鹿とむしゅたー3

[鹿と むしゅたー] 3

ルハンには小さいころより不思議な能力があった

祖母は当時田舎に住んでいて

そこは敷地内に裏山などがあり自然に囲まれていた

家に遊びに行くと、いつもルハンは小動物たちに懐かれる

動物達の言葉は分からないが、その表情から意思の疎通が出来、

動物達はルハンの言葉が理解できた


その様子を見ていたルハンの祖母は、一族の言い伝えを教えてくれた


「うちの御先祖様は、人間になった鹿を嫁にもらった事があり、

わが一族には人間以外の血が混じっているんだよ。

ルハンのその能力も先祖がえりの一種なんだろうね・・・」



だからといって凄い能力でもなく

街中に住んでいると猫や犬に懐かれたりする位で

自分でもすっかり忘れていたものだった


拾ってきたハムスターに「むしゅたー」と名前をつけて一週間

あまりの可愛らしさに学校に行くことすら忘れ

毎日お世話するのが楽しくて仕方なかった


むしゅたーはルハンの言葉が分かるようで

ルハンが話しかけると

そのつぶらな黒い瞳でじっと見つめ

最後にはコクンとうなずく

そしてはにかんだ様に俯いたりするのだった


その様子を見るだけでルハンは萌え死ぬんじゃないかという位

体がぞくぞくし、そのイケメンと言われる顔を残念なくらいに

破顔させて喜ぶ



食事はルハンの食べている皿から

直接もらって食べるようになり

ルハンと同じベットに眠り

そして傷が治ってから一緒にお風呂まで入るようになった


その切っ掛けは

ルハンがたまたま

ドアをきちんと閉めないで風呂に入っていたら

ちょこんとドアの隙間から むしゅたーが覗いてて

気づいたルハンが

「むしゅたーお前も入りたいの? おいで気持ちいいよ」と声をかけると

トコトコと中に入ってくる

風呂場の床が濡れていたので滑りそうになったけど

転ぶ前にルハンによって救出されて

大事に手のひらに乗せられて湯船に入った



ほわわわわわわ~


むしゅたーが初めて湯船に入ったのを目の前で見たルハンは

その無防備で幸せそうな顔をみて胸がキュンとした


そして気づかないうちに、むしゅたーの口にキスをしていた


キスをされたむしゅたーは瞳を大きく見開いたままルハンを凝視している

その様子も可愛くて「むしゅたー本当に可愛いな・・むしゅたー好きだよ」

ルハンの言葉にむしゅたーは視線をそらして俯いた

その頬が赤くなっていたのをルハンは気づかなかった



ジリリリリリリリリ~!!!!!!


目ざましの音がなる

昨夜友人達から散々メールやカトクが来ていて

そろそろ大学に行かないとまずいだろうと思い始め

ちゃんと起きようと目ざましをかけていた


あわてて目ざましをとめる


「今日は・・学校に行かないとまずいかな・・」

布団の中でそう考えながら起きようと体の向きを変えた・・その時

ルハンの視界に何か違和感を感じるものが入り込んできた


え?


あまりにも信じられなくてもう一度目を擦って見直してみる


マジ?


ルハンの隣に知らない少年が眠っていたのだった
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こんばんは(*´∀`*)

お返事&更新ありがとうございます<(_ _*)>

シウちゃんはふっくらしたりシュッとしたりを
地味ーに繰り返してますよね(●´mn`)

どんなシウちゃんも好きだけど(*´-`)笑

るぅも元気そうでしたね!るぅを見ると
はぁ、、と、ちょっと寂しくなっちゃいますが
元気に頑張ってほしいですね(●^ー^●)

動画でしか見てませんが
猫、、可愛かったですねぇ、、、
でもハムスターなシウちゃんも絶対!!可愛いです( 〃▽〃)

更新楽しみに待ってます(●´∀`●)/

Re: No title

> マキロンさんへ

コメントありがとうございます
私は元々ハンチョル(SJのハンギョンとヒチョル)ペンでした
ルーミンも好きだったのですが
残念な事にハンチョルと同じ道を進んでしまいました
妄想の中では2人はいつも一緒なので
これからもいろんなパターンのルーミンを書きたいと思います
更新が遅いですけど、また遊びに来てください

Re: こんばんは(*´∀`*)

> aさんへ

今回はファンタジーに行きそびれた中途半端な話になってます・・・
すみません・・・笑って読んでください
私はシウミンくんの相手はルハンしかダメだって気づきまして←
これからもるーみんしか書けないと実感しました
それにしてもロンドンから戻った彼・・・
ウサギさんを連れて帰るとは・・・
あれが鹿のぬいぐるみだったら世界中のるみらーが狂喜乱舞したのに・・(笑)
のろのろ更新ですがこれからも遊びに来てください
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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