雪ん子伝説 前編

もうすぐ夏だというのに

季節はずれの話になります・・・だって暑いんですもの・・・

シウミンくんの超能力が氷結なので、こんな話が浮かびました

初雪の話はまた別にあるのですが

今回はフンタオとルーミンで書いてみました

ユ・ヒョルさんの番組で、

ギョンスの力の紹介の時のシウミン君の跳躍力がすごかったですね

いつまで超能力の設定いじられるんでしょうか・・・






[雪ん子伝説] 前編



「むかしむかしの事だった・・・

この世界は4人の神様が統治していて・・・

春の神様、夏の神様、秋の神様、冬の神様がおったそうだ」


「おばあちゃん!!!!それで?」


「今日は冬の神様の話をしようかね」


「わーいセフナのおばあちゃんの昔ばなし大好き」


「タオ・・・レポートにまとめるって言ってたけど・・」


「あっ・・そうだった・・おばあちゃん!!!まだ待ってて!!!

セフナ~ノートとペン取って~」


タオとセフンは大学が一緒で、同じゼミで民俗学を勉強していた

今日から1週間セフンの田舎の祖母の家に、

昔ばなしの書き取り調査に来ていたのだった



夕方、周囲の写真を撮りたいとタオが言い出して

家の周囲だから大丈夫と1人で飛び出していった


そしてセフンの心配通りに戻ってこない


「タオ・・・また迷子になってるのかな」


時計を見ながらセフンはマフラーを手にして家を出る

季節は冬に入って少し経ち、その日は底冷えがひどく

初雪が降りそうな程だった・・・・




ぐすっ・・ぐすっ・・・

タオはさっきから雑木林の中をぐるぐる回っている


「ここ・・さっきも通った・・迷子になったみたい・・」

セフンにまた怒られるかな・・と考えただけでも鼻の奥がツンとする


「ああもう疲れた・・・」

タオがあきらめ顔で、その場にしゃがみ込むと

視界の隅に小さな男の子が写った


あれ? 何してるんだろう・・・


タオが不思議そうに見ていると

5歳くらいの男の子が空に向かって手を上げたりしている

その様子が幼稚園のお遊戯会のような振付に見えて

タオはあまりの可愛らしさにほほ笑んでいた



男の子は色白で丸々したほっぺをしてて

そのぷりぷりのほっぺは寒さで赤くなっている

瞳は大きく猫のようにくりくりしてて

青い韓服を着てて本当に可愛いかった


足を何度も踏みしめて手を上げる

そんな事を繰り返しているうちに

タオの存在に気づいて目があった


ニカっ

男の子はタオに向かって思いっきりの笑顔をみせる


「何してるの? 迷子?」


タオが思わず聞いてくると

その子は笑顔のまま空を指さした

そしてまた奇妙なダンスを踊り始める

タオも楽しくなってきて一緒になってダンスを踊り始めた


すると


空から白いものが落ちてくるのに気付いた


「あ・・・雪だ・・・」


タオの言葉に男の子は嬉しくなって

くるくるとその場をまわり始めた



「タオ~!!!!何やってるんだよ・・・探したんだぞ」

セフンの声がする



「セフナ~雪が降ってきたよ!!!!初雪だよ!!!!」

雪はどんどん降ってきて、積もる勢いだった


セフンは手にしたマフラーをタオの首にかけると

タオはセフンに抱きつく


「セフナと初雪が見れて嬉しい~!!!!」


「この子って何? 近所で見かけないけど・・迷子?」


「さっきから一言も話さないんだよ? 迷子かな?」


ニコニコしていた男の子が

2人の事を見ていて急に寂しそうに顔をゆがめた


みるみるうちにその大きな瞳に涙があふれそうになっている

そして空に向かって一言さけんだ


「ルハナ~!!!!!」


雪がどんどん降り積もってくる・・・周囲は銀世界に染まってきていた

そんな銀世界に男の子の悲しそうな声が響きわたる

とうとう男の子の瞳から涙がぽろぽろと零れ落ちてきた


ぐすっぐすっ・・・

タオがその子を見ながら一緒になって泣き始める

セフンはタオの背中を撫でながら

ポケットからハンカチを取り出して涙を拭いてあげていた


すると


「しうちゃああああああああん」


すごい叫び声が空から聞こえてきた


ビックリした2人がその声のする方を見上げると

空の上から何かがものすごい勢いで落ちてくる


それは地上に降り立つと人の姿をしていた

赤い韓服を着た綺麗な顔をした男性だった


「ハニ・・・ハニ・・」

男の子はその男性の姿を見つけると

泣きじゃくりながら両手を広げる


「しうちゃん・・・ごめんね・・

場所を特定するのに時間かかっちゃって」

そう言うと男性は愛おしそうに男の子を抱き上げ

涙にぬれた頬に口づけをした


しうちゃんと呼ばれた男の子は満足そうに

ぷりぷりのほっぺを男性の頬になすりつける


その途端に綺麗な顔をしていた男性は

デレデレに崩れた笑顔になって男の子を強く抱きしめる



何が起きたのか理解できずに

近くで固まったままのタオとセフンに気づいた男性は


「お前ら・・・しうちゃんを泣かせてないだろうな!!!!!」

低くドスの効いた威圧的な声で威嚇するように聞いてくる


恐怖のあまりに

2人は抱き合ったまま首を横に振るのが精いっぱい


「ルハナ・・・会いたかった・・」

男の子の一言で男性は嬉しそうに顔を崩して


「俺も会いたかった・・早く天上界に戻ろうね」

そう言うと男の子を大事そうに抱えて天空へ飛び立っていった


男の子はタオに向かってニカっと笑うと小さく手を振った

タオも男の子の姿が見えなくなるまでずっと手を振り続けていた・・・・





「その男の子は『雪ん子』だろうねぇ・・・」


「おばあちゃん・・・『雪ん子』って?」


「雪の精霊の事だよ・・・言い伝えによると小さい男の子の姿をしてて

初雪を降らせるのが仕事だそうだ」


「すっごく可愛かったよ・・・タオ友達になれそうだった・・

でも空から飛んできた人がチョー怖くて・・・

睨まれた時にチビりそうになっちゃった」


「雪の精霊は初雪の時に生まれて、春になると消えてしまうそうだ」


「迎えに来た人が大事そうに連れて行ったよ・・・恋人なのかな?」


「精霊も人間界では子供の姿をしてても

天上界では成人なのかもしれないね」


「それにしても・・・あの人超怖かったねー・・

思い出すだけでもトイレに行けなくなっちゃう・・・」


タオの言葉にセフンの祖母が笑った

「今日はセフンが一緒に寝てくれるそうだからな・・

おねしょするんじゃないよ」


祖母の一言にセフンとタオは顔を赤くするのだった・・・・・・
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雪ん子

可愛いですな、しうちゃん
毎年、しうちゃん(5歳くらい)が初雪を降らせに来るなら
寒くても、あたし耐える!

そして、るぅ・・・通常運転過ぎて笑えてしまったww
けど、愛に溢れるるぅが好きですな

Re: 雪ん子

> あんさんへ

コメントありがとうございます

いやぁ~今日のトンコンのサバにはぶっ飛びました
大好きな東のためにサバになれるんですね

この話サバ見た後だったら書けなかった・・・ですwwwwww

後編ありますのでお待ちください♪

雪ん子シウちゃん!!似合いすぎ。
サバみましたよ~
周りの人無反応でした(´・ω・`)
サバが誰の曲か知るかー(`曲´╬)
シウちゃん頑張ってたね!
チャンミンが楽しそうで良かった♥

Re: タイトルなし

> しーさんへ

コメントありがとうございます

サバ・・・ライブビューイング会場の反応って・・・
ビギさん達って・・・無反応だったんですか?
エルプだったら大喜びでしょう?←
ノラジョの曲ですよね~ノラジョ大好き
トンのためなら何でもできるシウミン君・・・凄いです
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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