プラネットより愛をこめて 中編

[プラネットより愛をこめて] 中編 TAO side


「あーん!!!!!!!しうちゃんに会いたいよ~!!!!!」

「ルハンうるさい!!!!これやるから見て落ち着いて」

「しうちゃん~」

さっきからルゥちゃんがうるさいので

レイがこの間作った「しうちゃん写真集」をルゥちゃんに渡す

その写真集を胸に抱いたルゥちゃんは本気で涙を流していた

この騒ぎはもう1週間続いている・・・僕たちはもう呆れ果てていた


僕たちは泥棒。仲のいい仲間でチームを組んでいる

ルゥちゃんがリーダーで、僕とレイが現場担当

クリスとカイが情報入手担当

ギョンスが会計などお金の管理をしている

僕たちの実家は超お金持ちだから別に泥棒しなくてもいいんだけど

退屈する毎日に飽き飽きして

いつの間にか美術品を中心に泥棒をするようになった

お金に困らないところから盗んできて換金して

お金に困ったところにプレゼントしている・・・・いわゆる「義賊」ってやつ?

プラネット国に来てからクリスの屋敷をアジトにしているんだ


このまま仲間でわいわいと暇つぶしの義賊ごっこが続くと思ってたのに

突然ルゥちゃんが恋に落ちたの

本当にあれは突然だった・・・・

ルゥちゃんは天使のような容貌で、男女問わず誰もを虜にしてしまうんだ

人の心の中に入り込むのが得意でモテモテだった

スポーツをするような感覚で平気でエッチできちゃう人だったのに

今では初恋している中学生のように好きな人を想って悶々としている

その様子は可愛らしくて、僕たちも協力しなくちゃって思わせるものがあるんだ


ちょっと前に僕が仕事中にへまして捕まった時に

ルゥちゃんが捨身で僕を助けに来てくれた

その時たまたま

同じ場所で捕まって拷問を受けていた「しうちゃん」に一目ぼれ

僕を助けにきたはずなのに

しうちゃんを助けて僕はついで・・・みたいな扱い・・・あの時はひどかったよ

それからルゥちゃんの猛アタックが始まったんだ

「10回切って切れない木はない」ってことわざのごとく

僕たちが知らない間に2人は恋人同士になったようだった


相手は情報部の少佐で多忙を極めていて

「氷のシウミン」と呼ばれている人

そのコードネームどおりに本当に「氷対応」されているルゥちゃん

それでもめげずに大量の愛情表現をしまくってる

人間って障害物があればあるほど燃えるんだね~


「ルーハン・・・あっちの執事さんと連絡とれたから

今から少佐の館に遊びに行って来い」

クリスがそう言ってルゥちゃんにほほ笑む


え? クリス・・・執事さんといつお友達になったの?

「レイとタオと3人で行って夕飯食べてこい!!!!

ご馳走してくれるって言ってたから」

「え????それってお泊りしてもいいの?」

「はぁ? お泊りできるかどうかは俺は知らねぇぞ!!!!!

それはお前らの問題だろうが・・・・とにかくうるさいからさっさと行け」

さっきまでグズグズと泣いていたルゥちゃんは

天使のようなほほ笑みを僕たちにむけて

「荷造りしてくる~」って自分の部屋に飛び込んでいった

相変わらず立ち直りが早い人だ・・・


「それにしても・・・本当にあいつ変わったな」

クリスがため息をつきながら呟くと

「今が初恋まっただ中って感じでいいじゃん」

レイが楽しそうに答えた

シウミン少佐に会えるなら・・・あの人にも会えるかな?

少佐の部下にカッコいい人がいて最近仲良くなったんだ

僕は「マンネ」というコードネームをもった彼にカトクを送る

レイも少佐の側近にあたる「チェン」にカトクを送っていた

「僕とカイは今日の夜はフリーって事でいいんだね?」

リビングでテレビを見ていたギョンスがクリスに聞いてきた

「ああ・・・俺たち3人は好きなようにすごせばいいさ」

その答えに満足してギョンスはニッコリと笑った


「あーん!!!!!どの服着て行こう!!!!!決められないよ~」

部屋から聞こえて来たルゥちゃんの声に

「女子かっ!!!!!!!」という突っ込みをその場のみんなが心の中でしていた
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR