七夕狂想曲

お久しぶりです

「運命」がまだ途中ですが

今日は七夕という事で七夕の話をあげます

以前「バレンタイン狂想曲」というタイトルで

SM学園を舞台とした学園ものを書きました

この時は高校生パロでしたが

今回はショタEXO・・・園児パロでの七夕話です

おばかverです・・・SJ兄さん達も出演します





[七夕狂想曲]


SM幼稚園の前に花屋の軽トラックが停まった


「待ってたよ~今年は注文し忘れて焦ったけど

さすがにスジュ花屋さん!!!うちの分確保してくれて助かった」


園の中からバタバタと現れた園長のイトゥクが

リョウクを引き連れてペコペコとお辞儀しながらやってくる


「いえ・・・毎年注文あるのに今年は無いから・・・

不思議に思ったんですが

ただの注文忘れだったんですね~」

花屋のキュヒョンが笹の束を渡しながら営業スマイルを放つ






「うくちゃん・・・これ・・」

「イエソンさん・・・紫陽花って・・・花言葉しらないんですか?」

リョウクは花屋の配達に便乗して

幼稚園にやってきたイェソンに

嫌そうな顔をして冷たく言い放つ


「紫陽花の花言葉って『浮気』や『移り気』ですよ」



少し離れたところで話をしていた

イトゥク園長と花屋のキュヒョンは

青紫色のとても綺麗な紫陽花を手にしたイェソンと

それを冷たい視線で見つめる

リョウク保育士のやりとりを息を飲みながら見つめていた


「それにしてもイェソンさん・・・何度も玉砕しても凝りないね~」

「その何度でも這い上がるバイタリティ素晴らしいと僕も思います」




「この紫陽花は青紫色なんだよ・・・だから花言葉が違うんだ」

「うつり気じゃないんですか?」

「青紫色の紫陽花は『あなたは美しいが冷淡だ』という花言葉なんだ

うくちゃんにピッタリでしょう?」


イェソンの言葉を聞いてリョウクは

驚きに目を見開いて紫陽花を受け取る


そのやり取りを見つめていたイトゥクとキュヒョンも

口を開けたまま言葉が出ないでいた・・・・・・・




そのころ幼稚園の講堂では七夕集会が開かれていた

しかし笹がまだ届いてなかったので

先生たちの時間引き延ばしで「七夕」の紙芝居を見たり

短冊に願い事を書いたりしていた


「りじちょー先生!!!!!おりしめ様と ちこぽち様は会えないの?」

チャニョルが紙芝居をしてくれたヒチョル理事長に聞いてくる

その大きな瞳には涙があふれてこぼれそうだ

「ニョル!!!おまえバカ?

今りちじょーが年に一回会えるって言ったじゃん」

ベッキョンがチャニョルの頭を叩きながら言った

ぽろ・・・

涙がぽろりとこぼれる


「あーっ!!!!チャニョルが泣いた~」

短冊を手にしていたチェンが大きな声で叫ぶ




「てんてい~ににたんが寝てます」

「はぁ? 紙芝居前に起こしたのに・・・なんて早業だ」

ウニョク保育士は、ぐっすり眠っているカイを肩に担ぐと

少し早いお昼寝タイムだと隣の部屋に連れて行く


「ににの代わりに

短冊に願い事書かなくちゃ」

セフンがあたふたとクレヨンを手にしていると

「もう書いたよ」とディオがセフンに短冊を渡した


「僕もおひるねしようっと」

ディオは小さくあくびするとトコトコと隣の教室に行った


『チキンをたくさん食べれますように』

『チキンをじょうずにつくれますように』

セフンはその二枚の短冊を見て

「チキン?・・・とうだっ・・・」

「てふんは可愛いひよこさんが欲しい」と短冊に書き入れる






「ねぇ~ねぇ~しうちゃんは何かくの?」

「願い事か・・・サッカー選手になりたい・・・とか?」

講堂のすみっこに座り込んだルハンとシウミンは

短冊に何を書くのか2人で頭を悩ませている


「るぅはぁ・・・サッカー選手でもいいんだけど~

しうちゃんとおり姫とひこ星みたいになりたい」

ルハンの発言にシウミンは首をかしげて

「はあ? おり姫とひこ星って・・・・年に一回しか会えないよ」

シウミンの指摘にルハンは黙って口を尖らしてシウミンを睨む

(しうちゃんのバカ・・・こいびとになりたいって意味なのに・・)


ルハンは自分の気持ちを分かってくれないシウミンに

気持ちがあふれだして思わず涙がこぼれ出てしまった


「るう・・・なんで泣いてるの?」

「しうちゃんのバカ・・・こいびとになりたいの」

「こいびと?」

まだ幼稚園児のシウミンには「恋人」という概念が分からない

もちろんルハンもちゃんとした意味は分からないまま

本能でその意味を理解しているだけだったのだが・・・


シウミンはしばらく考えて

「いいよ・・・こいびとになってあげる」

シウミンの言葉にルハンは泣き止んでニッコリほほ笑んだ

天使と呼ばれている極上のほほ笑みを

惜しげもなくシウミンに見せて


「こいびと・・・しうちゃんは・・るうのこいびと・・」

と何かの呪文のように唱えるとシウミンの手を握りしめる




「るう? 願い事書いた? 」

レイが奇妙なダンスをしながら2人の所にやってきた

七夕集会の前にドンヘ保育士から習ったダンスを

レイが自分なりにアレンジしたもので

紙芝居をやっている間も忘れないようにと

ずっと自主トレしていたのだ



ニコニコしながらシウミンに抱きついているルハンに

レイは首をかしげながら床に置いてある短冊を見る


『しうちゃんとこいびとになる』の『こいびと』部分が消されて

『しうちゃんとけっこんする』になっていた

シウミンが書いたと思われる短冊も

『サッカーせんしゅになる』がマジックで塗りつぶされて

『るはんとけっこんする』となっていた


「え~ふたりはけっこんするんだ・・・すごいね~」

何が凄いのか分からないけど

一応レイはほめる・・・

幼稚園児ながらすでに社会性を身に着けていたレイなのだ




「ほらぁ~おまえら~笹が届いたから短冊とりつけるぞ」

理事長のヒチョルが

イトゥク園長が担いできた笹を振り回して大きな声で叫ぶと

あちこちから短冊を手にした園児が集まってきた



「おうっ!!!!お前ら結婚するのか? 仲良くやれよ」

ヒチョルはルハンが手にした短冊を読むと

にやりと笑って笹に取り付けてくれた

ルハンはしっかりとシウミンの腕を掴んだまま

綺麗な顔で嬉しそうにほほ笑む


「しうちゃんの手に何か書いてあるよ」

タオが気が付いて大声で叫んだ


「うん・・・・」シウミンは困ったように笑う

タオの声に園児がわらわらと集まってきた


「ルハン・・・?????

何でしうちゃんの手にルハンの名前が書いてあるの?」



「しうちゃんと るぅは・・・こいびとになりました

だから大人になったら、けっこんします」

ルハンの発言に周囲の園児たちはざわざわと騒ぐ

「こいびとだから・・・しうちゃんは、るぅのものです」


それを聞いたヒチョルは思わず吹き出した

「あっははははは・・・だから名前書いたのか

自分の持ち物には名前を書きましょう・・・って先生たち言ってるからな」


ヒチョルはシウミンの小さな手を掴んで

マジックで書かれたルハンの名前をなぞった


「先生も昔・・・好きな子の手に自分の名前を書いたっけなぁ・・・」

ヒチョルは幼馴染で恋人のハンギョンの事を思い出して

急に胸がキュンとする

幼稚園時代にハンギョンの手に自分の名前を書いたのだ


「シウミン・・・お前大変だけど覚悟決めたんだな・・・」

ヒチョルはそう言うとシウミンの頭をなでる

シウミンはニッコリとほほ笑むと

「ルハンは僕のものだから離しません」と言い放った

ヒチョルは満足そうに笑うと

2人の短冊とルハンの名前の書かれた手を

デジカメで撮影した










2人の幼稚園時代の約束は

成長するとともに忘れられていたが

お互いに好きな気持ちは持ち続けていたので

この日の証明写真が決め手になって

大人になってからルハンはシウミンにプロポーズをする



その話はこの七夕の日から20年以上過ぎてからの出来事となる







おしまい


グダグダですみませんでした・・・・・
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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