愛の逃避行  バレンタイン狂想曲番外編

いつも遊びにいらして下さる方々
ありがとうございます

なんか忙しいんです・・・仕事・・・
知らない間にシウミン君は女の子と2ショット
ルハンは時代劇の姿になってるし・・・・

自分でも何が何だか分からない状態ですが
以前の続きの話をあげます・・・
バレンタインの続きの話です






[愛の逃避行]  バレンタイン狂想曲番外編


まだ日が昇る前の暗闇の金浦空港に
ルハンとシウミンはやって来ていた

二月も半ば・・まだまだ寒い時期である
去年の今頃は韓江が凍ったとかニュースになっていた

そんな寒い中大きなスーツケースをひとつ転がしながら
色違いのリュックとスニーカーで
バリバリのペアルックを決め込んで
2人は空港のロビーを歩いている

平日の早朝のためか
空港の人影もまばらで余計に寒さを感じる

「結局学校サボっちゃった・・・」

シウミンが後ろめたい気分でそう呟くと

「俺たちいない方がいいんだよ!!!!
大混乱を未然に防ぐ!!!!
これ大事な事よ!!!
危機管理能力を問われるよ」

ルハンが当たり前の口調で言う

「何が危機管理能力だよ」と
シウミンは苦笑いをする

JALカウンターで出国手続きをして
飛行機に乗り込むと
2人はさっそくガイドブックを取り出して
あーだこーだと相談を始めた

ルハンの実家は
中国で富裕層に位置している超金持ちだった
ルハン自身も財産分与された資産があり
本当はファーストクラスに乗りたかったのだが
シウミンが嫌がるので
妥協してのビジネスクラスでの旅行となった

2人が向かう先は羽田空港

そこから夢の国で一日過ごしてそこのホテルに泊まり
翌日は渋谷や原宿をぶらぶらして大阪に移動し
大阪で美味しいものをたくさんたべて一泊し
関空から金浦に向かうという二泊三日の旅行だった

「そう言えばさ・・・
理事長判断で俺たち『公欠』扱いってホント?」

シウミンが不思議そうにルハンに聞くと

「大丈夫・・・それはばっちり・・俺、理事長のオキニだし」

ルハンの言っている事が理解できずに
シウミンは小首をかしげる

「あのさ~俺のおじさんで
映画製作会社にいる人知ってるよね」

「ああ夏休みに遊びに行った時に、
妙に俺の頭なでてた人?」

「うん・・アレね・・俺すごくムカついた!!!!
後で奥さんに浮気ネタばらしてやったけど
まあそのおじさんがハンギョンと飲み友達でさ」

「ハンギョンって映画俳優の?」

「うん・・俺たちの先輩だって・・
俺がこっちに留学決まった時に
たまたま話することがあって・・
あの人も留学してたんだって・・」

「で・・そのハンギョンと
俺たちの『公欠』がどう関わってくるの?」

不思議そうにルハンを見つめるシウミンに
ルハンは思わず抱きついて
耳元に「しうちゃん可愛い」とキスをした

「ば・・バカッ!!!話をそらすなっ!!!!」

「ごめん・・しうちゃん・・・その顔可愛すぎ!!!!
で・・これからが話の本番・・・
何とハンギョンとうちの理事長が知り合い」

「理事長もOBだよね?
留学した時に友達になったって事?」

「ただの友達じゃないんだよね・・・
俺たちと同じ恋人・・・・
今も遠距離恋愛真っ只中なんだ」

ルハンの顔を見つめたまま
シウミンは大きく見開いた目を数回パチパチとした

「ルハンはヒチョル理事長の弱みを握ってて・・・
それで今回『公欠』なの?」

「まあ・・・そう言う事になるかな・・・
ってあの人には弱みにはならないけど」

ふーん

シウミンはルハンの意外な交友関係を知って
不思議そうな顔をしたまま
またガイドブックに視線を移した

その表情がまた可愛いと
ルハンはシウミンの頬や首を触りまくる

おでこをくっつけながら一冊のガイドブックに見入る位
2人は自分達の世界に入って行った
CAが呆れて寄り付かなくなっていても
2人は気づかないし、2人の世界は終わらない

早朝から飛行機に乗ったのは
朝イチで夢の国に入場するためだった

ルハンは絶叫系の乗り物は乗れない・・
なので2人はパレードを見たり
園内をぶらぶらして楽しんでいた

シウミンはルハンの買った
「ねずみの耳の付いたカチューシャ」をして
どう見ても男の子には見えない位可愛かった

ルハンは携帯でシウミンの写真を撮りまくって
いつも以上にべたべたいちゃいちゃしまくっていた

シウミンが女の子に見えたにしても
美形なカップルがひとめを憚らずにいちゃついてる様子は
雑誌か何かの撮影だと思われる位
人々に遠巻きに見られていたのだが・・

自分達の世界に入っている2人は気づかない

この日の夜は園内に設置されているホテルに泊った

凄く人気があり予約するのが大変で
日本のホテルでありながら
ルハンはチャイニーズのコネをフル活用しての予約

本当はスイートに泊りたかったのだが
シウミンが良い顔しないのが分かっているので
普通のツインにしたのだった
(ダブルベットにしたかったけど
男の子2人旅におかしいだろうと却下された)

今回の旅行は学校での混乱を避けるため・・と言っているが
実はルハンにとってシウミンとの
誰にも邪魔されない夜を過ごすための旅行だったのだ

恋人同士になったのはいいけど
ルハンは留学生用の宿舎でレイと一緒
シウミンは自宅から通学していて
中々2人っきりで夜を過ごすことが出来なかったのだ


「うわっ可愛い!!!!」

ホテルの部屋に入ると
シウミンは夢の国をそのまま彷彿させる部屋を見回して
ほうっ・・・と息をひとつ吐いた

シウミンは生真面目な所があり
浮かれてもどこか冷めた部分を持っていた
それが今日はずっと浮かれ続けて
今もぼんやりした瞳で部屋の中を見回している

夢の国の主役のねずみが持っている
熊のぬいぐるみをイメージした装飾品の
一つ一つを手にして
シウミンの瞳はキラキラとしている

ああああもう駄目だ・・・我慢できないっ!!!!

いつものキャパを外れたシウミンが
ここまで可愛くなれるとは想定外だったルハンは
我慢の限界を飛び越えてしまい
あっと言う間にベットにシウミンを押し倒す

「しうちゃん!!!!もう限界・・俺・・もうだめ・・
しうちゃんが欲しくて死にそう」


いつもとは違い熱に浮かれたように
瞳をウルウルさせたシウミンは
ルハンの首に両手をまわして耳元で何かを囁いた

「しうちゃーん!!!!!!!」

ルハンの絶叫とともに
2人の甘い甘い
ハニーチップの何百倍も甘い夜が始まった


~ソウルSM学園~

「ルハンとシウミンが不在だと
チョコが別のルートに流れるのかな?」

玄関でチョコレート用の箱を作っていた教育実習生が
その横で玄関を整頓している事務室のウニョクに声をかける

「うーんどうなんだろう・・・この学校の伝統は
靴箱に入れるより直接の手渡しの方が多いからなぁ
ドンヘ・・お前・・自分の時どうだった?」

ドンヘと呼ばれた実習生が手をとめて昔を思い出そうとしていた

「なんか・・・忘れた・・・」

ぷっ

「お前っていっつもそうだよなぁ・・・チョコだってさぁ
自分の食べたいのがあったら他人のものでも勝手に食べてて
自分宛てのチョコなんて周囲にあげちゃってたもんな」

「そうだっけ? ヒョクはそんなに貰えなかったよね」

「余計な事は覚えてなくていいのっ!!!!」

ドンヘは箱を三つ作って
ルハン、シウミンと名前を付け
残ったひとつに「ドンヘ教育実習生」と貼り付けた

「は? お前自分の箱も作ったのかよ」

「なんか懐かしくなっちゃって~」
ウニョクの呆れた顔を前にしても

ドンヘは明るい笑顔で躊躇することがない


結局

ダンスの短期留学中のテミンも
それ程チョコの数を伸ばすこともなく

愛の逃避行中のルハンとシウミンの箱も空っぽのまま

一番人気は季節外れの実習生であるドンヘだったのだ

ベッキョンとチャニョルが悔しがったのは言うまでも無い


おしまい
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非公開コメント

こんばんわ(о´∀`о)

ドンヘ、、、笑

チャンベク、、、ファイティン(*´∀`)

るぅは本当に幸せそうですね(*´-`)

素敵なお話ありがとうございましたヽ(*´▽)ノ♪

Re: こんばんわ(о´∀`о)

> aさんへ

返信遅くなりました・・・いつもありがとうございます
ルハンの笑顔にシウミンの照れ笑い
いいですね~本当に・・・るーみんには癒してもらってます

今の職場の1年の期限が終わります
次の職場は近所になるので
片道2時間通勤地獄から解放されるので
少しは更新率が上がるかと思います

気長にお待ちください
プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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