とある1日・・・・プラネット番外編

[とある1日]  プラネット番外編


プラネット国 国防省情報部 

部署の響きは超エリート集団のように思えるが

実際はワーキングホリックの少佐とその部下達だけの少数人数で構成されている

若くして情報部の少佐となった「氷のシウミン」ことシウミン少佐は

仕事命の人物で、一度任務に就くと達成させるために無謀とも言えるような

無茶苦茶な行動も当たり前だった為に部下がどんどん減っていき

今では熱烈な少佐ファンの4人だけが残っていた


見た目はつめたそうだが一度心を開くとものすごく面倒見のいい少佐なので、

今では少佐と4人の部下達の結束は固い


部署的なもので監視カメラ(二重スパイとかあるので)のある部屋でも

少佐と4人の部下達は目で会話をすることができたのである



ブルブル

ブルブル

さっきから机の上の少佐のスマホがブルブルと震えている

どうやら電話がかかってきたようだ


チェンが気になってシウミンの方を見ていると

シウミンはその画面を見てブツっと電話を切った


(うわっ・・・出ないで切ったよ・・・この人・・・)


シウミンがそんな態度をとる人物は一人しかいない・・・

(ああ可哀そうにルーハンさん・・今少佐すごく機嫌が悪くて・・

タイミング悪すぎたよね・・)


チェンは心の中で悲しんでいるだろうルーハンに同情しながら

先ほどの少佐と部長のやりとりを思い出していた




「なんでこの必要経費が認められないのですか!!!!!!」

「上はこんな捜査の仕方を望んでないんだよ・・・もう少し普通に捜査できないのかね」

「はぁ? 普通ってなんですか? 」


前回潜入捜査した時にドジったチャニョルが捕まりかかった

そこを力技で助け出しつつも証拠品を押収して結果オーライになったのだが

人命優先という旗の下

車から建物から破壊しまくって顰蹙をかったのも事実


「これってハリウッドのアクション映画ですか?」と誰もが感じるような状況下になっていた

破壊されたものは保険担当者が卒倒しそうだったがなんとか保険でまかなえたが

自分たちが使ったものに対しての必要経費が出してもらえずに

シウミンが部長に食ってかかっていたのだった



部長とのやりとりから2時間ほど過ぎたけど

シウミンの機嫌は直っていないようだ


(今日はみんなで飲んで帰りましょうよ・・・

書類整理ばかりで少佐もストレスたまってるみたいだし)

ベッキョンからこんな内容のメモが回ってきて


すばやく目を通したチェンとセフンは、後ろの二人にOKサインを送る

監視カメラの位置を確認しながらチェンがシウミンの机の前に立つ


「この書類に関してなんですけど・・・」と全く違う質問をしつつ

カメラに背を向けて見えないのをいいことにシウミンに回ってきたメモを見せた


「お前この部分にサインと日付が抜けているんだよ」と答えながら

すばやくメモを見たシウミンはニヤリとチェンに笑いかけてOKの返事をした


この一連の流れは、固い絆で結ばれている情報部ならではのチームプレーであった



部屋の監視カメラから見切れている席のチャニョルがスマホで店を予約し


座高が高い分手元がカメラから隠れるセフンは

スマホを素早く操ってタオに連絡を入れる






「しうちゃん・・・電話切った・・・出ないで切った・・・」

「少佐は僕たちと違って勤務中なんだよ・・・忙しいんだよ」

さっきからウジウジといじけてうるさいルーハンを

レイが優しくなぐさめる




「るぅちゃん~!!!!今せふんからカトク来たよ~

今日情報部で飲み会あるんだって~」

タオがスマホ片手にバタバタと走ってくる


「しょーさ超機嫌悪くて・・・完全防音個室完備の居酒屋でやるって」


「ほら少佐は忙しくて電話に出られなかったんだよ

デスクワークのストレスがMaxになってんだね~」


「しうちゃん・・・」ルーハンが思わず生唾を飲み込んだ


ストレスのたまったシウミンはベットの中では半端なくルーハンを求めてくる

それを思い出してルーハンの顔は妄想で綻んできていた


「るぅも行く!!!!タオは場所知ってんでしょ?」

「ルーハン・・・顔・・凄いことになってる・・・」

レイの言葉も耳に入らずルーハンは出かける準備に余念がない

「お持ち帰りしてもホテルに行ってもいいように準備万端♪」


「タクシー呼んだから~僕外で待ってるね~」

最初から参加するつもりのタオもすっかり準備が整っていて

鼻の穴をふくらませてドヤ顔で走って行った



「レイ・・・悪いけどお前も付き添って行ってくれないか?」

一部始終を見ていたクリスが困ったような顔をしてレイに頼む


「わかった・・・大騒ぎにならないように付き添ってくるね」



3人を送り出したクリスは『完全防音個室』の居酒屋で

これから起きるであろう事を想像してソファに深く沈みこむと

頭を抱えながら溜息をひとつついた・・・・・・





おしまい
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Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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