偶然による必然的な出会い 7

[偶然による必然的な出会い] 7



クリスは自分達を助けてくれた「お人よしの地球人」に

嘘はつきたくないと思い簡略に自分達の事を説明した


「地球連合政府」については、クリス達の惑星ヤチェでも情報は入手していない

つまり侵略リストには入っていなかった


自分達が戦闘員で自分達の星が植民地支配をし続けるために

他の星を侵略している事実は隠しておいたのだ



シウミン達の持っている宇宙マップには自分達の惑星は乗っていない

ヤチェの評判も彼らには知られてない事にクリス達はホッとした


「とりあえずケガが治るまでは滞在していいから・・・

大破した宇宙船をどうするか・・・・君達のこれからの事は

落ち着いたら話しあおう・・・

俺たちはできる限りの手助けはしたいと思っている」


「シウミニヒョン・・・連合政府には連絡はどうしますか?」

ギョンスがシウミンに問うとシウミンはしばらく考えてから


「長期滞在になると分かってから連絡いれる・・・

今は『一時預かり』状態だな・・・

手続きがめんどくさいから連絡はまだいいや」と答えた


「それより・・・さっきから気になってるんだけど・・・

俺のこの横の人なんとかなんないかな・・・」


シウミンの体から離されはしたけれど

シウミンの隣に座ってずっとその顔を見つめているルハンの存在に

呆れたようにシウミンはクリス達に助けを求めた


クリスとレイとタオはそんなルハンの様子を見て

悲しげにほほ笑みながら首を横に振る


「ルハンは頭を打ったみたい・・・僕達の知ってるルハンじゃない」

「シウミンさんは・・・るうちゃんの初恋の女神様に似てるんだよ」

「俺たちの知ってるルハンは、そんな顔で笑うことはしない」

3人の話しを聞いてシウミンは

「やはり頭を打ったんだろう・・可哀そうに・・」と言って

「仕方ないからしばらく面倒を見てやるよ」とニコニコするルハンに囁いた


「申し訳ないが客間が1部屋しかないので、そこをクリスさんが使ってください

セフナの部屋にタオくんを、チェンの部屋にレイさんを、

そして俺の部屋にルハンを泊める事にするから・・・

セフナにチェン・・・ちゃんとお世話してやれよ」


セフンはシウミンの顔を見つめながら大きくうなづいた

チェンは普通にしてても困ったように下がった眉を持っているが、

さらに困った様子を8割増ししながらも小さくうなづいた


「カイとチャニョルはいつも客間に泊ってもらってるが

今日はカイはギョンスの部屋で、チャニョルはベッキョンの部屋で過ごしてくれ」


「あ・・俺の部屋ってあるんだ・・まだ部屋に行ってないから知らなかった」


「さっき慌てて空き部屋を掃除したから・・荷物まだ運んでなかったね」

ギョンスが苦笑しながら言うとカイとチャニョルに手伝ってもらって

ベッキョンの部屋へ荷物を運びこんでいく



1時間後に集合と伝えてシウミンは自分の部屋へルハンを連れて行った


ルハンはニコニコしながらシウミンの上着の裾を掴んでついてくる

シウミンはその様子の眼の端で確認すると

ほんの一瞬考え込むような表情をしたが

ルハンに悟られないようにすぐに笑顔を作って自室の部屋のドアをあけた
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こんばんは(*´∇`)

あんなに可愛くチャンミナに飛び付いてたんだから
きっとこっぴどく叱られたに違いないですね 笑


るぅは頭打ったからちょっとおかしいんですか?笑

それぞれ
かぷで部屋割りですね(*´-`)
シウちゃん、、
わかってるな?笑

これから何が起こるか楽しみですヾ(=^▽^=)ノ

Re: こんばんは(*´∇`)

> aさんへ

本当に可愛い顔で飛びついてましたね・・・
あれがルハンだったら・・・ため息です

るうは・・・まあいろいろありますので(笑)

2人以外も話の展開があるのでなかなか進展しませんね(汗)
気長に待っててくださいね
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Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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