鹿とむしゅたー 5

[鹿と むしゅたー] 5


~ルハンの下宿~

「とりあえず俺のものでいいから服を着ないとだな・・・」

裸のまま毛布に包まっていた少年は、出された下着と服を

ルハンに手伝ってもらって身につける


「お前口がきけるようになったんだな・・もしかして名前あるのか?」


「僕・・シウスターと言います」


「ちゃんと名前あったんだな・・・

ハムスターだから『むしゅたー』なんて

勝手に名前つけちゃったけど・・・

俺・・小さい時ハムスターって発音できなくて

はむしゅたーって呼んでたんだ・・その名残」

ルハンが恥ずかしそうに笑った


その姿を眩しそうにシウスターは見つめて

「むしゅたーでもいいです」と答えた


「いや・・シウスターだから・・しうちゃん・・しうちゃんって呼ぶよ」



(はむしゅたーが罠にかかってる・・・大丈夫? たしゅけてあげるからね)


恐怖で震えていた時に突然聞こえてきた優しい声

そして優しい笑顔をむけてきた人間の少年・・・

昔の思い出がシウスターの頭に瞬間的によみがえった

きゅん・・・シウスターの胸が疼く・・・


「それにしてもハムスターが人間になるとは・・・

俺も初めての経験だよ!! こんなこと誰も信用しないし・・・

さて・・これからどうしよう」


どうしようと言いながらも

ルハンはちっとも困った様子も見せずに楽しそうだ


「まずは・・・しうちゃんの服買いに行こうね」 とシウスターにほほ笑んだ


ペコリ


シウスターはルハンに向かってお辞儀をする

人間の姿になっても可愛いのは変わらないな・・

ルハンはそう思うと嬉しそうに目じりを下げる


そういえば・・・・

忘れていた記憶がルハンによみがえってくる


小さいときネズミを助けた記憶があった・・・

でも今考えるとあれはネズミじゃなかった・・・

自分でもはむしゅたーって言っていた・・・

あのハムスターは足に怪我をしていてバンドエイドを貼ってあげた・・


そうだ

その時もペコリとおじぎをしてから逃げて行った・・・

すっかり忘れてたけど・・・ちゃんと家に戻れたのかな?



「俺ってハムスターに縁があるんだな・・・

さあ朝ごはん食べて買い物に行くぞ!!!!」

ルハンがそういうと朝食を作るためにキッチンに向かった


その後ろ姿をシウスターはじっと見つめていた
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非公開コメント

こんばんは(*´∀`*)

お返事&更新ありがとうございます<(_ _*)>

カムバ!楽しみですねぇ、、、ウキウキしちゃいます(*´-`)笑

シウスター可愛いですね♪
続きが楽しみです(≧▼≦)

Re: こんばんは(*´∀`*)

> aさんへ

いつもコメントありがとうございます
ファンタジーって難しいですね(笑)
全く違うものになりつつあります

EXOメンみんな髪の毛イメチェンしてて
本当にカムバ楽しみです
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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