偶然による必然的な出会い Last

[偶然による必然的な出会い]  Last


「おはよう~スホ!!! 定期連絡だ」

通信室からシウミンがスホへ定期報告をする



実はソリップは地球連合政府の統治下ではなく

独立した惑星として認められていた

シウミンたちにとって驚愕の事実だったが

カイやベッキョンが言ったように

辺境の惑星の変化など地球の誰も気に留めていない

新しくアクションを起こすこともなく

今までと同じく連合政府の一員であるスホへ報告をしていた

クリス達の事は聞かれたら言えばいい・・・その程度で済んでいる




「シウミン・・あのさ・・シャワーが壊れて・・」

シウミンがスホと通信中の部屋に

シャワー途中のクリスが入ってきた


「あっ・・悪りぃ・・・連絡中か・・終わったら話す」

そう言ってシウミンに謝った後

大画面に映っているスホへ向かって

「申し訳ない・・すぐに出てくから」

と爽やかな笑顔を向けて部屋から出て行った


え?

えええ?

グサッ!!!!!

この瞬間スホのハートに天使の矢が命中した


スホは突然大画面に現れたイケメンに度肝を抜かれ

シウミンに向かって大声で尋ねる

「い・・い・・いま・・の誰???????」



シウミンは画面に映っているスホの慌てふためく姿を見て

思わず吹き出した


「何笑ってんだよ!!!!誰なんだ? 」


「ん? うちの『食客』」


「しょ・・・しょっかく???お前また古い言葉持ち出して

学生時代からの悪い癖だぞ!!!!それってなんだよ」


クスクスクス


「俺・・お前と長年友達してるけど・・

お前の動揺した姿初めて見る・・・・面白い」


画面に映っているスホが真っ赤になって睨んでいるので

シウミンはコホンと咳払いをしてから話だした


「最近何かと物騒だからな・・セキュリティも完璧じゃないから

武道の達人の惑星出身者に警護を依頼したんだ

食客って用心棒っていう意味だよ・・さっきのはクリス

他にも3人ほど滞在してもらってる」


「クリス・・・って言うんだ」

スホは小さく呟くと突然シウミンに

「後で個人的に連絡する!!!!今度の休暇にお前に会いに行くよ」

と言って通信を切った



スホが恋に落ちた瞬間を目の当たりにして

シウミンは笑いが止まらない


通信室の扉をあけて廊下に出ると

ギョンスとカイが食材をキッチンに向かって運んでいた

「シウミニヒョン? お出かけですか? 夕飯はご馳走作りますから

早めに戻ってきてくださいね~」


「おう・・楽しみにしてるから・・カイも手伝いありがとうな」


その横をベッキョンとチャニョルが工具を持って走っている

「クリスが今度はシャワー壊した~!!!!! とりあえず俺たちで修理してみるか?」

「もうっ!!!クリス~どこをどういじったんだよ~!!!!」

「クリス自分で直そうとして、余計破壊したんじゃねぇ?」

2人の会話を聞いてシウミンは苦笑しながら

「あんまりクリスを虐めるなよ・・悪気はないんだから」

シウミンの言葉に、2人はいたずらっ子のようにニカっと笑って走って行った



外の玄関前では

チェンとレイが飛行船のようなものを前にして

あーだこーだと話をしている

2人はすごく楽しそうだ



「あっシウミニヒョン!!!!

もうすぐ飛行船の試乗できるようになりますから

待っててください」


「ああ・・その時はみんなでピクニックにでも行くか?

ギョンスのお弁当を持って」


「うわ~僕たのしみ~この星に来て、

ごはんって美味しいものなんだって

初めて知ったんだよ~」

レイがえくぼの顔を見せて楽しそうにほほ笑む

シウミンも笑顔で返してその先を歩いていく



シウミンの横をバイクに二人乗りのセフンとタオが通り過ぎた


「ヒョン~今からやぎさんの所に行ってくるね~

鶏さんの所で卵も取ってくる~!!!!行ってきまーす」

タオの元気な声に運転手のセフンも嬉しそうだ


「おうっ!!!!行ってらっしゃい!!!!夕食はご馳走だそうだぞ」


「きゃ~!!!!セフナ~美味しいものだって~早く仕事終わらせようね~」


「タオ!!!飛ばすから捕まってろよ」



天気が良く穏やかだな・・・


シウミンは青空を眺めながら

キャベツ畑に向かって行く途中で大きな伸びをした


「しうちゃ~ん!!!!」

シウミンを見つけたルハンが遠くから走ってくる

「ルハン!!!」シウミンは大きく手を振る


数か月前までには想像もつかなかった生活が毎日続いている

息を切らせて走ってきたルハンを両手で受け止めると

思わず笑顔になっている自分に気づいて少し恥ずかしくなった


「えへへへ・・・しうちゃんに抱っこしてもらっちゃった」

イケメンの顔を思いっきり崩して笑うルハンにシウミンもつられて笑う

2人で畑の横のベンチに腰を下ろした


「今日はギョンスがご馳走作ってくれるって・・・

作業早く終わらせような」

「うん・・・」

ルハンが椅子から立ち上がると畑に向かった

その後ろ姿にシウミンは声をかける


「俺たちの出会いって・・・偶然だったけど・・

俺・・・初めて神様に感謝したいと思ってるんだ・・・

ルハンと出会わせてくれてありがとう・・って・・」

突然のシウミンの言葉にルハンは驚いて振り向いた

その瞳は大きく見開かれている

そしてくしゃっと笑うと

「俺たちの宇宙船が故障してこの星に流れ着いた・・・

確かに偶然だったかもしれない・・・

でもそれは・・・俺たちが出会う運命だったからなんだよ」


「偶然だけど必然だったわけか・・・」


「うん・・・偶然だけど必然的な出会いだったんだ」

そう言うとルハンはシウミンの元に戻って

シウミンの唇に小さくキスを落とした


「早く仕事しちゃおう!!!!!俺・・しうちゃんと・・

いちゃこらしたい」


「バカっ」

シウミンが殴る真似をするとルハンが楽しそうに逃げていった


ソリップは今日も穏やかに1日が過ぎていく・・・






おしまい




番外編を数点考えてます・・
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非公開コメント

ありがとう御座います!
皆んなで楽しく暮らす姿が見えるようでした!
いつか、ハンチョルのような切なくて萌えるはなしをお願いします!
カイドがいいなぁ

よかった^^

みんなが幸せになってよかった
スホも恋したしww

宗文さんのるぅとしうちゃんを読んでると心が安定します
愛がいっぱいだから・・
だから、宗文さんのお話好き!

ありがとうです^^

こんばんは(*´∀`*)

完結お疲れ様でした<(_ _*)>

トン先輩さすがですね(*´-`)

皆が幸せで良かったです(≧▼≦)

スホも良かったね(●´mn`)


番外編も楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ


素敵なお話ありがとうございました<(_ _*)>

Re: タイトルなし

> しーさんへ

コメントありがとうございます

ハンチョルって今でも妄想爆走できるんですよ
悲恋もコメディも・・・需要ないから書いてませんが←
EXOくんたちは・・1人ずつ減って行って・・・
悲しみがまだ癒えないんで切ない話が辛い・・・
今度・・・9人で・・・ああああああ・・・寂しいです

Re: よかった^^

> あんさんへ

自己満足で書き散らしている話を
そんな風に言っていただけると凄く嬉しいです

妄想話は頭の中にはあるのですが
なかなかPC開く時間なくて・・・

のんびり更新していきますので待っててくださいね

Re: こんばんは(*´∀`*)

> aさんへ

いつもいつもコメントありがとうございます
本当にパワーを貰ってます
自己満足で書いてますが
時々誰も読んでないよね・・・こんな話・・と
更新が滞ったりしちゃいますが
そんな時にコメントいただけると凄く嬉しいです

番外編頑張ります♪
プロフィール

宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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