鹿とむしゅたー 番外編 その後の話 前編

[鹿と むしゅたー]番外編 その後の話 前編



常夏のこの国の朝は早い

ベットの中でルハンはぼんやりと目をさました



愛する人のためにすべてを捨てて

この国に来てどのくらい経つのだろうか・・・・

あれから毎日が忙しく

気づけば自分は12人の子持ちになっていた


ハムスター族は多産だから一度に3人ずつ出産し

鹿族は精力絶倫のためか的中率も高く

ルハンの大切なシウスターはすでに4度出産していた

今も自分の隣ですやすやと眠っているシウスターに

愛おしさで胸が熱くなる・・・・


「しうちゃん・・・愛しているよ」

もう何千回何万回言ったか覚えていない愛の言葉を今も囁きながら

ルハンはシウスターの頬に優しく口づけをした


んっ・・・


まだ夢の中のシウスターは嬉しそうにほほ笑む



あ゛―っ!!!!!可愛いっ!!!!我慢できねぇ~!!!!!!しうちゃん抱きてぇ~!!!!

.
今ルハンの心の中では理性と本能とが戦っていた


4度目の懐妊の時に

さすがにルハンといえどもシウスターの体の事を気遣った

隣に寝ていてもハグやキスで我慢をしていたのだ

この国では避妊という観念はない

人間界にいた時には、そっち方面はあまり執着はなく淡泊な方だった

でも愛する人とのセックスを知ってしまってから歯止めが利かない・・・


毎日何回でもシウスターを抱きたいという気持ちに襲われる

レイに言わせると、それが「雄鹿の本能」らしい

やはり俺は鹿族だったんだな・・・と実感するルハン


レイと言えば自分達をこの国に連れてきて

何故か・・そのまま居ついてしまっている・・・・


レイは「ユニコーン」で童話界の住人だった

ルハンのように人間として生まれたけど

先祖がえりで昔の能力を兼ね備えたものが出現した時に

人間界で監視するのが仕事だった

それにレイだけではなく

クリスとタオも同じ任務に就いていたのだ


その説明を受けた時にルハンは驚き、変な納得の仕方をした

「だからお前ら大学の授業に一度も出たこと無かったんだな・・・」



ドンドンドン!!!!!


ルハンが物思いにふけっていると寝室のドアが慌ただしく叩かれる


「ぱぱ~!!!!」「おとーしゃん!!!!」「朝だよ~」


ルハンの可愛い子どもたちが遊んでほしいとやってきたのだ

シウスターを起こさないように

素早く身支度をすますとルハンは寝室の扉をあける


「ぱぱ~!!!!おしょいっ!!!!!」

愛する子供たちが一斉にルハンに飛びかかった

子供たちにもみくちゃにされながら

ルハンは幸福に満たされていてその顔は崩れまくっていた



朝食前のひと遊びタイムが終了し

子供たちを連れて食堂に来ると

レイが珍しく一緒の食卓についていた


「ルハンおはよ~」


「レイ? 今日は早いねどうしたの?」


客人扱いのレイは自分の好きなように過ごしていて

ルハンやシウスターと一緒に朝食をとるのは珍しかったのだ


「あれ~忘れちゃった? 今日クリスとタオが遊びに来る日だよ~」


あ・・・


そうだった・・・クリス忘れてないだろうな・・・今日持ってきてもらわないと


俺も我慢の限界にきているし・・・

ルハンはニヤつく顔を懸命に堪えて朝食の席についた
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こんばんは(*´∀`*)

お返事&更新ありがとうございます<(_ _*)>

12人!!?
さすが鹿( ̄0 ̄;)笑

ハムスターと鹿のbabyって、、、どんな子なんでしょ(●´mn`)?

どっちにしろシウちゃんとるぅの子なら絶対可愛い(*´-`)

クリスに頼んでるのはやっぱりあれ?笑


更新楽しみに待ってます(●´∀`●)/

Re: こんばんは(*´∀`*)

> aさんへ

返信おくれました
コメントありがとうございます

私の中ではここでの2人は12月の奇跡の時の
ビジュアルで妄想してます

ハムスター国での様子は
人間の姿に動物の耳やしっぽがついた位です
なので人間様とやる事は同じになります←

子供たちは適当に(笑)ハムスターの耳か鹿の角が生えている
そんな感じに妄想してます
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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