大切なものは・・・3

[大切なものは・・・・] カイside 3


日本は明日から連休だそうだ

休日には外出許可が出る

ギョンスヒョンは日本に来る時に

ミンソクさんと相談して僕と温泉に行く計画を立てたそうだ


病院から車で少し離れたところに温泉街があって

そこの温泉の効能はリハビリに凄くよく効くらしい

そして部屋には

プライベート露店風呂というものが設置されていて

カップルや家族に凄く好評なんだそうだ


ギョンスヒョンは病院で、僕の外出届の手続きをしてくれて

「明日の朝、また来るね」

そう言ってミンソクさんと帰って行った

僕の部屋は2人部屋で、小学生の男の子と一緒だから

久々に会ったのにキスすら出来なかった・・・


でも久々に触れたヒョンの手のぬくもりが優しかった

僕はヒョンの笑顔を思い出してぐっすりと眠ることができた


翌朝、同室のタケルくんも自分の家に一時帰宅するようで

お母さんが迎えに来ていた

僕とギョンスヒョンとルハンとミンソクさんの4人は

病院まで迎えに来た温泉旅館のマイクロバスに乗り込んだ


「ソウルと日本じゃ車の通行が逆だから、

運転は怖くてできないんだ・・・ごめんな」

ミンソクさんはそう言うと

僕達の荷物をバスの後ろに積み込んだ

僕達の他にも

リハビリ施設の患者さんやスタッフさんなどを乗せ

マイクロバスは定時に出発した

日本って凄い・・・定時に出発・・こういう所は素晴らしいよな



「今日の宿って僕達の部屋と

ルハン達の部屋は露天風呂付なんだって」

ギョンスヒョンが昨夜ミンソクさんの部屋で

パンフレットとかを見せてもらったらしい


狭いマイクロバスの座席で

僕に密着するように隣に座っているギョンスヒョン・・・

温泉が初めての僕達は、お互いの顔をまともに見る事が出来ず

胸のドキドキが止まらなくなってしまった


実は早朝にトイレに起きた僕は、

興奮して眠れなかったルハンに廊下で捕まった

そして温泉が3度目になるルハンから

温泉や露天風呂の事など

あれやこれやレクチャーされまくったのだ

僕達の初Hを成功させるため・・とか言ってルハンは

ミンソクさんが聞いたら

真っ赤になって怒りそうないろんな事も教えてくれて、

必要になるアイテムの入った袋を渡してきた


ルハンのおかげでギョンスヒョンの顔をまともに見られない・・・

ああ・・・今も自分の顔が熱くなっている・・・

僕があれこれ考え事をして意識を飛ばしていたら

突然、頬にひんやりとした感触を感じた


「カイ? どうしたの? 風邪でもひいた?何か顔が赤いよ」

ギョンスヒョンが僕の頬に手をあてて

心配そうに僕の事を見上げている・・・


ああ・・・可愛い・・・

そのつぶらな瞳に僕だけが映し出されている・・・

そう思ったらますます顔が赤くなってきたのが

自分でも分かった


「カイは~ギョンスとお泊りだから興奮してるんだよ~」

隣の列のルハンがニヤニヤしながら僕たちを見ている


バシッ!!!!!

「カイごめんなぁ・・ルハン!!!からかうんじゃない!!!!」

窓側にいたルハンをミンソクさんが注意する


2人の様子を「お笑い芸人みたいだね」と

ギョンスヒョンが笑って

僕の手をそっと握りしめてくれた

「ルハンって・・・本当に残念なイケメンなんだね」と

僕はヒョンの手を握り返す


「おっ!!!!イケメンって認めてくれるんだ」と

ルハンが嬉しそうに笑う・・・

そのルハンの笑顔にミンソクさんもほほ笑んだ

そんな事をしているうちにバスは旅館に着いた



続く
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こんばんは(●´∀`●)/

るぅめっっちゃ楽しそう(*´-`)笑

カイはドキドキですね!
るぅのせいで余計に 笑

旅行楽しみです(≧▼≦)

楽しみ

ルウミンとカイドを一緒にしてくれてありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
タケルくん♡♡

Re: こんばんは(●´∀`●)/

> aさんへ

そうです
るうはこの日のためにリハビリ頑張ってました
ミンソクがご褒美として時々与える温泉旅行です

カイドは初々しい感じですが
ベテランの2人は隣の部屋で・・・え?

とりあえずまだまだ続きます

Re: 楽しみ

> しーさんへ

初々しいカイド・・可愛いなぁ
それに比べるとここのるうは・・・変な人になってますね

まだまだ続きます・・・しばらくお付き合いください
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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