馴れ初め 中編

[馴れ初め] 中編 プラネットより愛をこめて番外編


「ちゃんとお礼をしなくては・・・

と思っていたのですが中々忙しくて申し訳ありませんでした」

会食の席でシウミン少佐がルーハンに向けて笑顔で話し始めた

高級ホテルの中のレストランでランチコースを食している男性6人

スーツ姿の3人とおしゃれなブランドものを着ている華やかな3人とで

クライアントと芸能人との懇親会のように周囲には見える



なんか・・・今日はこの間と雰囲気が違う・・・何かカッコいい・・・

ルーハンは髪を整髪剤でツンツンと立たせた髪型の少佐をうっとりと見つめる


「ルゥちゃん!!!!ぼんやりしてないの!!!!」

タオに肘で突かれて我に返ってあわてて笑顔を繕った


タオのおぜん立てで

シウミンと食事をする事になったルーハンは

今まで味わったことのないドキドキ感で胸が破裂しそうだった

シウミンを好きだと自覚してから片思いの中学生のように

感情をうまくコントロールできないでいる自分に驚いていた

(あれだけ男女問わずに好き勝手やっていたルーハンとは別人だな・・)

隣にいたレイが必死で笑いを押し殺している

(レイはルーハンに頼まれて付き添ってきたのだ)

シウミン側もタオ達が3人で来ると知って

チェンとセフンの2人を会食に連れてきていた

みんな同年代だということで話も弾み和気藹々と時間が過ぎていく

ただ1人を除いては・・・・

ルーハンは必死に自分の気持ちと格闘しながら

シウミンと話を合わせていく・・・が、どうしても異常な緊張感がぬぐえない

気が付くと手元のワインをガブ飲みしていて酔いが回ってしまっていた


何かルーハンって・・・面白いな・・いつも緊張しぃなのかな・・・・

ルーハンの様子を見ていたシウミンはクスっと小さく笑った


自分を助け出してくれた人と同一人物だとは思えない程

緊張しまくっているルーハンが可愛らしく思えた


助け出された時意識がもうろうとしていたけど・・・

意識が戻ったときに最初に目に映ったのはルーハンの顔だった

天使の様に綺麗な顔にとうとう天国に召されたんだと思ったな・・・

シウミンはその時の事を思い出してほほ笑む


それにしてもかなり酔いが回ってるみたいだけど・・・大丈夫かな・・・

周囲を見回すと自分の部下のチェンとセフンは

ルーハンの仲間のレイとタオと話が弾んでいるようだ


仕方ないな・・・・

シウミンはボーイに合図をし周囲が気づかないうちに

何事かを頼んで、支払も終わらせた


バタン・・・・


頑張って起きて話を合わせていたルーハンはとうとう酔いつぶれてしまった

あーあ シウミンはその様子をみて楽しそうにほほ笑んだ

「ルゥちゃん!!!!!」 

気が付いたタオが驚いて体をゆするがルーハンは完全にダウンしている

「あれ? いつもはこんなもんでは酔わないのに・・・」

レイも不思議そうにルーハンの頬をペチペチと叩く



「この様子だとしばらくダメだろうから・・・部屋をとったので

彼の酔いが醒めるまで面倒みるよ・・・」

シウミンはそういうと軽々とルーハンを背中に背負う

「ここの支払いも終わったから、これで今日は解散!!!!

ルーハンは責任もって介抱するので・・・では」


周囲が呆気にとられる中

シウミンはルーハンを背負ったまま爽やかにその場を去って行った



「ルゥちゃん・・・・大丈夫かな・・・・」

「意外と結果オーライになるかもよ~」

レイが意味深な笑顔で答える

「少佐もずっとルーハンさんの事を熱く見つめてましたし」

セフンの一言で4人は顔を合わせて頷いた

「じゃあこの後カラオケでも行きますか?」

「賛成~!!!!」


いつの間にかすっかり仲良くなった4人は

夕方の人が賑わう街中に繰り出していった
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

lelehunaさんへ

コメントありがとうございます
同時展開で FC小説の方でEternal というルーミン話も書いているので
更新がなかなか進まなくてすみません
漢なシウミン少佐なんですけど・・・ルーミンなんですよ・・・
どんな展開になるか・・・って現在の様子は最初に書いてしまいましたね(笑)
初恋は2人の馴れ初めだと思って読んでください
プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR