ドーム ラスト

[ドーム] ラスト



東京ドームのコンサートが無事に終わった

心配されていた動員の方も韓国や中国からのファンのツアーがあり

日本デビューに向けて、宣伝をかねていたスポット番組も効果があった


大手CDショップ等もEXOの宣伝に協力し、色んな企画をして

店舗を訪れる人々に印象付けをする


後は同じ事務所のEXOの先輩グループのファン達が力を貸してくれた

当初の心配は杞憂で終わり

関係していたすべての人々が、ほっと胸をなでおろしていた


ものすごいプレッシャーで押しつぶされそうだったメンバーは

やっと肩の荷が下りたと公演後

高級中華料理店で祝杯をあげていた



「明日は早い便で帰国するからな・・適当に切り上げろよ」

「はーい!!!!了解でーす!!!!」

マネージャーに言われてメンバーは元気よく返事をする



「じゃんけんで負けた人が飲むんだぞ~

それ~じゃんけんぽん」

さっきからじゃんけん一気飲み大会がスホを中心に行われていた


少し離れた席でシウミンとチェンは呆れたようにその様子を見ている


「スホヒョン・・タガが外れちゃいましたね・・」チェンが心配そうに呟いた


「まあな・・今日だけは大目に見てやりたいけど・・・・

あいつ酒強いからなぁ・・・

ここは韓国じゃないから

周囲に気兼ねなくて済むから余計悪いな・・・

あの様子じゃ朝までパターンだぞ」



「ディオは・・さっきマネージャーとホテルに戻りましたよ」


「あいつも帰ってすぐに仕事あるからな・・俺たちもホテルに戻るか・・」


シウミンの視線の先にはスホを中心にベッキョン、チャニョル、カイ、セフンが

盛り上がって酒盛りしていた


さっきからシウミンのスマホがブルブルと着信を訴えている

着信があるのを知っててシウミンはほったらかし状態だった


見かねたチェンがシウミンに言った

「さっきから電話なってますよ・・・出ないんですか?」


「ああ・・・どうせあいつからだし・・ここで出ても聞こえないだろう?

ホテルでゆっくり電話するよ・・だから戻る・・お前はどうする?」


「僕もレイヒョンに電話したいんで・・・ウミニヒョンと戻ります」

2人でこそこそと話をしているとスホが急に2人に気づいて声をかけてきた


「そこの2人~なんで参加しないんだぁ? 今日は無礼講~楽しく飲もうよ」

スホの言葉に周囲のメンバーが2人に気づき

恨めしそうな視線を2人に送る・・・


(俺たちばかりにスホヒョンの相手させて・・・ずるいです)


「この状況下・・僕達も朝までメンバーになりそうですね」

チェンの不安そうな声にシウミンはニカっと笑うと


「大丈夫だ・・ホテルに戻れるから・・ちょっと待ってろ」

そう言ってスマホを片手にスホの所に向かった



「スホ・・・悪いけど俺たちもうホテルに戻るからな・・日付も変ったことだし

いい加減に切り上げろよ」


「ウミニヒョン!!!ずるいですぅ~ヒョンあまり飲んでないじゃないですか?」


「そうですよ~まだまだ飲みましょうよ~」

セフンとカイがシウミンの手をとって座らせようとする


「俺もそうしたいんだけどさ・・・これ見て」

シウミンはニッコリとほほ笑むとスマホの画面を見せた


「うげっ!!!!!何これ・・この着信履歴の嵐・・・メールもラインもすごく来てる」


「す・・・ごい・・半端ないっすよ・・・こんなことする人って・・・」


酔っぱらった頭でもメンバーみんなは答えが分かって青ざめる

シウミンにこんなストーカーまがいの事をする人は・・・たった一人しかいない


「こんなに催促されてちゃ・・ここで電話でても、聞こえないだのって文句言うから・・

だから俺ホテルに戻ってこいつに電話するから」


そう言っている間にもスマホはブルブルと着信している

画面には「ルハン」という文字が・・・チャニョルは恐怖のため声が出なかった


「ひぇぇぇぇぇ僕のスマホにも着信ありました」セフンが悲鳴をあげる


「俺があまりにも電話に出ないから・・お前らの所にかけたんだろうな」


「ヒョン~!!!!さっさとホテルに戻ってあの人と話してください」


「僕達何もしてませんからね!!!!そこちゃんと言ってくださいね」


「スホヒョン!!!!俺たちが相手しますから・・・ウミニヒョンもう戻ってください」


弟達の恐怖の反応を見て、

自分の知らない所でルハンが何をしていたのか考えると

小さくため息が出る・・・あまりにも分かりすぎる・・とシウミンは思った



「悪いな・・・先にホテルに戻るわ・・・」

シウミンはニッコリとほほ笑むとチェンと一緒に店を出た


「さっすがウミニヒョン!!!!上手に抜け出しますね~」

チェンの隣にいつの間にかベッキョンがいて自分達の横を歩いている


「あれ? お前・・朝までメンバーじゃないのか?」


「さっきウミニヒョンが話をしている間に

こっそり帰り支度して僕の後ろに隠れてましたよ」


チェンの言葉を聞いてシウミンは

「抜け目ないな・・・ベクは・・」と思わず口にしてしまった


「へへへ・・スホヒョンお酒強すぎるからね~適当に抜けないと」

ベッキョンはそう言うと、可愛く愛嬌たっぷりに2人に向けてほほ笑んだ




結局残ったメンバーは朝まで飲み通して

ふらふらになりながら羽田空港に向かった

チャニョルの荷物はベッキョンが、カイとスホの荷物はディオが

セフンの荷物はシウミンがまとめておいてくれた


「俺・・・死にそうっす・・・」チャニョルがむくんだ顔のまま話す


「ヒョン~肩かして・・・」カイはディオの肩に頭を乗せる


「スホヒョン・・・底なしですね・・・」マンネのセフンは若いだけあって

徹夜は堪えなかったが、飲み過ぎを自覚していて

自分が酒臭くて気分が悪かった


「今日のCAさん・・・笑顔がひきつってるよ」ベッキョンがシウミンの耳元で囁く


「そりゃそうだ・・・シャワー浴びても体から酒の匂いが沁み出てくるからな」


「それにしてもトータルどのくらい飲んだんでしょうね」



ソウルの金浦までの飛行機はもちろん貸切ではない

一般のお客さんも乗り込んでくる

この半端ない酒臭さに辟易とした人達もかなりいたようだ



「えくそとかいうKぽのグループと飛行機一緒なんだけど

すっげー酒臭い!!!!ありえなくない?」


そんなツイートが出回り

世界中のエクセルが何が起きたのか不安に駆られたのは

飛行機が飛び立ってからすぐの事だった




東京ドームで成功をおさめ

次の週の京セラドームではプレッシャーのぷの字もなく

青色兄さん達を見習って

「ライブを楽しむ」事に専念できたEXOくん達であった





おしまい



次は青春ラブラブるーみんを予定しています・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

こんばんは(*´∀`*)

お久しぶりです<(_ _*)>


るぅ、、怖いんですね 笑

新しいお話楽しみです(≧▼≦)

遊び人のるぅと
ピエロなシウちゃん(●´mn`)
更新楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ

Re: こんばんは(*´∀`*)

> aさんへ

お久しぶりです
地味な話が続いていたので
今度は明るい話にしたいと思ってます

いつもコメントありがとうございます♪嬉しいです♪
プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR