願う ~4~

願う ~4~


ルハン達のチームがチャーターした飛行機が墜落した事故は

かなりの大ニュースとして世界中に発信された

死者6名・・・重軽症者50名以上・・・

局地的な豪雨の中、無理にフライトして墜落したのが原因だった




テレビ局勤務のチャニョルが、仕事柄ニュースを知るのが早く

一番先にミンソクの元に連絡を入れてきた


「わざわざ電話ありがとう。ほかのみんなも心配しているよね

ルハンの命は助かったと伝えておいて・・・意識も戻ったし

まだ普通には話せないけど少しずつ話も出来ているよ」


「で・・ケガとかどうなんだよ? けが治ったら復帰できるのか?」


「ん・・・まだわかんない・・・ベットで寝たままだから・・・

腰の骨も負傷してるから・・・リハビリ長くかかりそう・・・」


「そっか・・・また連絡してくれよな・・こっちは俺から回しとくわ」


「サンキュ」


「お前はいつまでそっちにいるんだ?」


「俺は・・ルハンのリハビリに少し付き合うつもりなんだ・・・

所属の弁護士事務所に理由を説明して休職にしてもらった」


「ミンソク・・・お前・・・」


チャニョルの心配そうな声を聞いて

ミンソクはわざと明るい声で答える


「俺さ・・

今回の事でルハンを失う恐怖を初めて味わったんだ

自己満足になるかもしれないけど・・・

あいつがいらないって言うまで

リハビリに付き合ってやるつもりなんだ」



「うん・・・ルハンもお前がいると助かると思うよ」


チャニョルは電話を切る時に

小さく「ミンソク・・ファイティン」と囁いた





ルハンの命は助かった

少しずつだけど順調に回復をしている

腰が骨折している部分があり、まだ寝た切り状態だ

だけど・・・本人が知らない重大な事があった


命が助かった代償として失うものがあったのだ

普通の人だったら諦めがつくかも知れない・・・

だけどルハンはサッカー選手だ・・・・


ミンソクはそう考えると顔を曇らせる・・・


いつ・・・どうやってお前に告げようか・・・


ルハンの両親はユナの助言もあり

その事はミンソクに一任したのだ



最近やっと笑顔の戻ってきたルハン

その笑顔を失うことになりかねない・・・・



ルハン・・・俺がずっとそばにいるから・・・

俺がお前を守るから・・・だから・・・


神様・・・


ミンソクは天を仰ぐように頭をあげる

涙が一筋ほほを伝い落ちていく・・・・
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るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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