ドーム 2

[ドーム] 2


東方神起のユノの入隊が6月に決まり

チャンミンも11月に予定された


会社としてはK-popの稼ぎ頭が事実上の活動停止となり

二番手人気のスーパージュニアも兵役ラッシュで個人活動しかできない

SMとしては三番手のSHINeeを日本市場で活躍させようと

知名度を広げるために

小さな草の根運動状態での日本ツアーライブをさせていた

つい先日も東京ドームでの初ライブも成功したばかりだ



しかし東方神起の抜けた穴を補充するグループとして

日本側からEXOを要請された

メンバーが抜けてごたごた続きで中国でのMの活動が停止状態の今

事務所としては日本側の要請飲むしかなかったのだ


まだ日本デビューもしてないのに大人の事情で、

「崖から突き落とされても自力で這い上がってこい」的な

まるで獅子の子育ての様な状況下の中

メンバーは必死に今自分達の出来ることに集中していた



もちろんその事は事務所の先輩である

東方神起のユノやチャンミン、

スーパージュニアのメンバー達も気にかけて

事あるごとに食事に誘ってアドバイスをしたり

弟達の不安を取り除くかのような話をしたり

自分達の東京ドームのライブを一緒に見たり

いろいろと親身になってくれていた


いろんな意味でのプレッシャーの中

EXOメンバーがスホを始めとして

押し寄せる見えない敵を相手にもがいている姿を

見ていられなかったのだ




この日はリョウクが

ディオとチェンを呼び出して一緒に食事をしていた


今のEXOの現状を見て何か自分にアドバイスできるか・・と

忙しい時間を割いてその時間を作ったのだった


行きつけの店の奥の個室でいろんな話をして

最後には「気負う事なく楽しめばいいよ」とリョウクは笑った


「でも・・・あんな大きな会場・・・ガラガラだったら・・」

チェンが心配そうに言うと

「そんなの僕たち知らないって思って!!!!

事務所の都合でライブさせられるんだもん・・って責任転嫁するの!!!!

観客動員は大人がなんとかするでしょう・・・

デビューもしてないグループに突然5万人集めろって言ってもね」


リョウクは楽しそうに笑いながら答える


「最初っから成功させようって気負っちゃうと

ぜんぜん楽しくないよ~

自分達が楽しくないとお客さんも楽しくないから」




ああ・・・この先輩達はこうだった・・・



ディオは苦笑しながらリョウクを見つめる


「ボーカルlineとして自己管理はしっかりやってね・・・

一番のアドバイスはそこ・・・僕はイェソン兄さんの復帰ライブで

喉の調子悪くて・・足引っ張っちゃったんだ・・・今でも悔しいよ」



ドン!!!ドン!!!!


話の途中で個室のドアがノックと言えない音をたてた


「おうっ!!!!俺だ!!!!リョウクが来てるってオーナーに言われてさ・・」

ドアを開けるとヒチョルが顔をだした


「ヒチョル兄さん!!!!!!」リョウクが子犬のように嬉しそうに飛びつく


「あっ!!!!後ろにいるのはキボマー!!!!!ひさしぶり!!!!!」


ディオとチェンは年上然としてアドバイスをしていたリョウクが

とつぜん可愛い弟に豹変する姿を目の当たりにして笑顔になる


「おっ!!!!お前らはリョウク担当か・・・

リョウクに旨い物たくさんおごってもらえよ」

ヒチョルはそういうと2人にウィンクをした


「キボマー!!!!キボマー!!!会いたかったよ~今日はどうしたの?」

リョウクに抱きつかれたままキボムは少し寂しそうな顔をした


「うん・・・リョウガー元気そうだね・・

今日はヒチョル兄さんに報告あって・・」


「え?」


リョウクが怖い顔をしてヒチョルを見つめる

ヒチョルも悲しそうな顔をして頷いた


「もう決めたそうだ・・・一応円満退社になるかな」


「キボマー・・・」

リョウクがキボムをぎゅっと抱きしめる



そんな様子をぼんやり見ていたディオとチェンに

ヒチョルは心配そうに声をかけた



「レイ・・は・・レイから連絡はあるのか?」


チェンは下がった眉毛をもっと下げた顔で


「時々電話もらいます・・・元気そうですが

すごくスケジュール過密のようです」と答えた

ヒチョルは眉間に皺をよせて小さく呟いた


「俺は・・・

レイが第二のキボムになりそうで・・嫌な感じなんだ」



ヒチョルの呟きはディオとチェンの心に深く沈んでいった



第二のキボムって・・・それって・・・いやそんな事はない

レイは日本公演を電話ですごく楽しみにしていたんだから・・・




続く
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Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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