想う ~前編~

以前に書いた「出会う」の続編を書きました

「想う」です

出会うを読んでない方は先にこちらからどうぞ

出会う


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るーみんの高校時代の話となります


「想う」 ~前編~


~弘大の日本式居酒屋~ 2月の某日


「ミンソク久しぶりだな~元気だった?」

ミンソクが居酒屋の個室に入っていくと

すでに集まっている男性陣から声をかけられた


「チャニョル達も元気だった? みんな就職したの?」


高校時代のフットサル仲間からの誘いで

大学卒業祝いという名目の飲み会に参加したのだった


高校時代に特進クラスに所属していたために

部活動に参加できなかったミンソクを思って

ルハンが中学時代の仲間で作ったフットサルチームに誘ってくれた

「サッカーが好き」という条件で参加できる同好会は

ミンソクにとってかけがえのないものになった

高校もバラバラで大学もバラバラだったが

お互いに予定を調整しあってフットサルを楽しむ事を続けていた

そしてそこで知り合ったメンバーも今では大切な友達になっている


「ミンソクは大学院に行くんだろう?

ロースクールに行って司法試験受けるんだよな」

下請けのテレビ制作会社のクルーに内定したチャニョルが

みんなに説明するように言うと


「俺はメーカーの営業になった~」とベッキョンがビールを片手に報告する


「ルハンは・・・今日はやっぱり無理だったんだね」

親の会社を継ぐ事になっているスホが寂しそうに呟いた


「でもさぁ~

俺らの仲間からプロ選手になった奴がいるなんて鼻高々だなぁ」


ベッキョンがスホの肩をバシッと叩くとビールのおかわりを頼む



大学でサッカーを続けたルハンは大会毎に大活躍をしていた

そしてプロから声がかかり春からプロリーグの選手となったのだった


「ミンソクは最近ルハンと連絡しあってる?」

レイが心配そうにミンソクに聞いてきた


レイはその綺麗な容姿から高校を卒業してからモデルの仕事をしている

大学は入学したが途中で辞めてしまったとの事だった


「うん・・・俺はメールばかりだけどルハンから電話が良く来るよ

昨日も連絡あって・・本当はここに来たかったけど

どうしてもスケジュール的に無理だから、みんなによろしくって」


「あー残念!!!!シーズン前に活入れてやりたかったのに~」


「開幕したらますます会えなくなりそうだね・・・って俺たちも

新しい職場で慣れるまで忙しくなりそうだし・・・」


「スホ~お前今日暗いぞ!!!!!ほれっ見てみい」

ベッキョンが自分のスマホを取り出すと

アルバムから写真を探し出してスホの顔の前に差し出した


「ああ・・・懐かしいな・・・」

スホが小さく笑うと他のメンバーも覗きに集まってきた


「これ・・・ミンソクが初めて俺たちと練習した日のだろう?」

ミンソクとルハンを囲んでみんなで笑顔で写っている


「うわっ可愛いっ!!!!ミンソク小さっ!!!!」


「うるさいっ!!!!ベク!!!お前に言われたくない!!!!」


「みんな幼い顔してるね・・・16歳位?」


新しくメンバーが増えたから記念に撮ろうよ!!!!

ルハンが言い出して撮ったものだった

ミンソクは当時の事を思い出すと胸が甘く疼く


突然ルハンに誘われて参加したフットサルチーム

初めて会うのに、みんな長年の友達のように接してくれて

あの時思い切って参加して良かったとミンソクは思う

友達もほとんどいなく勉強だけの日々だったのが

ルハンのおかげで充実した日々に変わった・・・

ルハンはいつでもみんなのリーダー格だった

いつも明るくて元気でサッカーが一番上手で・・・


みんながルハンに会いたくて

しんみりした所にミンソクのスマホがぶるぶると震えた


「あっルハンから電話だ~」

ミンソクが嬉しそうに電話に出るとみんなが集まってくる


「ミンソク? みんな元気そう?」


「おいっミンソク!!!スピーカーにしろよ」


「ちょっ・・ちょっと待てよっ!!!ルハン~みんな集まってるよ」


「あははははっ!!!!楽しそうじゃん・・・俺も行きたかったけど・・・ごめんな」


ルハンとの電話でメンバーが盛り上がる

散々電話口で騒いだ後に

「シーズンオフには絶対に会おうね~」と言って電話は切れた


「ルハンはさぁ、ここのメンバーの番号知ってるのに、

結局ミンソクの番号にかけてくるんだなぁ」

チャニョルが少しいじけて言うと


「仕方ないじゃん・・ルハンの一番はミンソクなんだから」とレイが答えた


ぶっ!!!!!!


「ミンソク~汚ねぇなぁ~ビール吹くなよっ!!!!」


「う・・うん・・・ごめん・・・」


「あれ? 何か赤いよ・・顔・・・」


「けけけけ・・・ルハンの一番に照れてますか~?」


「うるさいっ!!!!ベク黙れっ!!!!」


周囲にからかわれながらも

中学時代の友人よりも自分が優先されている事実にミンソクは嬉しかった



俺たち親友だもんな・・・俺の一番もルハンお前だよ・・・


心の中でミンソクは呟く


この時のミンソクは

まだ自分の本当の気持ちに気づかないでいたのだった・・・
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こんばんは(*´∇`)

るぅプロになったんですね(≧▼≦)

照れちゃうシウちゃん可愛い(*´-`)

続き楽しみです♪



シウハンデイってあったんですねぇ(*´∀`*)


いつも素敵なお話ありがとうございます<(_ _*)>

更新楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ

やっぱ

宗文さんのるーみんはほっこりしますね

ほんとにね、『愛』がね・・
泣ける( ノω-、)

毎回、芸のないコメントで申し訳ないっす

Re: こんばんは(*´∇`)

> aさんへ

いつもコメントありがとうございます

そうですプロになりました
そして次のステップに行きます
そして大きな変動もあります

なかなか更新が出来ずにすみません
のんびりお待ちください

Re: やっぱ

> あんさんへ

コメントありがとうございます
褒めて頂いて嬉しいです・・・褒めて伸びるタイプなので(笑)

この話は「ほっこり」しないんです・・・実は・・
この後波乱があります

すみませんなかなか更新できずに・・・のんびりお待ちください
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宗文san

Author:宗文san
るーみん大好き宗文です。2人の幸せを祈ってます。ここでは2人の妄想話が主になります。BLが苦手な方は読まずにお帰り下さい。

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