偶然による必然的な出会い 16

[偶然による必然的な出会い] 16



「敵は6人!!!フォバーバイク3台で追いかけてくる」

タオの報告にルハンが渋い顔をして答えた

「重量オーバーだな・・奴らタイヤ痕を追ってくるな・・・

もう夜だからだいぶ見づらくなってるはずだ・・・宿舎の電気を落とせ」


ギョンスがうなずくと玄関先に走って行って灯りを消した

急に辺りが真っ暗になる

シウミンがそばにあった柵を足で壊してライターで火をつけた

たき火のようにそこだけ小さな灯りがともる・・・





「バイクの灯りが暗くて轍が見ずらいな・・・」


「多分まっすぐいった所に奴らのアジトがあるんじゃねぇ?」


侵入者たちのバイクのヘッドライトだけが道を照らしている


「おっ・・あそこに小さな灯りがあるぞ・・」


赤い頭が嬉しそうに叫ぶとリーダー格の男が舌打ちをした


「バカっ!!!あれはどうみても罠だぞ・・・」


「罠ってわかってても行くじゃん~」


「ひゃひゃひゃっ俺たちに敵なし~」


侵入者たちは今まで自分達の好き勝手にやってきた

侵略もやり放題だった・・・・

だから今度も好き放題できる・・・

ここでもそうだとこの時点までは思っていた・・・・


「おーい!!!!隠れてないで出ておいで~」


「ひゃひゃひゃっ」


「可愛がってあげるから~どこにいるのかなぁ?」


バイクから降りた侵入者たちは、まるで挑発するかのように

無防備な体裁でたき火の近くに寄ってきた








「バカが六匹・・・自分達に自信あるみたいだな」

暗闇の中ルハンが小さく吐き捨てるように言うと


「俺があの青毛をやる・・俺たちは最低2人ノルマだな」

クリスがそう言って真っ暗な中静かに移動していく



「セフナ・・・セフナは僕が守るから・・安全な所にいてね」

「タ・・タ・・」

「うんタオは大丈夫だよ・・・小さいときから戦闘訓練は受けてきたから」

タオはそう言うとセフンを安心させるために

優しく体を抱きしめ、闇の中に紛れて行く




「シウミニヒョン・・奴ら来ましたよ・・・」

ギョンスが小さくささやくと


「ルハン達が任せろと言ってるから・・

俺たちは邪魔にならないようにしてよう」とシウミンが答えた


その後ろではカイ、チャニョル、ベッキョンの三人が

抱き合うようにくっ付いている

チェンはセフンの手を握っていた


「その方がありがたいな・・僕たち暗闇でも目が見えるから

あの人たちに見つからないように隠れててね」

レイがえくぼの目立つ笑顔を残して闇に消えていく


シウミンはいつでも対応できるように

拳銃の安全装置を外して意識を侵入者たちにむけた








「こうも暗いと歩きにくいな・・・灯りはないのか?」


「あっちに建物あるみたいだな・・建物に火でもつけるか~?」


「うひゃひゃひゃ~それいいねぇ~楽しいねぇ~」


ボスッ!!!!!

嫌な音が急に響いて侵入者たちが歩みを止めた


うっ!!!!


「どうしたっ??? お前らみんないるのか?」

赤い髪の男が急に不安になって後ろを振り向くと

天使のような美しい男が笑顔で立っている


「うわっ!!!!お前だれだっ!!!!」


「お前に俺の名前を教えるほどじゃないね」

ニッコリとほほ笑んでルハンは男の頸動脈をナイフで切り裂いた


バシュ!!!!

赤い髪の男は血しぶきをあげながら無言で倒れていく



「うわっ!!!みんな大丈夫か?」

侵入者の1人が

暗闇の中で仲間が倒されていく様子に恐怖を覚え

事もあろうか自分達のバイクにライターで火をつけた


バイクがものすごい勢いで燃えていく

それに伴い周囲が炎で明るく照らされる


「うわっ!!!!なんだっ」


緑の頭の男が驚愕の叫びをあげた

彼の眼に映ったのは・・・・

返り血を浴びてほほ笑むルハン

血まみれの鉄パイプを担いだクリス

首をあらぬ方向に曲がった死体を踏んづけているタオの姿だった

ルハンとクリスの足元には、ぼろ雑巾のような仲間の姿があった



「ひっ!!!!お前ら・・・悪魔だ!!!!」


恐怖の慄き緑頭の男が逃げ出そうとすると

パンっ!!!!!  何かが体に巻き付いた


「逃げられると思ってる? フフフフ・・・」

レイが楽しそうに言う

「うわあああああ」

その男の体にはレイの操るムチが巻き付いていた





「うわっ・・・・」ベッキョンが思わず声をあげる

バイクの燃え盛る炎のせいで

ひっそりと隠れていたシウミンたちにもその様子が良く見えた


クリスにルハン、タオ・・・あの暗闇の中で瞬時に相手を倒している

そしてレイのムチさばきは華麗という表現がぴったりだ

シウミンは彼らの戦闘能力の凄さを目の当たりにして思わず息をのんだ
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あら♪

レイさんがムチを?
・・・ムチ・・鞭ww  ふふふ♪

やっば~い!
ちょっと血が騒ぎましたん

次回は拷問でしょうか?
まぜて欲しい・・・と、思ったのは内緒です^^

GW中の更新、ありがとです

こんばんは(≧▼≦)

みんな強いっ(*゜Q゜*)!!!

相手が自信満々だったから
心配でしたが
余裕でしたね(@゜▽゜@)!!

タオちゃんも強かったんだね(*´-`)笑


更新楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ

Re: あら♪

> あんさんへ

レイの武器が・・・鞭です

体張ってのアクションはあのフワフワ感から想像できず

鞭にしてみました・・どうでしょうか・・・

他の三人は基本自分の体が武器です←

Re: こんばんは(≧▼≦)

> aさんへ

タオちゃんは強いです
でも心が優しいから殺生が嫌いで・・・
今はセフンを守るために戦ってますwwww
なのでちゃんと戦えてます

この四人は戦闘員としてダメだったのは
心の持ち方が母星のやり方と合わなかったからなんです

はじめまして!

こんなステキなサイト様があったとは…(;∀;)
ずいぶん長いこと知らずに過ごしてたなんていまさら自分にびっくりしています…
るーはんさんの生誕一緒に祝いたかったです←

Eternalから見つけてきたのですが、偶然~おもしろいです!

隊長の不器用具合が想像つきますねw
るーはんさんもやはりここでもシウちゃんガン見なんですねwですよねww
とニヤニヤしながら読んでしまいました(笑)

Re: はじめまして!

> minさんへ

初めまして!コメントありがとうございます
細々と妄想話を書いている宗文です
元々はSJのハンチョル話を書いてたのですが
鹿さんのシウへの異常な愛情にハマり
ひっそりとここで書き散らしています
創作妄想が主なので現実に何があってもここでは12人です

なかなか更新できませんが
気長に待っててくださいね
基本シウペンなので、イケシウがメインになります
コメントいつでもお待ちしています
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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