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サタンさんとサンタさん


去年のクリスマスに書いた話の
その前とその後の話です
まだ読んでない方は先に読まれた方が
分かりやすいかと思います
 ↓星印をぽちっとしてね

 

クリスマス過ぎてしまいましたがよかったらどうぞ






[サタンさんとサンタさん]


「ちっクリスマスだって言うのに俺・・仕事かよ」

「ルハン・・そんな事言うんじゃない
俺たちの一族はそれが仕事なんだからな」

クリスはそう言うとルハンに赤い物を渡す
「マジ~このサンタの服最悪・・・
なんで着なきゃいけねぇんだよ~」

「ルハン・・今回のお前の仕事先だよ・・・ほれ」
クリスが紙をルハンに渡した

クリスマスイブに良い子にはサンタさん
悪い子にはサタンさんがやってくる・・
ルハンとクリスはそのサタン一族だった

良い子リストがサンタ一族に渡るように
悪い子リストがサタン一族に回ってくるのだ






自動走行のソリに乗って
ルハンは訪問先の資料を読んでいる
「サタンが行く要素が見当たらないんだが・・・
優等生って感じなんだけどな・・
サンタとサタンが一緒の家に行くって前代未聞だな」


ふと顔を上げると高層マンションの30階のベランダに
サンタのソリが停まっている

「もう着いてる・・サンタ一族仕事早いな・・・・
とりあえず悪い子ちゃんにはお仕置きしましょうか」

ルハンが自分のソリをその隣に停めると
ベランダから中に入っていく


「なんか静かだな・・」

ルハンが暗闇の中目を凝らして見回すと
廊下に人が倒れている姿が見えた

近づくとサンタの服を着た少年だった

「おいっ・・・どうした?」

少年の横にコップが転がっている


サンタさんへ・・・飲み物や食べ物が置かれている
こいつは・・このミルクを飲んで倒れたのか?

まさか・・・ミルクに何か入ってたのか?

ルハンはサンタを抱き起すと体を揺すった

胃のある辺りをげんこつで殴ると
口からミルクを吐き出した

「げぼっ・・」

ゲホゲホしながらサンタが目を開けると
ルハンをぼんやりと見つめる

うわわわわわわっ・・・すっげ~可愛いっ!!!!
視線があったルハンの全身に鳥肌が立つ
キューピットの放った矢がルハンの心臓にヒットしたのだ


「俺・・ルハン・・君の名前は?」

「る・・は・・ん? サタンなの? 僕は・・シウミン」

シウミンは気分が悪いとルハンの肩に頭を預けた

「ミルク飲んだの・・そうしたら眩暈して意識なくなって」

ルハンがシウミンの話を聞いている途中で

「ふーん・・サンタっているんだ・・本物? 」

ルハン達の後ろから声がした

あわてて後ろを振り返ると
綺麗な顔をした中学生位の男の子が立っていた

ぞわっ・・

その男の子の瞳は冷ややかな光を放っている

「お前・・ミルクに何か入れただろう?」

ルハンがそう言って睨んでも
男の子は邪悪な笑顔を向けているだけだ

「サンタが実在するか気になったから
ちょっと飲み物に細工しただけだよ
おじいさんが飲んでいる睡眠薬をまぜてみたんだ」

ルハンは自分達が子供を十分に怖がらせる事の出来る
サタン一族である事を忘れる位
その男の子の発する邪悪さに気分が悪くなってきた

「ふん・・残念だったな・・俺は『サンタ』じゃなくて
『サタン』だ・・・
お前は悪い子だ・・・悪い子にはサタンさんがお仕置き・・
「あぶないっ!!!!!」」

ルハンと男の子の間にシウミンが突然割り込んできた

バチバチ

何か嫌な音がしたと思ったらシウミンが倒れている

男の子の手にはスタンガンが握られていた
「てめぇ~まじ怒った!!!!!」

ルハンはそう言うとシウミンを抱きかかえて
男の子に向かって呪文を唱える

バンっ!!!!

男の子の体が飛ばされて壁にぶつかった

「うううっ・・」

「てめぇみたいな性悪初めて見たぞ・・・
俺たち『サタン一族』は
お前のような悪い子をお仕置きしに来たんだ」

「お前の1番大切なものを取り上げてやる」

そう叫ぶとシウミンを抱きかかえたまま
ベランダからソリに乗り込んだ






************************************************


シウミンはベットで寝ているルハンの顔を
優しく見つめている

ふふふ・・ルハンの寝顔って可愛い

今日はクリスマスイブ
衝撃の出会いから3年・・・

シウミンは一族の長老たちの策略で
ルハンと離れ離れにされた時があった
その年は悲しくて
クリスマスイブも仕事をせずに
泣いて暮らしていた程だ

去年ルハンは自分を探し出してくれて
2人で手に手を取って駆け落ちをした

結局一族に見つかってしまったけど
ルハンが邪悪な子供から
シウミンを助け出してくれた事や
2人の愛が強固な事が分かって
今ではサタンやサンタの仕事から外れて
小さなおもちゃ屋を2人で経営していた

「ルハン・・・おはよ」

シウミンが声をかけると
ルハンはバチっと目をあける

目の前にシウミンの顔を見たルハンは
幸せで蕩けるのではないか・・ぐらいの笑顔を見せる

手を伸ばしてシウミンの頭を自分の方へ寄せる

ちゅ♡

「しうちゃん・・・おはよ♡」

シウミンがニッコリとほほ笑む

「久々に昔の夢みた・・初めて出会ったときの」

ルハンの言葉にシウミンは少し眉を曇らせる

ルハンは体を起こすとシウミンを優しくだきしめた

「ルハン・・あの時ルハンが助けてくれなかったら
僕・・・どうなってたんだろう・・・」

ルハンは黙ったまま抱きしめる力を強めた

「でも・・あの事件があって・・今の俺たちがある。
結果オーライと言う事になるんだよ」

「うん・・ルハンと楽しい思い出をたくさん作って
あの嫌な事を上書きすればいいんだね」


「しうちゃん・・・可愛い事言って・・もう~」

♪~ピンポーン~♪

ルハンがシウミンに濃厚なキスをしようとしたときに
玄関のチャイムがなった

「チェンが来たよ~ルハン早く着替えて!!!!」

「しうちゃーん」

情けない顔のルハンを残してシウミンは玄関に向かう

ドアを閉める時に振り向いてニッコリ笑った

「ルハン~いつまでも一緒だよ。あいしてる♪」

それだけ言うと頬を赤く染めて走っていく
しうちゃーん・・・可愛すぎ・・それ反則だよ・・

ルハンは嬉しさのあまりベットに撃沈・・・・

いつまで寝てるんだ!!!とチェンに怒られるのは時間の問題

それまで幸せに浸りきっていたルハンだった



おしまい
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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