自業自得 Last プラネット番外編

[自業自得 Last] プラネット番外編


ううう・・・飲み過ぎた・・・・

クリスが頭を押さえながら部屋から出てくると

心配そうにレイが水を持ってきた

「サーデグはどうした?」

「彼もかなりの二日酔いになってるよ・・・今リビングに入って行ったけど」


ルーハンの気持ちをハッキリと確認した後に

サーデグはクリスに付きあってもらい

ヤケ酒を朝まで喰らっていたのだった



リビングの入り口でサーデグが黙って立ち尽くしていた

クリスはその背中に勢い付いてぶつかってしまった

「おい・・・どうした?」


サーデグの瞳は悲しそうに一点を見つめている



その瞳の先にはソファに座って新聞を読んでいるシウミンと

その背中に身体全体を預けてうっとりと瞳を閉じているルーハンの姿があった



「まるで・・・天使のようだ・・・」

サーデグが小さく呟くとクリスはクスッと笑った


「俺もあんなルーハンは知らない・・あんな風になるのは少佐の前だけだよ」


「それにしてもあの少佐って・・・ルーハンがあんなにしがみついても

何事もないかのように平然としている・・・信じられない」


「ふふふ・・・少佐は少佐でまた違う面もあるんですよ」

レイが楽しそうに笑ってサーデグをリビングの椅子に誘った


サーデグの姿に気づいたシウミンは小さく会釈をする

その瞳は凛と輝きサーデグはドキリとする


サーデグはその後すぐに帰国していった・・・

ルーハンはその手のお友達とこれで完全に切れることができて

ほっと胸をなでおろすのだった









「ギョンス・・・スーツありがとう・・・ちょっとルーハンのよだれで汚れたから

これで新しいの作って」


髪の毛をストレートにおろしダッフルコートを着た

可愛いミニちゃん姿のシウミンがギョンスに名刺を渡した

「そんな・・・僕はスーツ着る事ないから・・・あれで大丈夫です」

「いや・・・ちゃんとしたのは持っていた方がいいから

カイと一緒にここで作っておきなさい・・・絶対に役に立つから」

シウミンはそういうと名刺を無理やり渡す

名刺は高級テーラーのもので裏にシウミンが覚書を書いてくれていた

困ったようにギョンスがカイに助けを求める視線を向けると


「あのスーツのおかげで

ルーハンとより深くお互いの気持ちを確認できたんだ

スーツは勝負服の記念としてもらっていくよ」

シウミンが可愛い顔でカッコいい事をさらっと言った


「分かりました・・・そこのテーラーでスーツを作らせてもらいます」

カイがギョンスの肩に手をまわして耳元で何かをささやくと

ギョンスもニッコリとほほ笑みながら承諾する


「お二人の結婚式で着られるようなタキシードでも作ります」

「おっその言葉忘れるなよ」

シウミンは左眉をきゅっと上げて嬉しそうに答えた


「しうちゃ~ん!!!!もう行くよ~」

玄関からルーハンの声がする


「ギョンスにカイ・・・お前たちもいつでも泊まりに来ていいからな」

シウミンはそういうと玄関に置いてあったルーハンのカバンをひとつ手にもった

「しょーさの家も広いからいつでも泊まりに行けるよ」

タオが嬉しそうに残りの荷物を手に持った


「おいっタオ!!!!まさかお前今日泊まりに来んのかよっ!!!!!」

「いーじゃん!!!!! しょーさがいいって言ったもん」

タオとルーハンが言い争いをしている間を

シウミンが優雅に歩いて行く

ギョンスやカイに軽く手をあげて爽やかに去って行った




「なんか少佐って可愛いけど男前だね」

「うん・・・ルーハンの性格が変わったのも分かるね」


「せっかくだから結婚式に出られる位のすごいの作ろうよ」

「そうだね・・・少佐が払ってくれるって言ってたしね」

ギョンスは手にしたテーラーの名刺を見つめながら


あの人だったら多分周囲の喧騒とは関係なく

愛する人と挙式をするんだろうな・・・・・そんな事を思って楽しそうにほほ笑んだ




おわり
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るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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