがあった

時々ピエロとして、子供たちを喜ばせるバイトをしていたミンソクは

自分の為のオーディションだと感じて意気揚々と受けた・・・


しかし現実は甘くなく面接で落とされてしまった

この劇団は公演の度にバイト代が出るので競争率も高かったのだ


父親を小学生の時に亡くし母親と妹と祖父母との生活を長くしていて

それ程裕福ではない家庭に育っているので

大学生活も奨学金とアルバイト代で賄わなければならない


なので今日は新しいバイトを探して学生課に出向いてきたのだ

しかしバイト先もあまり良い条件のものがなく

諦め顔で求人コーナーから離れ

学生課の建物から外に出て大きなため息をついた


ふと見ると建物の横にあるサッカー場が賑わっていた

どうやら学生対抗のフットサル大会が行われているらしい


ミンソクは高校時代までサッカー部に所属していて

サッカーは観るもやるのも大好きだった


でもフットサル部に入部するとバイトをする時間がなくなってしまう

生活するために部活としては諦めなければならなかったのだ


「あの人・・・すごい・・」


ミンソクの視線の先には女子学生の黄色い声援を受けながら

キラキラと輝いている男性が一人いた


さっきから華麗なドリブルで敵をかわしていく

シュートも的確でパス回しも上手だ

まるで背中に羽でも生えているかのような軽やかなプレーに

ミンソクは思わず見とれてしまっていた


「いいな・・あの人と一緒にプレーしたいな・・・」


近くにベンチがあったので

ミンソクは座って最後まで試合を見てしまった

その男性の所属しているチームが優勝したようで

彼はチームメイトとハイタッチしながら大喜びだった


仲間からルハンと呼ばれていた男性は

いつの間にかミンソクの心を掴んでしまっていた


あの人・・・ルハンって言うんだ・・・どこの学部なんだろう・・・

また会える時あるかな・・・・

ミンソクの胸がキュンと疼く・・・

それが恋の予兆だなんて

初恋もまだのミンソクには気付くわけもなかったのだ




~レイ~


レイは勝手知ったる校舎の屋上でギターを弾いていた

屋上は解放されているのにも関わらず認知度が低く

ちらほらとしか学生はいない

付属高校出身のレイは

隣接していた大学のキャンパスにもよく遊びに来ていたので

この春から大学生になったばかりなのにすでに詳しかったりする


幼馴染のルハンと一緒にサークルに入ろうかと見て回ったけど

あまりピンとするものがなかった


大学に入ったらサッカーを止めると宣言したにも関わらず

ルハンにはサッカーやフットサル関連のサークルの勧誘が多い

今も高校時代の先輩に拝み頼まれて試合に出てる



「レイ!!!!待ってろよ~

試合で活躍する交換条件として

部室もらう事になったからなぁ~」

ルハンはそう宣言すると試合に臨んでいった


部室・・・部室があればそこでギター弾いたり

キーボード弾いたりして作曲ができるな・・・それは良いことだ

ルハンは自分で何かサークルを立ち上げるつもりらしい・・


「まあいいけどね・・女の子禁止にしてくれれば・・・」

レイはそう呟くと

中学時代からルハンの女性関係に巻き込まれて散々だった過去を思い出す

自分がゲイの傾向にあるのもルハンのせいだと思っている


ギターを抱えたまま、ぼんやり過去の回想に浸っていたレイの耳を

すごく美しい旋律が掠めて行った・・・


え??? 何この声・・・

瞬間全身に鳥肌が立った

レイはその声の主を探そうと屋上をさまよったが

すでにその旋律も聞こえなくなり、声の主も去っていったようだった


「セイレーン・・・・僕のセイレーン・・・

絶対に声の主を見つけるから・・・」


自分の心に響いた歌声の持ち主・・・どんな人なんだろう・・

レイは小さくほほ笑むとギターを持ち直して

さっき聞こえてきた旋律を弦で再現してみた・・・


それ以来しばらくレイの屋上通いが続く・・・



~ジョンデ~


ジョンデは小さい頃から歌手になりたかった

歌うことが大好きで高校時代は音楽大学を目指して勉強をしていた

親からは浪人はダメと言われていたので

音大の他に普通の大学も受験していたが

残念ながら音大は落ちて普通の大学に進学することになった

大学生活はまだ始まったばかり

でも受験に落ちた精神的ショックから立ち直れていなかった

今もひとがいない場所を探して

課題曲だった歌を歌っていた

諦めきれない自分に苦笑すると

「ちゃんとキャンパスライフを充実させないとね」と呟いて

屋上から

オリエンテーションの始まる大教室に向かって

階段を下りて行く


「屋上って意外に穴場なんだな・・人も少ないし・・・

時々ここにきて歌っても大丈夫そうだな」

元々下がり気味の眉をもっと下げて

秘密基地を見つけた小学生のように

楽しそうにほほ笑んでいた




~ルハン~


「レイ~!!!ほれっ!!!」


ルハンがレイに向かって何かを投げた

レイが慌てて掴み取り、手を広げると鍵がひとつ


「約束通りに部室をゲットしたぜ!!!!BOX326!!!!

後で俺も行くから、合鍵つくっておいて~!!!!」


「ルハンすごいね・・・一昨日フットサルで大活躍したんだって?

有言実行でさすがに男の中の男だねぇ」


レイの褒め言葉に胸の前で親指を立てて嬉しさを表しているルハン


「でもさ・・その後の勧誘を断るのにすっげー大変だったよ」


「フットサル位だったら入ればいいのに・・・」


「俺・・サッカー漬けの生活はもういいんだ・・・

なんか別の事やりたい!!!!!青春が無駄になっちゃう」


ルハンの「青春」という言葉にレイは吹き出す


「古臭い言葉出して来たね~せいしゅん・・ねぇ・・・

今から合鍵つくりに行ってくるから・・・次の授業終わったら

ホールの方の食堂で会おうね」


「おうっ!!!!俺も学生課にいってサークル登録してくるからさ・・

後でなっ!!!」



サークルを立ち上げる気満々だったルハンは

事前に登録に必要な書類をすべてそろえていた

そして念願の部室を手に入れてサークル登録の手続きをしに行ったのだ

学生課のある建物から出てくると後ろから声をかけられる


「ルハン・・・」

ふりむくと今付き合ってるスンヒョンが鬼の形相で立っていた

「ルハン・・・」

反対側からやはり付き合っているソヒョンが眉間にしわを寄せて仁王立ちしている


やべえ・・・


ルハンが引きつった笑顔を浮かべていると

今日これからデートをする予定だったユナが

今日の夜のデート相手のスジと喧嘩しながらこっちに向かっていた


そうルハンは今現在、四股交際をしていたのだった


中学から女性にモテモテのルハンは貞操観念が低く

来るもの拒まず状態でいろいろな女性とお付き合いをしていた

広く浅く深く・・・本当にいろいろ・・・


いつも一緒にいたレイが

ルハンをめぐる女性たちのトラブルに巻き込まれて

散々な思いをしてきたのに、大学に入っても懲りることなかったようだ


ルハン自身は被らないように上手く調整していたつもりだったが

一昨日のフットサルでの大活躍で

「あれは私の彼氏」とそれぞれで自慢していた

そのおかげで四股が判明し、自称ルハンの彼女同士で大騒ぎになった

そして今ルハンに対して

誰が本命なのか決めてほしい!!!!!と迫っている



可愛い子も怒ると鬼みたいに凄い顔になるんだな・・・

そんな事を思いながら適当にやり過ごそうと笑顔をふりまくが

今日はそんなものでは済まされそうにない


マジやばいって・・・・ルハンは小さくため息をつくと・・・


「あっ!!!!」

とんでもない方向を指さして声を上げた

四人は一斉にその方向を見つめた


よしっ!!!!

その隙にルハンは猛ダッシュしてその場から逃走する


「ちょっと~待ちなさいよ!!!!!」

怖い顔の女性達がルハンを追いかける


ゼミ活動をする小さい教室のならぶ棟に飛び込んだが

追っ手は諦めずに後ろを追いかけてくる


迷路のような廊下をすり抜けても怒号は聞こえてくる

さすがに恐怖を覚えてそこらへんの教室に逃げ込もうと

ドアノブをがちゃがちゃさせるが

カギのかかっている部屋ばかりだ

やっと鍵のかかっていない扉があってそこに飛び込んだ



へ?


ルハンの目の前に驚いた顔をした

ピエロが立っていた・・・・


続く
プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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