喫茶  うたかた  前編

るーみん鬱から少し浮上してきた宗文です

ふと浮かんだおバカversionの話をあげます

前編はおバカではないのですが・・・・

もちろん るーみん話です





[喫茶 うたかた] 前編



チャニョルが毎日通勤で通る大通りから少し入ったところに

すごく雰囲気のよさそうな喫茶店がある

昔ながらの如何にも喫茶店という感じで

店の中ではJAZZやクラッシックが流れているようなそんな店

チャニョルは昔映画で見た喫茶店に憧れを持っていた

そしてその店の存在に気づいたのは今日だった

それも偶然に・・・・

可愛い猫を見つけて

スマホで写真を撮ろうと追いかけて行ったら

喫茶店を見つけたという具合

まだ店が開いてないので場所だけ確認して出勤したが

どうも気になって仕方ないから帰りに寄ろうかと考えていた・・・



「おいっ!!!!ばくちゃ!!!!ぼーっとしてんじゃねぇ!!!!」

頭の上から声がしたかと思うと思いっきり叩かれた

「ベク・・・痛ってえなぁ・・・」

チャニョルは唇を尖らせて友人のベッキョンの方を振り向く

「何ぼーっとしてんだよ」

「なんでベクがここに居るんだよ~お前の経理部は上の階だろう?」

「あはははは!!!!チャニョル今日は変だよ~もうお昼休憩なのに」

ベッキョンの隣にいた男性が八の字眉毛をさらに下げて苦笑する


へ?


チャニョルがあわてて周囲を見回すと

総務課の同僚たちはすでに席にいなかった


「ほらっメシ行くぞ!!!!ぼけっとするな!!!!」




会社の近くの定食屋でチャニョル達は

ランチの日替わり定食を食べていた


良くしゃべるベッキョンとチェンは経理部所属で

チャニョルとは同期入社だった。

同期の中では特に気が合って毎日のようにランチを共にしている


「ねぇさっき何か考え事していたよね・・・どうかした?」

「ちょっとさ・・気になる喫茶店を見つけて行きたいなって」

「おうっ!!!お前が気になる店って俺も気になる~」

「ベクうるさい・・・」


チャニョルが店の様子や場所を説明するとチェンが小さく呟いた

「僕の知ってる店かも・・・」



*******************************************

「お疲れさまでした~お先に失礼しまーす」

定刻になったと同時にチャニョルは自分のデスクを離れる

気になっていた喫茶店はチェンの知り合いの店だと分かり

今から3人で寄る事になったのだ

何か言いたそうにしている上司に最高の笑顔を振りまいて

部屋から即行逃げ出した・・・

(ヘタに残業になったら今日行けなくなってしまう)

会社の玄関口で3人揃うと喫茶店に向かって歩き出した





「多分のチャニョルの言ってる店は僕の先輩の店だと思う」

チェンの説明にチャニョルは期待で瞳をきらきらしながら見つめる


「高校の先輩なんだけど・・いろいろあって・・・・

店は去年からあったんだけど・・・

でも立ち直ったみたいだし・・・

僕も先輩の様子が知りたかったから・・・・

行かなきゃと思ってたんだ・・・」


「何?いわくつきの先輩なの?」

チェンのまどろっこしい説明にベッキョンが問いかけた


「ん・・・すごくいい先輩だよ・・それにもう秋夕だから・・・」


チェンの説明になってない答えに首をかしげながら

2人はチェンの後を付いて行った



「こんばんは~」

チェンが木製の重厚なドアを押して中に入る


「おおっ・・・チェン久しぶりだな・・・いらっしゃい」

店のオーナーと思われる童顔の男性が

カウンターの向こう側から笑顔を向ける


(うわっ可愛い・・・子猫? りす? ハムスター?)

小さい物が大好きなチャニョルはその男性にくぎ付けになった


「シウミニヒョン~会いたかったです」

チェンが目に涙を浮かべている所に

カウンターから出てきた男性が優しくハグをする


「あれ~チェンだぁ久しぶりだねぇ~」

カウンターの奥に座っていた綺麗な顔の男性が

嬉しそうにチェンに声をかける


「レイヒョン!!!!いつ戻ってきたんですか?」

レイと呼ばれた男性はえくぼのできる笑顔をむけた


「んー半年前かな? いろいろ僕も忙しくてチェンに連絡してなかったね」

奥の4人掛けのテーブルに案内されて

ベッキョン、チャニョル、チェン、レイと座る


チェンとレイが再会を喜び合っている横で

チャニョルはシウミニヒョンと呼ばれた男性の事をずっと見ていた

4人分のコーヒーを入れるために

カウンターの向こうで忙しそうに立ち振る舞う姿に

うっとりと見惚れてしまっている

(あー本当に可愛い人だ・・好みのタイプだなぁ・・・)


ベッキョンはチャニョルのそんな姿に

呆れたようにため息をついて

店内を興味深そうに観察をする事にした

いい感じにJAZZが流れている

うん・・こんな喫茶店は今時珍しいんだろうな・・

ベッキョンはそう思いながら観察を続けると

カウンターの端に飾ってある写真に目が留まった

誰だろう・・・影膳が据えてある・・・

マスターの大切な人なんだろうか・・・・





「お待たせしました」

シウミンが4人分のコーヒーを運んでくる

近くで見ると色の白さと

猫のような大きな瞳に

すっかり魅入ってしまったチャニョルが

コーヒーを置き終えたシウミンの手を無意識に握ってしまった


!!!!!!!!!!!!


一瞬その場の全員がフリーズする


「俺!!!!チャニョルと言います!!!!シウミンさん・・・

あなたに一目ぼれしました!!!!

良かったら俺と付きあってください」


その時だった


ごおおおおお~!!!!


ドーン!!!!!


バリバリ!!!!!!!


「うわっ!!!なんだっ!!!何だ?????」


店の中に風が吹き抜け

店が大きく揺れたかと思ったら

爆音とともに店中の電気が一斉に消えた・・・・
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るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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