大切なものは・・・4

[大切なものは・・・] カイside 4


日本の旅館って雑誌の写真では見たことあったけど

実際に入るのは初めてで・・・

何か昔の時代・・・そうサムライの時代に戻ったみたい

そんな雰囲気で僕達は圧倒されて言葉も出ない・・・


玄関で靴を脱いでスリッパに履き替える

その靴もちゃんと僕達の泊る部屋の番号の札をつけて

怖そうな顔をしたおじさんがしまってくれた


カウンターには英語、中国語そして韓国語の案内が貼ってあった

韓国語・・・何かほっとする・・

横のギョンスヒョンの緊張も少し和らいだように見えた

ミンソクさんからの話だと

ここは伝統のある有名な旅館だそうで

僕達を案内してくれる女性は英語が堪能だった

以前もミンソクさん達のお世話をしたようで

外国人の扱いも慣れているそうだ


ルハンは室内用の杖を用意してもらっていて

その杖をつきながら上機嫌で歩いている


「ここがギョンスとカイの部屋・・・隣が俺たちの部屋だから」

ルハンはそう言うと僕に意味深な笑顔を向けて

さっさと部屋の中に入っていく


「夕飯は6時に2階の食堂「あかつき」に来て。時間厳守だよ。

それまでは自由時間だから2人の好きなように過ごしてね」

ミンソクさんがそう言うと

ギョンスヒョンが案内してくれた女性に

「ありがとうごじゃいました」と

日本語で挨拶した


女性は嬉しそうに

「韓国語の分かるスタッフもいるので

何か困ったことがあったら

フロントに声をかけて下さいね」と英語で答える

女性の言葉をミンソクさんが

僕達に通訳してくれて2人でペコリと頭を下げた



「うわっ・・・凄い!!!!ヒョン!!!!」

「景色が素敵だね」

部屋に入るなり窓から見える景色が凄くて

僕はヒョンを連れて窓側まで走っていく

高台にある旅館から見える海はキラキラしてて

希望に満ちているような優しさで僕らを包んでいく

隣のギョンスヒョンもワクワクした様子で外を見つめている


その横顔を見て僕は

自分の胸が何かに締め付けられた様にぎゅっとした

思わず後ろからそっと抱きしめる


「ヒョン・・・大好きだよ」

僕の声にヒョンが振り向く

「カイ・・・」

ヒョンが上目遣いに僕の事を見つめる


うわっ・・・すっごく可愛い・・・

耐えられなくなって

僕の名前を告げたその唇を自分の唇でふさいだ


しばらくギョンスヒョンの唇を味わっていると

ヒョンがそっと僕の胸を押して唇が離れていく・・・

そして思いっきり可愛い笑顔で僕の事を見つめて

「夕飯前に一般の露天風呂に入りに行こう?」と囁いた


この部屋には小さな露天風呂が付いていて

外の景色を眺めながらのんびり入る事ができる

でもその前に日本の温泉が初めての僕たちは

普通にみんなで入る温泉に入りに行くことにした


日本の温泉の入り方は

ゆうべルハンにレクチャーされたので助かった

ギョンスヒョンもミンソクさんに聞いてたようで

2人で戸惑う事もなかった

入浴客もいたので

初めて見るお互いの裸に照れている暇もなく

温泉を堪能する事ができた


ヒョンの肌の色が想像以上に白くてなめらかだったのに

ちょっと体の一部が反応しそうだったけど

湯船を走り回る幼稚園児の兄弟のおかげで

なんとかごまかすことができた


「カイって・・・バレエダンサーなんだね・・

筋肉の付き方が綺麗だよ」


ギョンスヒョンが僕の裸を見て

頬を染めながら褒めてくれる



あああ・・・ヒョン・・・ダメだよ・・

ここでそんな事を言ったら・・

もう我慢できない・・・・・


僕が生唾を飲み込んで

ギョンスヒョンの事を見つめていると・・・・・



「きゃぁぁぁぁぁ」

「待て~!!!!!」

ドタドタ!!!!!!!!

僕たちの間を幼稚園児が走り去って行った


我に返った僕たちはお互いに顔を見合わせて苦笑した


「そろそろ夕食の時間になるね」

ヒョンの言葉に僕は頷く

焦る事はないんだ・・・今日という日はまだまだ続くし

明日までずっとヒョンと一緒なんだから・・・・


「今日はご馳走なんだって!!!!

和食だよ~凄く楽しみだね」


「ヒョンのごはんよりも美味しい物はないけど

ちゃんとした和食って初めてだから僕も楽しみだな~」


そう言って笑いながら

僕たちは手をつないで宿泊部屋に戻って行った




続く

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こんばんは(*´∇`)

ほのぼのカップル可愛いですねぇ(//∀//)

るぅはシウちゃんに怒られてそうですね 笑

楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ

ありがとうございます

初々しいですね♡
ジョンインと呼ぶギョンスに反応して可愛いから雄にスイッチが切り替る場面を期待しています。
ルウが覗かないようにシウちゃん捕まえてて下さいね。

Re: こんばんは(*´∇`)

> aさんへ


ほのぼの・・・カイはギョンスが大切過ぎて
どうしたらいいか分からないんですね~
そして濡れ場ですが・・・私書けないので・・・すみません

Re: ありがとうございます

> しーさんへ

ここの話のカイくんは未経験者なので~
思わず年上からアクション起こしてしまいました
ここではニニちゃんなんです・・・すみません・・・

ルハンは覗きに行きたいのですが
ミンソクに溺れていて、それどころじゃありませんの・・・
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るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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