偶然による必然的な出会い 24

[偶然による必然的な出会い] 24


チェンの話によると

ユノ指令とチャンミン補佐官の好意で

「宇宙開拓チーム」として惑星ソリップに赴任が決まったとき

チェンがひっそりと呼び出されて2人から封筒を渡された


「もし・・私たちに何かあったり、

シウミンが地球連合政府に無理を言われた時

ここにあるこの書類を思い出して開封してみてほしい」


「なんで僕に・・チーム長はシウミニヒョンです・・・

彼に言えばいいのに」


「シウミンは真面目過ぎるところがある。だから心配なんだ・・

それにこれは保険みたいなものだから・・・」


「何かあったときに開封すればいいんですね」


「そう・・・チェンよろしくな・・シウミンを支えてくれ」




その話を聞いたみんなは、今こそその書類を開けるべきだと感じた


「チェン~その書類ってどこにあるの?」


「チーム長の部屋にある金庫の中です」



みんなでゾロゾロと指令室に移動すると

外から戻ってきたルハンとシウミンに出会う

「お前らどうした?」

シウミンが驚いて尋ねると

「シウミニヒョンも一緒に来てください」とギョンス

不思議そうな顔をして2人はみんなの後に付いていった







「うそ・・・」


「え? まじ?」


「・・・・・・・」


想定外の書類にみんなは驚きを隠せないでいた


チェンが渡されていた書類は

惑星ソリップの「独立証明書」だったのだ

地球連合政府の統治下に置かれていると思っていたソリップが

実は独立惑星で、自治政権がシウミンに託されているという内容だった



書類と一緒にあったユノ指令の手紙によると

最初から独立国だと知っているとシウミンの精神的負担が増えるから

黙ったまま赴任させたとのこと


もし自分達が失脚して連合政府から無理難題を押し付けられた時のために

正式な独立証明書を発行した・・・と書かれていた


「ユノ指令・・・チャンミン補佐官・・俺たちのために・・・」

シウミンが感激して思わず涙ぐむ

ルハンがシウミンの肩をそっと抱きしめて

「しうちゃん・・・」と優しく囁いた




「独立!!!!自治政権!!!!ってことは?

クリス達の事報告しなくていいじゃん」

ベッキョンが叫ぶと周囲のみんながハッとして顔を見合わせた


「タオたち・・ずっとここにいてもいいの?」


「タオ・・僕とずっとヤギの世話するんだよ」


「セフナ・・・タオ嬉しい!!!!」

タオがセフンに抱きついて泣き出した


その様子を見ていたシウミンは思わずほほえんだ

そして真面目な顔をするとクリス達の方を向いて口を開く

「ソリップの責任者としてクリス達に話があります」


「ああ・・何だ?」


「この星の警備担当として留まってほしい」


「警備担当?」


「今回の侵入者からソリップを守ってくれたように

これからも一緒にこの星に留まってほしいんだ

セキュリティの強化はこれからの課題だ。改良していく・・

それ以外にもクリス達の力が必要なんだ・・・お願いします」

そう言うと頭を下げるシウミン・・


クリスは戦うことしかできない自分達が

必要とされている事が嬉しかった


「俺たちで良ければ・・・お願いしたい」とクリスも頭をさげる


「しうちゃん・・・俺たちずっと一緒だからね」

ルハンはそう言うとシウミンを思いっきり抱きしめる


「実は独立国だったソリップの

独立記念として今日はお祝いしましょう」

ギョンスが嬉しそうに言うと周囲から歓声があがる

それから数時間後 宴会はいつまでもいつまでも賑やかに続いていた
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るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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