偶然による必然的な出会い 22

[偶然による必然的な出会い] 22



「セーフーン!!!!!!もう一回話してみて~」

チェンが興奮して隣にいたレイに抱きついて叫ぶ


セフンは、自分が普通に会話をしたことに気づかずにキョトンとしていた


「セフナは今ね・・普通に話をしたんだよ」

ギョンスが涙目でセフンの手を握って優しく話しかけた


セフンはやっと自分が話せたことに気づき目を数回パチパチとさせた


「セフナ・・・セフナの声・・タオに聞かせて?」

タオが笑顔でセフンに頼む


「ぼ・・僕・・話せてる? 声が・・・出てる?」


「うん・・うん・・・セフナの声・・綺麗だね・・タオ好きだよ」

「うわ~い!!!!セフンが話せるようになった~!!!!」

チェンはレイに抱きついたまま声を出して泣いている

処置室が喜びにあふれている所にベッキョンが戻ってきた


「何があったんだ? みんな大騒ぎで・・・」

「セフンが!!!!セフンが話せるようになったんです!!!」

チェンの返事にベッキョンが驚いてセフンの方を向いた


「声・・出るように・・・なりました」


セフンの嬉しそうな顔にベッキョンも思わず笑顔になったが

急に顔をしかめてギョンスに向かって叫んだ

「ギョンス!!!!何してるんだ!!!!

タオの傷・・・まだ縫い途中だぞ!!!!」




ベッキョンも手伝って

タオ、レイ、クリスの腕から生命認証チップが無事に取り外された

カイとチャニョルに包帯を巻いてもらいながら

クリスがボソッと呟く・・・


「俺たち・・・やはり出て行った方がいいのかもな・・・

あまりにも居心地が良くて・・世話になりすぎたな・・」


「出ていくにしたって・・・宇宙船がないとだめじゃないですか?」

チェンの言葉にクリスは黙ってしまう


「タオは・・・タオはやだ・・・セフナのそばがいい・・・

もう戦いの生活したくない・・毎日やぎさんのお世話でいい」

泣きそうなタオの手をセフンがギュッと握る


「でもさ・・・ここは連合政府の統治下なんでしょ?

何かあったら報告しないと・・・

ここの責任者のシウミンが大変な事になるんでしょ?」

レイが冷静な声で淡々と話す


「僕は・・・・みなさんがいてくれて良かったと思ってます

侵略者からここを守ってくれたじゃないですか?」

チェンが一生懸命に話をする


「あれ? ルハンさんは?」

チャニョルがキョロキョロしながら言うと

クリスが苦笑しながら答える

「多分・・・シウミンの所に行ったんだと思う・・・

あいつも・・潮時だと思ってるから・・

ここを離れると言いに行ったんじゃないか・・」


「ダメです・・シウミニヒョンを一人にしないでください・・・

ルハンさんが来てからシウミニヒョン変わりました・・・

心に傷を負っていたのに僕たちのために頑張って

1人で気負っている所があったんです・・

でもルハンさんのおかげで

ヒョンの笑顔が見られるようになりました

あんな楽しそうなヒョン・・地球にいる時も見たことなかった・・」


ギョンスが言葉に詰まりながらも話を続ける

「でも・・・僕たちがここで言っても決めるのはあの2人なんですよね・・」




「あーっ馬鹿みてぇ!!!!!!

こんなへき地の忘れ去られた星の事なんて

連合政府なんて覚えてねぇよ!!!!

俺なんて島流し状態でここに送られてきたんだぜ」


ベッキョンが突然大声で叫んだ


「お前らみんな真面目すぎるんだよっ!!!!!

毎日定期報告してるかもしれねーけどスホ止まりだろう?

スホからの報告なんて、あっちでは誰も見てねーし!!!!」


ぷっ・・・くくくっ・・

カイが突然笑い出した


「確かにみんな真面目すぎてます・・ソリップの存在なんて

地球ではほとんどの人が知らないんじゃないですか?」

「ほとんど自給自足状態だし・・

経費だって野菜の売り上げから賄ってるし

俺たちのヒボム便の経費だって政府から貰ってないし・・・

もう独立国と変わらないんじゃないですか?」

チャニョルがカイの言葉にうなずきながら補足した


「独立国?」

チェンが何かを思い出そうと眉間に皺をよせる


「あっ思い出した!!!!! 僕たちがここに来ることに決まったときに

ユノ指令とチャンミン補佐官から言われたことがあったんだ」


「何? それ?」

皆が一斉にチェンを見つめた
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お話は

佳境を迎えております
るぅたちは・・・しうちゃんたちは、どうなるんでしょう

で、チェン!
すっごく大事なこと忘れてた?(汗)

おてふんとにょるが日本にいるってツイであがってましたね
追っかけまわしてる輩がいることも・・

人気者だから仕方ないのかもだけど、不憫だなってすごい思います

こんばんは(*´∀`*)

2つもお話♪ありがとうございます<(_ _*)>

ベク、、素敵(*´-`)笑

チェンチェン、、もしかして大事なこと忘れてたの(^-^;)?

更新楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ

Re: お話は

> あんさんへ

いつもコメントありがとうございます

そうです佳境に入ってもう私の中では終わったのに←
文章にする時間がなくて・・・すみません

次の話とこの前書きかけていた「出会う」の続きが
妄想状態になってるのですが・・・

体調なおしてがんばります

Re: こんばんは(*´∀`*)

> aさんへ

いつもコメントありがとうございます

チェン・・・うっかり屋さんです・・ここでは・・
不思議っ子レイさんに押されっぱなしです

あと少しで終わります・・もう少しお待ちくださいね
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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