1年に1度 前編

いつも遊びにいらして下さる方々ありがとうございます

4月になりました・・・そして宗文は職場の異動がありました
本採用じゃなくて契約社員的な身分なので・・
空きのある所に入る・・って感じなんです

また仕事覚えなくちゃならなくて・・・
この1週間仕事の説明をあれこれ聞いて・・・
脳みそがキャパ越えてスパークしてます

久々にるーみん妄想で平静を取り戻せました
るーみんありがとう・・・
本当だったら真ん中誕生日に話あげたかった
でも今日はEXOデビュー記念日なので・・・

今回はプラネットシリーズのシウミン少佐とルーハンの話です



[1年に1度] 前編 ~プラネットシリーズ~


「少佐・・・今年は珍しく何もありませんね」

プラネット情報部の部屋でチェンがシウミンに向かって言う

ここ数日は溜まっていた書類の処理も終り
ビリビリした雰囲気も無くなって
めずらしくまったりと皆でティータイム中だ

「ああ・・・年度末に何もないのも珍しいな」

「そして年度始まりにもなにもありません・・任務も入ってません」

セフンがスケジュールを確認しながら話に入ってくる

「俺・・・経理にいたからこの時期ってさ・・・超忙しかったんだよね~」

ベッキョンが大きく伸びをしながら言うと

シウミンは小さくほほ笑みながらベッキョンとチャニョルの方を向いた

「お前達が志願してウチに来てくれたからだな・・・
それまでは人の入れ替わりが激しかったし・・・
そこに任務まで入ってくると本当にバタバタだったな」


「そうだ・・・シウミン少佐・・・
今年はタイミング合うんじゃないですか・・・
明日からでも休暇取ってくださいよ」

「ん? セフナなんだ?」

「あの・・・いつかは・・の話です・・・
手配しておきますから是非行ってみて下さい」

シウミンは一瞬怪訝そうな顔をしたが
セフンの言わんとする事が分かりニッコリほほ笑んだ

「セフナこそ大事な人と行けばいいじゃないか」

「いえ・・自分は体験済みですので・・・今年・・少佐行ってください」

「タイミングなんて中々合いませんよ・・・・仕事は私たちに任せてください」

チェンがシウミンの背中を押すように笑顔で付け加える

「そうだな・・・セフナの体験した感動を味わってみようかな」







あれはいつの頃だっただろうか・・・

ある事件で人質になった少年を救出しに行った時だった

床下から少年に接触をした時
彼の体に爆発物がとりつけられているのに気付いた
監視カメラの設置されている部屋の
中央の椅子に括り付けられ
爆弾までとりつけられていたのだ

爆弾は想定外だったので
少し時間を稼ごうと思い
床下から少年に話しかけた
少年は聡明な子だったので
パニックになる事もなく
こちらの指示通りに動いてくれたので
無事に救出できた


「さくら・・・この前家族で旅行に行った時に
すごく綺麗な桜を見たんです・・・・
初めて見て・・・なんか涙でちゃった位・・・
あの桜もう一度観たいな・・・」

「大丈夫だ・・見れるから・・・頑張れ
俺が絶対に見せてやる・・・
その桜の風景を思い出してしばらく目をつぶっていろ」

「はい・・もう一度桜見るまでは・・死なない」





「しうちゃん・・・もうすぐ着陸だって・・・疲れたの?」

ルーハンがシウミンの顔を覗き込んでいる
その瞳には心配という文字が浮かんでいる

「悪い・・・苦手な飛行機に乗せたうえに・・意識飛んでたな」

シウミンはルーハンの手をとって優しい顔でほほ笑んだ


休暇が取れるから旅行に行こう・・・
珍しくシウミンからの誘いに
ルーハンは大喜びで付いてきた
苦手な飛行機でも2時間・・・
大好きな人と一緒!!!!
嬉しさが恐怖を上回ったので
何という事もなかったのだ

行き場所は日本という事しか聞いていない
でもそんな事は気にならない
隣にいるのがシウミンで
2人っきりの旅行なのだから・・・



昼頃に関西空港に着くと
セフンの手配したコーディネーターの人がいて
そのまま車に乗せられて移動させられた
もう何時間も乗っている・・・
飛行機の緊張と車の程よい揺れ具合で
シウミンもルーハンもぐっすりと眠ってしまった
(シウミンは仕事柄熟睡はせず
時々目を覚ましてはいた
隣のルーハンの寝顔の可愛らしさに
キュンキュンしたのは内緒)




「着きましたよ」

コーディネーターに起こされて
ルーハンとシウミンは車から降りる

古風で格式のありそうな日本旅館の前で
女将に笑顔で迎えられた

「ようこそおいでやす・・・
ちょうどよい日におこしいただけましたなぁ」

「お世話になります」

流暢な英語での会話にシウミンは英語で返答をした

ルーハンは何がちょうどよい日なのか・・・ぼんやりした頭のまま考えていた




旅館に着いた時はもう夕飯近い時間になっていた
そろそろ暗くなりはじめている
部屋に通され、いろいろ説明を受けて
食事を用意する都合上
大浴場に行くように言われて
2人は日本の温泉に初めて入った

他の人たちもいるため
邪な気持ちをルーハンは必死で抑え
2人で背中の流し合いなどのボディタッチで我慢をして
部屋に戻ってきた

和食のご馳走が並べられているテーブルに座ると
女将が笑顔で料理の説明を始めた
そして最後に・・・・・

「本当に今日で良かったですね
多分明日から散り始めるので・・・ウチでは風景もご馳走の一つとなっております」

そう言って閉まっていた障子窓を全開した・・・・

うわぁ・・・・・

まどの外には山一面を満開の桜が覆っていたのだ

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つづく









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1年に1度 後編

[1年に1度] 後編 


「すっごい~!!!!」

部屋の窓から見える桜の凄さに
食事の手を止めたルーハンが窓際まで走っていく

「しうちゃーん!!!!!綺麗だよ~」

満開の桜を初めて見るというルーハンの
はしゃぐ姿を見てシウミンの顔もほころんでいく

「あの桜は山際に咲いてますので
近くまで行かれませんが、ウチとこの庭にも木があります。
ライトアップしてますのでお食事後にどうぞ」

女将の説明に
「桜の近くまで行けるの? 俺行きたい~!!!!」
キラキラした瞳でシウミンを見つめるルーハン

「食事が終わったらな・・・・さあ食べよう」





「うわぁ~凄いよ~」

今日何度目の凄いを発したか分からないルーハンは
庭の桜の大木を見て大はしゃぎ

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シウミンの腕を掴んで桜の方に走って行く


あっ・・・

急に強風が吹いて2人の手が離れた


え?

桜の花びらが風に舞いながら
ルーハンの体を取り囲んでいく

ルーハンはそれに気づかずに手を広げて
桜の木に抱きつこうと走っている


嫌だ・・・ダメ・・・行くな・・・

シウミンの瞳には桜の木が
ルーハンを連れて行こうとしている様に見えた

強風で花びらが吹雪いている
シウミンはその花びらに襲われてルーハンと離されてしまった

「ルーハン」

ルーハンはシウミンの声が聞こえないのか
嬉しそうな表情のまま花びらに体を包まれていく・・・

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「ハニ・・・・置いてかないで!!!!!!」

強風の花吹雪に邪魔をされながらもシウミンは叫んだ

ビクン!!!!

ルーハンの体が反応する

ハニと呼ぶのはシウミンの中にいるミニが目覚めた証拠

「ミニ!!!!!」

我に返ったルーハンは自分にまとわりつく花吹雪を手で払う

花吹雪に邪魔されて
その場を動けないでいるシウミンの側まで走って行った

「ミニ!!!!!俺が置いていくわけないだろう!!!!
ごめんね・・・手を離してしまって」

ルーハンはしっかりとシウミンの体を抱きしめる

シウミンは自分を見つめる瞳にホッとし
ルーハンの体に抱きついた

「お前が・・・連れていかれるかと思った・・・」

「俺は・・しうちゃんの横にいるよ・・絶対に離れないから」


2人がしっかりと抱き合っていると
いつの間にか強風はピタリと収まり
さっきまでの花吹雪は嘘の様に思える位
桜の大木は静かにその場に佇んでいた


「ルーハン・・・見てごらん・・・桜って下を向いて咲くんだよ」

「え?」

「他の花ってほとんどが太陽に向かって咲くのに
桜は太陽と反対に下むきに咲くんだ」

シウミンに言われて見上げるルーハン

「まるで・・・人間に観てもらうために咲いているようだね」

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「しうちゃん・・・連れてきてくれてありがとう・・・
こんなに綺麗な桜・・・・俺一生忘れないよ」

そういうとルーハンはシウミンに優しくキスを落す

「そうだな・・・一生の思い出だ・・・」

2人はしばらくの間
ライトアップされた桜の下で抱き合ったまま
夜桜を堪能する



ライトアップされた美しい夜桜の下で
イケメン2人が抱き合って桜を見上げている姿は
まるで桜の精のような美しさで
見かけた人達の心にもしっかりと焼き付いた



春とはいえ夜はまだまだ冷え込む
すっかり冷え込んだ2人は
部屋に設置されている露天風呂に飛び込んだ

「しうちゃん・・・寒くない?大丈夫?」

「ん・・・」恥ずかしそうにルーハンの腕を掴むシウミンを見て

ルーハンはその端正な顔を盛大にくずしてほほ笑んだ

露天風呂からは山際の桜が白く浮かんで見える


死の瀬戸際でセフンがもう一度見たいと思った景色・・・

自分も死の瀬戸際にこの景色を思い出すんだろうか・・

多分この景色もそうだけど・・・
このルーハンのデレ顔を思い出すんだろうな

そんな事を想いながらシウミンは

「桜は1年に1度しか咲かないけど・・・・
お前と毎年同じ景色を見つめて行きたい・・・」と囁いた


うん・・・

同じ気持ちのルーハンは湯船の中でシウミンを抱き寄せて

「ずっと一緒だよ・・・しうちゃんが嫌がっても離れないからね」



恋人たちの甘い夜はまだまだ続いていく・・・





おしまい





桜散っちゃいました・・・後編が遅くてすみません・・・






誕生日プレゼント

4月が今日で終わります

ルハンの誕生月だったのにお誕生日話書けてませんでした

今更ですが誕生日話をあげます

以前「七夕狂想曲」という話で幼稚園ルーミン書きました
その後の大人になった話まで続きましたが
今回はその2人の幼稚園時代の話です
カテゴリも「幼馴染ルーミン」でシリーズまとめました




[お誕生日プレゼント]


「おかあさん・・・お誕生日のプレゼントって
何をあげればいいの?」

夕飯の支度に追われていたシウミンの母親は
突然息子からの質問に手を止めて振り向いた

「お誕生日? 誰の? 幼稚園のお友達?」

シウミンは小さくうなずいた

幼稚園のお友達同士のプレゼント交換となると
負担にならない程度の金額のものがいいだろう・・・

母親は少し考えてからシウミンに向かって笑顔で答える

「明日にでも一緒に買いに行きましょう」

母親の返事にほっとしたようにシウミンはうなずいた



入園して仲良くなったルハンは
シウミンの誕生日に小さなぬいぐるみをくれた

「しうちゃんに似てるから・・ハムスター選んだの」

そしてその時に
自分の誕生日が翌月の20日だと
宣伝も欠かさなかったのだ
(シウミンの誕生日は
仲良くなってすぐにルハンが聞き出した)

友達にプレゼントをあげるなんて
生まれて初めてのシウミンは
1週間前になっても考えがまとまらずに
困っていたのだ


「また明日ね~バイバイ~」

幼稚園から戻るとシウミンは
母親と近所のショッピングモールにやってきた

入園してからまだ1か月半
最近仲良くなったルハン・・・
何をプレゼントすれば喜ぶのか・・・・

母親が予算を設定してくれて
2人であれだこれだと探しまくる
母親は相手が女の子だと思って
可愛いメモ帖やハンカチを進めるが
シウミンはただ首を横に振るだけ・・・

「クッキーとか食べるものにすれば?」
業を煮やした母親が最終宣告をしても
シウミンは頑固に違うものがいいとごねた

自分の息子が意外に頑固だと知った母親は
時計をちらりと見てから
息子の気のすむまで付きあおうと覚悟を決めた


「あっ!!!!これがいい」

シウミンが
雑貨店のすみに飾ってあった
ぬいぐるみに反応した

可愛い鹿のぬいぐるみだった

話をよく聞くと
最近大事に持ち歩いている
ハムスターのぬいぐるみをくれた子への
お返しのプレゼントだという

ぬいぐるみのお返しに
ぬいぐるみ・・・まあ負担にはならない程度かな・・・

そう考えてシウミンの母親は
鹿のぬいぐるみを買ってくれた





「しうちゃーん!!!!!おまたせ」

ルハンの誕生日当日
朝の会が始まる前に滑り台の下に
シウミンはルハンを呼び出した

「ルハン・・誕生日おめでとう」

小さな包みをルハンに渡す

「え?るうの誕生日覚えててくれたの?」

ルハンはその可愛い顔をくしゃくしゃにして喜んだ

「見てもいい?」

「うん」

うわっ可愛い鹿さんだぁ~

そう言って喜ぶルハンにシウミンもニコニコする

「ルハンは・・・その鹿さんに似ているよ」

「しうちゃんありがとう!!!!大事にするね」

そう言ってルハンはシウミンに抱きついた

ちゅっ♡

突然シウミンの唇にルハンの唇が重なる

驚いたシウミンはしばらく目をパチパチさせたが
ルハンが嬉しそうにしているので
自分も嬉しくなって2人で手をつないだ


「シウミーン!!!!ルハーン!!!!先生に怒られるよ」
教室からスホが大きな声で呼んでいる

「早く~早く~」チャニョルが2人を急かす

へへへ

2人は見つめあうと手をつないだまま急いで教室に走って行った







おしまい


ハムスターと鹿のぬいぐるみは
その後ルームシェアという名の「同棲」した
2人の部屋に飾られてます




プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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